2月3日に来日したトランプ政権・マティス米国防長官と安倍首相との会談、4日の稲田防衛相との会談で、「辺野古が唯一で一致した」と報じられています。イラク戦争で大虐殺を指令したマティスと安保戦争法を強行したアベが意気投合している様には戦慄します。人殺しの軍事基地、辺野古新基地ゼッタイNO!の声を全国でさらに大きく上げていきましょう。

1月29日(日)、安倍政権の暴力的な高江・辺野古基地建設に抗議する行動が新宿であり、参加しました。午後2時~JR新宿駅東口アルタ前で集会、3時~新宿駅を1周するデモを行いました。辺野古への基地建設を許さない実行委員会が主催してこれまで何回も行われている新宿デモです。
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途中、辺野古工事を受注している大成建設が入っている新宿センタービル前を通り、抗議のシュプレヒコール。
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新宿駅西口から南口へ、戦争反対、辺野古新基地に反対しよう!と呼びかけて歩きました。
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安倍政権は、3月末に期限が切れる「岩礁破砕許可」について、沖縄県に更新手続きをしないでコンクリートブロック投下などの作業を強行しようとしています。
「岩礁破砕許可」というのは水産資源保護法に基づく手続きのこと。政府は仲井真前知事の時に許可を得ていたものを今回の辺野古工事再開にあたり県に再申請する方針だったのに、地元の名護漁協が漁業権放棄で合意したことをもって「申請しない」と方針を変えたというのです。(下は、2月3日付朝日新聞)
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これに対し、沖縄では、「手続き経ぬ工事許されぬ」と弾劾しています。
「前知事への岩礁破砕許可申請は14年の名護漁協の漁業権放棄同意後である。今回は必要ないとなぜ言えるのか。
 辺野古と同じように地元漁協が漁業権の消滅に同意し、漁業補償も受けている那覇空港第2滑走路建設工事では、沖縄総合事務局が今年1月、岩礁破砕許可の更新を県に申請している。
 総合事務局の申請後に、岩礁破砕許可手続きを定めた県漁業調整規則が改定されたとでもいうのだろうか。辺野古新基地に限って再申請不要とすることは、二重基準にほかならない。」(2/3付琉球新報社説より抜粋)

こうしたデタラメなやり方で沖縄の海、珊瑚を破壊し、軍事基地を造るなど絶対に許されません。辺野古新基地建設は、「命よりカネ儲け優先」の福祉破壊、労働破壊、福島切り捨ての攻撃と全く同じ、一体です。全国で安倍政権に反撃していこう!(S)