九州からのお便りを紹介します。
* * * * * * *
動労総連合・九州(国鉄九州動力車労働組合)が羽廣憲委員長を先頭に6月9日~10日、熊本被災救援行動に立ちました。同時に、九州新幹線の熊本総合車両所の労働者へのビラまきも行いました。私たち百万人署名運動・熊本県連絡会(準)と福岡労組交流センターも固く連帯してともに闘いました。

熊本の労働者市民に訴え

9日朝はまず、富合駅に隣接した新幹線車両工場前で、「安全対策そっちのけの九州新幹線運行再開弾劾!」のビラまき行動。4月14日の新幹線脱線事故は、全車軸が脱線した新幹線では最大の事故です。列車やレールに「脱線防止ガード」や「脱線防止ストッパー」をつけていなかったことが問題視されながら、JR九州は4月27日、何らの安全対策も行わないまま運転を再開したのです。ビラを受け取った労働者は、自分たちが日々検査修理を行っている車両のことなので関心が高く、みんな読みながら工場に入っていきました。

午後1時からは、熊本市の中心街・下通り商店街で街頭宣伝を行いました。羽廣委員長は、「震災被害の拡大は新自由主義がもたらした人災です」「震災解雇は拡大し、労働相談は1万件を超えています。被災地切り捨てを許さず、国鉄解雇と30年間闘ってきた動労総連合・九州と一緒に闘おう」と訴えました。熱い共感の中で次々と署名が集まり、話し込む人も多かったです。

益城町、南阿蘇の避難所へ
翌10日は、益城町、南阿蘇に救援物資を届けに行きました。震災から約2ヶ月、いまだ6400人を上回る人たちが避難所生活を強いられています。実際には、避難所生活の困難さから、全壊・半壊の家の敷地内にテントを張って住んでいる事実上の避難者はかなりの人数になります。
1-益城町救援物資を届けたところ
益城町では、家が全壊し、いまなお公民館で生活している人たちのところに訪問しました。小さな公民館ですが、最初はここに40名もの人たちが避難し、敷布団1枚に2人で寝ていたそうです。家の全壊した写真を見せながら「全壊家屋で援助金はたったの300万円。一体こんな金でどうしろというのだ」と怒りは強い。仮設住宅の建設も予定の1割ほどしか進んでいません。梅雨前に解体作業が必要であるにもかかわらず、今なお全壊・半壊の家がそのまま残っていました。
2-益城町2
次に向かったのは南阿蘇。赤ちゃんのおむつなどを届けて喜ばれました。そこでの話は、避難所での生活の大変さでした。そして目にしたのは、遠くに見える阿蘇の山の一部が削り取られ、山肌がむき出しになった光景でした。「日々、様相が変わっている。さらに大きな山崩れが起きるのでは」と皆さん心配していました。
 “5月下旬、阿蘇市で震災対応に追われた自治体労働者が自殺”の新聞記事(6月4日付毎日)。震災で助かった命がまた奪われました!

震災問題で学習会
5月下旬に熊本県連絡会(準)で「新自由主義と熊本大震災」をテーマに学習討論会を行いました。この大震災をどうとらえ、立ち向かっていくべきなのか。熊本市民病院や宇土市役所の崩壊なども、新自由主義による地方切り捨て政策により、必要な公共施設の耐震工事を予算がないと先延ばしにしてきた結果です。被災地切り捨てを許さず、階級的労働運動、労働組合を先頭に力を合わせて安倍政権を打倒しよう!新しい労働者の政党をつくろう!と確認しました。[百万人署名運動・熊本県連絡会(準) W]

お願い
動労総連合・九州は福岡から車で救援活動を続けています。カンパ等ご支援よろしくお願いします。
【救援カンパ送り先】
ゆうちょ銀行・口座番号
 01720-1-128148
国鉄全国運動・九州(コクテツゼンコクウンドウ キュウシュウ)