テント撤去後も座り込は継続 

昨年の8月21日に<脱原発テントひろば>のテントは撤去されてしまった。しかし、翌日から、テント跡地前での座り込みが始まり、一日も休むことなく経産省前座り込みは継続している。
ところが11月2日に、経産省が「テント跡地を花壇にする」と言って、跡地前の行動を妨害したので、座り込みの場所を経産省正門前に移し、以来今日までそこで座り込みを続けている。
     テントひろば跡
3-テントひろば跡
12月29日には2016年最後の経産省抗議行動を行い、2017年1月4日には餅つき大会と新年初の経産省抗議集会を行った。
      12月29日 経産省前
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     1月4日 餅つき大会
餅つき
     1月4日  経産省前抗議行動
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深刻化する原発被害

原発再稼働がどんどん推進されている。また、福一の廃炉費用や賠償費用が21兆5000億円かかることを12月に経産省が公表した。何が「原発は安い」だ。東電の責任が問われないまま、費用のほとんどは電気料金値上げや税金でまかなわれる構造だ。とんでもないことだ。

2016年12月27日に福島県民調査報告書は、福島県の小児甲状腺がんの子ども達は183人になったことを公表した。しかし、国、県、市町村の行政は住民帰還に必死で、そのお先棒をJRが担って常磐線の全線開通に走っている。また、自主避難者たちの住宅援助打ち切り(3月)を打ち出している。

新年1月6日から首相官邸前での原発なくせ!金曜日抗議行動<金官>が始まった。寒い中、多くの人々が集まった。継続は力だ。 
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前段で、毎週17時~18時まで行われている経産省への抗議行動(テントひろば主催)も開始された。
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経産省前では、このあと19時~21時まで、火炎瓶テツさんたちが呼びかける反TPP・共謀罪反対等々を掲げる行動も行われた。
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福島を忘れさせてはならない。そういう意思で、経産省前テントひろばはテントはなくても反対運動のかなめとして霞が関で頑張っている。
原発再稼働阻止、原発廃炉へ!福島切り捨てを絶対許さない!今年も闘い抜こう。(T)