新潟からのお便りです。
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2月12日に行われた今年の2.11闘争は、吹雪の中での街宣活動、西川重則さんを講師に迎えての「2.11集会」への参加、引き続いて西川さんとの交流会までの終日闘争になりました。

10年以上続いている「2.11リレートーク」街宣(2.11集会実行委と百万との共催)は、吹雪の中にもかかわらず、今年も合わせて15名余の参加を得て賑やかに行いました。
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街宣に続いて、日本キリスト教団新潟教会で「2.11思想信教の自由を守る集会」(主催:2.11集会実行委員会)が開催されました。今年の講師は百万人署名運動の事務局長でもある西川重則さんです。
集会は教会の青年たちによるバンド〝アフロでおろおろ〟の演奏で始まりました。アフロヘアで時事ネタをラップ調で演奏する彼らの存在は、集会に花を添えてくれるだけではなく、未来への希望となっています。
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西川さんの演題は『戦後73年の〈2.11〉にあって、日本国憲法に習熟しよう』です。西川さんは冒頭に、自身のお兄さんが24歳のときビルマ戦線で斃れたことによって、「なぜ戦争に行かなければならなかったのか?」と自問することが、自身の反戦思想の原点であることからお話しを始められました。

西川さんが口癖のようにおっしゃる「日本国憲法に習熟しよう」とは、ただ単に、現憲法を礼賛しているからではありません。そのことは、第一条の天皇条項が一番の問題であることを強調されておられることで明らかです。その真意は、改憲反対派が現憲法を武器として改憲派との闘いで活用すべきだという意味とともに、アジアへの侵略の歴史、加害責任が憲法成立の背景にあることが忘れられていることへの警鐘として発せられておられるのだということが、改めて分かりました。
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そしてまた、講演でも強調されていた「戦争は国会から始まる」という持論は、西川さんの代名詞でもある18年間にわたる国会傍聴の経験から得たものであるだけではありません。傍聴闘争のエネルギーの源泉は、1930年代の帝国議会における、軍部の圧力で反戦思想や言論が締め出されていった歴史を繰り返してはいけないという強い念(おも)いからくるものであることです。

西川さんは3年前にもこの集会の講師として招かれ、その時と特段変わったお話をしているわけではありませんが、「改憲国会」への危機感と怒りを感じさせる講演内容でした。

講演に引き続いて、会場を教会の1階に移して、百万人署名運動主催で西川さんとの交流会を持ちました。事務局から、講演でもお話しされた東京・文京区役所へのミサイル避難訓練反対の申し入れ行動の闘いに倣って新潟でも行いたいと提起しました。新潟は「北朝鮮」から発射したミサイルの軌道予想圏内ということで、この間二度、Jアラートが鳴り響きました。このことについて参加者に意見を伺うと、皆さん口々に「意味がない、役に立たない」「狙いは別にあるのでは?」と言い、小学校でも訓練が行われたというという話が続々と出てきました。
 百万・新潟としてもアラートやミサイル避難訓練反対の要請行動や朝鮮戦争を許さないための学習会に取り組んでいきたいと思います。(新潟県推進委員会 坂井)