沖縄・高江からの緊急アピールです。
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沖縄・東村高江のヘリパット建設現場で沖縄防衛局は7月22日、全国から派遣された500人の機動隊で反対する市民を暴力的に排除して建設を強行した。ある人はろっ骨の大けがを負い、ある人は殴り飛ばされ、3名が救急搬送された。防衛局はヘリパッド新設6か所のうち、4か所が住民の反対で着工できずに焦って暴力的に出てきたのだ。
ただ、今回着工した所は見せかけの工事で(谷底を埋めたりしないと工事が進まず、長期に及ぶ可能性がある)、本来の工事をするには今回工事を開始した場所の反対側から工事しないと円滑な工事は行えない。そこには反対する市民のテントがあり、防衛局は8月5日までに撤去するよう通告してきている。

人口140人の集落に500人の機動隊で制圧

全国から派遣された機動隊は県道を24時間制圧し、嫌がらせの検問を実施し、住民に恐怖感を強制して暴力支配している。(写真は7月25日の高江)
●機動隊車両40~50台くらいか。
高江の県道を制圧する機動隊車両、その数40~50台か
北側から
●機動隊が反対する市民を森の中に押し込もうとしている。
反対する市民を森の中に押し込んでいる
●N1ゲート前、右側の森の中に市民たちが押し込まれた。
左側がゲート右側の森の中に市民が押し込められている
●やむを得ず森の中で集会をする市民・住民たち。
やむを得ず森の中で集会する地元の人と市民

これが、戒厳令でなくてなんだろうか!
本土のマスコミは、ポケモンと都知事選の話題ばかりで、沖縄・高江の現実を伝えようとしない。しかし、これは間違いなく明日の東京の姿であり、日本の姿なのだ。

8月、全国から高江に参集しよう
闘いはまだ始まったばかりだ。安倍は、防衛省は焦っている。全国から高江に集まり、オスプレイ・ヘリパッドの工事を阻止しよう。沖縄に来れない人は、東京をはじめ全国で抗議の声をあげよう。(百万人署名運動・沖縄の会 K)