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11月6日(日)、関西生コン支部、港合同、動労千葉と国鉄闘争全国運動が呼びかけた「全国労働者総決起集会」が日比谷野音で開催されました。今年は、この東京集会も民主労総ソウル地域本部が呼びかけた「11・6東京~11・12ソウル国際共同行動」の一環として行われ、パククネ政権打倒の大情勢に入った韓国から、30数名の民主労総の労働者が参加しました。

以下は集会プログラムです。
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連帯あいさつに立つ三里塚反対同盟。「市東さんの農地強奪を絶対に許さない」「第3滑走路建設を必ず阻止する」と、強烈にアピールしました。
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福島の佐藤さんは、被曝と帰還の強制に反対する署名運動を訴えました。
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民主労総の労働者が一挙登壇。
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代表して発言するキムソンハン・ソウル地域本部統一委員長。「11月12日にソウルで20万人が集まる大規模集会を準備している」「われわれが先頭に立って闘って戦争を防ぎ、新自由主義構造調整を阻止しましょう」と訴えました。
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動労千葉の田中委員長は、「「何のためにここに集まったか。民主労総の闘いに応え、労働運動の現状を変革したいからです」と力を込めて話し、日本の労働者の課題として、朝鮮半島での戦争を阻止すること、安倍政権の「働き方改革」、労働法制解体との闘いの最前線に立つこと、国鉄分割・民営化との30年にわたる闘いに勝利し労働運動の後退を突き破って闘う労働運動をよみがえらせることを訴えました。
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東京交通労組の労働者などが小池都知事との対決を表明。
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連帯あいさつに立つ、百万人署名運動の西川事務局長。
「とめよう戦争への道!百万人署名運動・事務局長の西川重則です。きょうは、お隣の韓国の方々、アメリカ・ドイツなど遠方の方々が共に参加され、文字通り、国際連帯に基づく課題、戦争絶対反対の集会となりました。

私たちは、日本でいま、戦争・改憲に突き進む安倍政権打倒をめざし全力で戦っています。

安倍首相は、戦争のできる悪法を強行成立させ、日米軍事同盟を強化しています。戦前・戦中の侵略・加害の歴史を問題にせず、日本民族中心思想の歴史・伝統・文化をめざして、平和憲法を改悪しようとしています。そして、財界中心の資本主義社会の延命のため、戦時中の「大日本産業報国会」の再現を夢見て、労働組合を解体しようとしています。私たちはこうしたことを絶対に許しません。

だからこそ、私たちは、労働者民衆の戦争反対の国際連帯こそが、戦争をさせない大きな力であり、私たちの責任課題であることを声を大にして叫んでいるのです。

私たち「とめよう戦争への道!百万人署名運動」は、厳しい現状にあって、昨年9月19日の真夜中(午前2時18分)に強行採決された「戦争法」の実戦化を許さず、文字通り「とめよう戦争!」、「朝鮮半島で戦争が始まる前に止めよう」の運動に全力投球すべきだと思っています。

そのためにも、私は、日本国憲法を徹底学習し、その適用を訴えています。まさに「普遍的価値」を意味している日本国憲法第9条第1項、第2項の意味を正しく認識して、自衛の名による戦争も認めない、戦争絶対反対を訴えていかねばなりません。

憲法第9条の歴史的意味、平和憲法の本質を学び、平和を創りだすための実践を強く訴え、国境を越えた人々との国際連帯を大きくしていきましょう。共に励みましょう。」
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根津公子さん。
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セウォル号の被害者を励ます歌と踊りを全体で行いました。
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民主労総の律動グループ、ソノン。
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アメリカからは鉄道・都市交通の労働者が来日。
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滞日外国人労働者も次々とアピール。
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集会では、「労働運動再生めざし『働き方改革』に反撃を!」「東北アジアにおける新たな戦争を絶対に阻止しよう」の決議が採択されました。

集会後、韓国ゼネスト連帯、朝鮮戦争を止めよう、労働法制改悪阻止を訴えて銀座~東京駅をデモ行進。
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終点では、韓国の労働者たちとハイタッチで団結を強めました。(K)
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