1月20日(金)から通常国会が始まりました。
この日、国会では安倍首相の施政方針演説が行われました。その中で安倍は、「世界の真ん中で輝く国創りに挑戦」と言って、「名護市辺野古沖への移設工事を進める」と言い放ちました。そして、「(改憲)案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を」と主張し、改憲案づくりを推し進めることを宣言。また、「最大のチャレンジは…労働制度の大胆な改革」と言って、労働基準法を解体しようとしています。
悪法製造工場としか思えない国会。しかし、この日も小学生たちの「国会見学」が行われていました。複雑な気持ちです。
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国会で193回国会の召集が宣言されている昼12時から、国会前で「安倍政権の暴走止めよう1.20国会開会日行動」(主催:総がかり行動)が始まりました。
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今国会で、安倍政権は「東京オリンピックを成功させるためにはテロ対策が必要」と共謀罪新設法案を提出しようとしています。話し合うことが犯罪とされる恐ろしい悪法です。三度も廃案になった共謀罪をオリンピックを口実に強行しようなど絶対に許せません。
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野党各政党代表の国会議員も発言。
沖縄の伊波洋一さんも辺野古新基地反対で力を合わせようとアピールしました。
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ところで、後日、この日の国会中継で「開会式」というのを見てびっくり。
開会の宣言もなく、天皇が議場に入ってきたら全員起立し静かに頭を下げる。天皇は中央上段の特別の椅子に腰かけて見下ろす。衆参国会議員を代表して大島理森衆議院議長が短い式辞を述べる(読む)。「…日本国憲法の基本理念を改めて心に刻み、おのおのの最善をつくしてその任務を遂行し、もって国民の信託に応えようとするものであります」で終わる(!)。そのあと「おことば」を書いたものが天皇に届けられ天皇が読む。それは「…国民の信託に応えることを切に希望します」ということば述べて終わる。そのあと無言の間がある。そして、天皇は議場をゆっくり出ていく。このとき国会議員はみんな立っていたから、もしかしたら天皇の「おことば」からずっと起立していたのかもしれない。閉会のことばは特になく、それで終わるというものなのですが、なんとも奇妙で、変な感じがしました。これが「議会制民主主義」の開会式とは!でも、これが「象徴天皇制」の真の姿であり、戦後一貫した日本国の統治機構の姿、なのですね。(S)

●この開会式の中継(15分)は→参議院インターネット審議中継 (http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php)から入って、左の中継カレンダーの1/20を選んで、さらに「開会式」を選ぶ。