神奈川県の仲間からの報告です。
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6月10日(日)午後、「改憲・戦争阻止!大行進」横須賀実行委員会は、子どもたちの未来を戦争で奪うな!と2回目の学習会を行い、集会後、台風が接近する中を歩いて!歩いて!5回目のデモを行いました。沿道で買い物をしている人々に私たちの本気さをアピールできたのではないかと思います。2-IMG_0475
学習会では、横須賀の弁護士・呉東正彦さんに「知っていますか?横須賀基地のこと『3・11トモダチ作戦』での被曝米兵のことを」というテーマで講演していただきました。呉東さんは、横須賀配備の11隻中6隻のイージス艦の事故の原因を明らかにし、米国外の部隊では訓練もせず、過多な任務を要求する「ブラック」状態が事故の原因だと指摘しました。だからこそ「核体制の見直し(NPR)」による核戦争の危機は高まっているということです。

また、2011年「3・11」事故の時に「トモダチ作戦」によって被曝した米原子力空母ロナルド・レーガン乗組員たちの被曝による死亡や健康被害、東電を被告とした訴訟についても話され、こうした問題が福島切り捨て・帰還強制反対の闘いと一体であることが明らかにされました。1-IMG_0463
先月、駅頭でやった「シール投票」でも6割の人は横須賀が安全な街ではないと考えています。駅頭では、中高生、若い女性がビラをよく受けとってくれるようになりました。今回の学習会にも、そのビラを握りしめて新しい人が参加してくれました。先日訪問した親子で文化活動に取り組む団体でも、会としての制約はありながら、ビラを会員に紹介すると決めてくれました。明らかに世論は変化しています。労働組合こそもっとがんばらなくてはと思います。

横須賀では、7月に「知っていますか?なぜ朝鮮が南北に分断されているのかを」というテーマで学習会とデモをすることになりました。6月12日に歴史的な米朝会談が開催されましたが、4月27日の南北会談に象徴される朝鮮半島の平和実現に向かって、ロウソクデモを実現した韓国民衆、民主労総の闘いに連帯して、安倍政権を倒すことが日本の労働者民衆の責任だと思います。また8月には、イラク戦争で息子さんを奪われながら反戦を訴え続けているシンディー・シーハンさんを招いて、米兵に向け反戦闘争を呼びかけ、交流会を予定しています。

いまこそ、全国で戦争絶対反対、戦争のための改憲阻止の大運動をつくり上げましょう。闘う労働組合を復権しましょう!
          (「改憲・戦争阻止!大行進」横須賀実行委 品川)