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「駆けつけ警護」任務で「殺す」「殺される」
自衛隊の南スーダン派兵を中止せよ

内閣総理大臣 様
防衛大臣 様
陸上自衛隊第9師団長 様

昨年9月に強行採決された安保戦争法によって、陸上自衛隊に「駆けつけ警護」の任務が加えられ、11月のアフリカ・南スーダンへのPKO派兵部隊から実行されようとしています。この「駆けつけ警護」任務によって、〝武器を積極的に使う〟自衛隊に変わります。
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南スーダンは2011年にできた国で、2014年4月には住民が避難するPKO部隊の宿営地を武装勢力が襲撃し、50人近くが死亡しました。今年7月には大統領派と副大統領派による大規模な戦闘が起こり、首都ジュバで270人以上が死亡しました。南スーダンは内戦状態です。
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11月に南スーダンに交代派兵される部隊は、青森駐屯地を拠点とする陸上自衛隊第9師団第5普通科連隊の隊員たちです。当時の小泉首相が「自衛隊が活動するところは非戦闘地域」と強弁したイラク派兵(2003~2009年)でさえ、政府は秘密裡に棺桶を持参させました。南スーダンで自衛隊員が「殺す」「殺される」事態に踏み込んでいくことは避けられません。

安倍政権は、今回の南スーダン派兵を通して自衛隊を「武力行使をする軍隊」に変えようとしています。それだけでなく、東アジアと朝鮮半島をめぐって戦争をあおり、戦争態勢を築こうとしています。

私たちは憲法改悪と戦争に絶対反対です。戦争を許さない労働者民衆の願いは、国境を越えて一つです。自衛隊の南スーダンPKO派兵の中止を強く要求します。

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