埼玉県東松山市にある「丸木美術館」で、2016年の《今日の反核反戦展 》が開かれている(~1月14日まで)。
これに、昨年撤去された経産省前テントひろばの第二テント「反原発美術館」が出展されている。
   丸木美術館
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          第二テント反原発美術館
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丸木美術館は、丸木位里・俊さんが作成された「原爆の図」の常設館で、原爆の図の他、沖縄の図、アウシュビッツの図、水俣の図、三里塚の図なども飾られている。
毎年、企画展が開催され、いろいろのジャンルの美術家たちが作品を出品されていて、今年は星野文昭さんも2枚の絵を出品している。

今年の《今日の反核反戦展 》には、経産省前テントひろばも、あの第二テントを、テントごと出品した。第二テントは女たちのテントとしてあったが、2015年12月に画家たちがそのテントそのものに反原発の絵画や版画等々を描き反原発美術館としても立ち続けていたもの。
テント撤去後も、経産省から取り戻してきて、静岡の浜岡原発廃炉のひまわり集会(2016.11.20)に貸し出したりしていた。その活動の一環で、今回、テント全体を作品に見立て、テント丸ごとを設置したのだ。

テントは二階ベランダ(三角形)に設置、テント支柱1本は外に立てる。
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    テント内部でトーク
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丸木美術館も企画展の開催中に、講演会やトーク・イベントを行っているが、テントも独自のライブペインティングや講演・パネル展を行って来た。
12月10日、岡志憧(おかしどう)さん(現代アーティスト)のライブ・ペインティング(写真下)。スプレーによるグラフィティ作品です。
岡さんのライブペインテイング
12月18日には、井上めぐみさんの講演会 「福島の涙はわたしたちの涙 ~あれから5年~」と写真パネル展示があった。
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今回のテント展示は、映画監督の早川由美子さんが丸木美術館と企画展実行委員会に交渉して、開催にこぎつけることができたのだが、丸木美術館のような美術館でこうしたものが開催できた意義はすごく大きいと思う。反核、反戦、反原発がつながっていく。
今週で企画展は終わる。ご都合のつく方はぜひ行かれることをお勧めします。(T)

【丸木美術館への行き方など】
原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市下唐子1401、tel.0493-22-3266)
入館料:大人900円(シニア800円)
①東武東上線「つきのわ駅」南口から徒歩30分(駅で地図をもらえる)、
②東武東上線「森林公園駅」南口よりタクシーで約10分(1300円くらい)、
③東武東上線「高坂駅」と「東松山駅」間の市内循環バス「唐子コース」が近くを通る(時刻は美術館に問合せ、日祝運休)