「経産省前テントひろば」は、今年8月21日に不当に撤去されてしまった。2011年9月11日にテントが設立されて丸5年を迎える2週間前の深夜だった。
しかし、9.11怒りのフェスティバルは、テントそのものはなくなってしまったが、テントひろばの賑わいはそのまま、意気軒高と「原発がなくなるまで闘い続ける」覚悟を確認できる行動となった。

脱原発9.11行動は、ざっと以下のようなプログラムで行われた。
15:00 経産省前で、浦邉力さん司会で開始。浦邉力さん、ジョニーHさん、橋本美香さん(制服向上委員会)などの歌・音楽演奏。
16:45 懐かしい「かんしょ踊り」
 同時に、日比谷公園から、希望の牧場(吉沢さん)のオブジェのベコ(牛)を担いで(牛神輿)デモに出発。経産省前で合流し、さらに日比谷公園まで。怒りのベコは雄たけびを上げていた。
17:30 スピーチ開始 司会は乱気流さん
 淵上太郎さん(テント裁判被告)、 武藤類子さんと黒田節子さん(福島の女たち)、川端清明さん(川内原発反対)、八木健彦さん(伊方原発反対)、大城悟さん(沖縄平和運動センター)、正清太一さん(テント裁判被告)、亀屋幸子さん(避難者)、齋藤美智子さん(反原発活動家)、柳田真さん(たんぽぽ舎)、早川由美子さん(映画監督)など。
18:45 経産省包囲ヒューマンチェーンを2回。
19:10 終了

「怒りのフェスティバル」とは別に、いつものように午後から経産省前テントひろばの座り込みは行われていた。15時フェスティバル開始とともに、座り込みをやっていた場所は野外カフェに早変わり。生姜ジュースや三種類のふかし芋(ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ)、そしてスイカが用意されて、参加者に振るまわれた。
この日は同時刻に新宿のアルタ前で、沖縄・高江の工事強行と弾圧に抗議する集会・デモが開かれていたが、その新宿デモが終わった頃から人が増えだした。
「たくさん人が集まったね」、「久しぶりの人に会った」、「参加した人たちはみんな知り合いの感じだね」、「5年間はたいしたものだったよ」、「飲物や食べ物の振るまいはたいしたものだ」といった感想がもれ聞こえた。(T)
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Image2かんしょ島
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解散地点
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Image2裏
鎖