12月11日に起きたあわや大惨事になっていたかもしれない新幹線の台車亀裂事故。
国鉄分割民営化以降、JRは安全をないがしろにして外注化を進めてきました。結果、他人ごとではないような重大事故が頻発しています。
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新潟の闘う仲間の報告を紹介します。 
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新幹線車両の台車破損重大事故について

みなさまへ!動労総連合・新潟です。
表題の件で、ご存知の方もいるかと思いますが、合理化の現状について報告します。
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台車破損という大変な事故の背景には、交番検査の検査周期延伸があります。
JR東海は(西日本も同時かと思いますが)、昨年春から新幹線車両の交番検査の周期延伸をしました。東日本も今年春から実施しました。

その内容は、従来は「30日か3万㌔を超えない期間(に検査する)」が交番検査の周期だったものを「45日か6万㌔を超えない期間」(東海)、「6万キロを超えない期間」(東日本)と、ほぼ2倍に変更したのです。この検査周期延伸が今回の事故の引き金になったことは明らかです。

ちなみに、新幹線での検査周期延伸は、開業後初めてでした。それを可能にした国交省の省令の規制緩和も原因です。

もう一つ、東海と西日本特有の効率化・合理化があります。
それは、東日本の新幹線車両は多車種ありますが、東海と西日本はN700系で1車種しかないということです。

このことは、車両検修をする労働者にとって、多くの知識と技量がなくてもできるという体制になっています。実態は不明ですが、外注化・下請化を容易にできる車両体制になっているということです。

とりあえず以上です。
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【参考】動労千葉を支援する会発行の「外注化阻止ニュース」