8月20日、対岸に泊原発が見える岩内港 旧フェリー埠頭 緑地公園で、「泊原発廃炉でいいんでないかい!TOMA ROCK &泊原発再稼働阻止現地集会」が開かれました。
参加した北海道の仲間からのお便りを紹介します。
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北海道にも原発があります。日本海に面し札幌市に近く、小樽市に隣接しています。道民の意志を無視して、集会のあった岩内町から望める岬の突端に3つのドームがおどろおどろした姿で立っています。
3-会場から泊原発2
3.11以降は稼働はしていませんが、政府が次のターゲットにしていることは間違いなく、全ての点検と整備は済んでおり、いつでも再稼働はOKと発表しています。

原発の恐ろしさとその犯罪性について、私もあらゆる場面で主張し告発してきました。今回の「泊ロック」と銘打った集会は、激しい島キクジロウさんの唄とトーク、若い皆さんの踊りと太鼓で幕が開けました。そのエネルギーに圧倒されました。(左側が島キクジロウさん)
2-島キクジロウさん
東京、福島、青森、札幌などから駆けつけた活動家や研究者と、キクジロウさんなどのシンガーの切々とした訴えが心に響き、背中を押される思いで暑さを忘れました。(写真下は函館の大間原発訴訟の会の竹田さん)
20泊
屋台もありました。文庫「泊原発とがん」の著者・斉藤武一さんのお店には、ご自分の著書数点の他にトリチウムの測定器(50万円)がありました。全国の皆さんのカンパでやっと買えたとうれしそうに見せていました。
1-ピクニックのような観客席2
最後に主催者から読み上げられた「泊ロック・泊原発廃炉でいいんでないかい」岩内集会宣言が拍手で採択され、デモに出発。約4km、参加者は約200人でした。(北海道 U)