経産省前テントひろばが設置されて5年目に入った10月26日、国・経産省が起こした「テント明け渡し 撤去と損害賠償請求」の控訴審判決があり、東京高裁は国の言い分を認めて「控訴棄却」の不当判決を下しました。
テント側は直ちに最高裁に上告。かつ、テント撤去の執行停止を申し立てましたが、これは却下されました。
テント側は、国側からのテント撤去に対して、「非暴力・不服従」で闘うことを確認して、毎日、備えています。
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10月28日には、経産省はテントのための「監視カメラ」を「性能が悪くなったので」と言って細工しに来ました。
淵上さんと正清さんの銀行口座の凍結と3500万円の賠償請求
さらに、11月に入ってから、経産省側は、被告とされた淵上太郎さんと正清太一さんの銀行口座を凍結しました。二人に対しては銀行が「国の指示であなたとの銀行口座を凍結しました。使えませんので、お知らせします」と言ってきたそうです。
また、11月30日、12月1日と経産省の役人がテントにきて、「控訴審の判決に基づいて、速やかにテントを自主撤去していただきたい。できなければ更なる法的措置を考えなければならない」と言ってきました。
そして、淵上さんと正清さんには、各3500万円の賠償請求書が送り付けられたということです。
この恥知らずな国・経産省の攻撃に動じることなく、テントひろばは毎週金曜日午後5~6時まで、経産省に対して、「テント撤去をするな!」「原発の再稼働をするな!」「福島原発事故の責任をとれ」と抗議行動をしています。
第二テントが「反原発テント美術館」へ
経産省前テントひろばを守り、さらにその存在を広くアピールするために、映画監督の早川由美子さんのコーディネイトで、第二テントは「反原発テント美術館」に変身しました。
12月5日に、画家の長谷川直美さんと井上ヤスミチさんのライブペインティングをもってオープンしました。
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12月12日には柚木ミサトさんがライブペインティングを行い、かなりの人たちが参加・見学でテントひろばに集まりました。
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イルコモンズさんのフレコンバッグのオブジェもあります。
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他にも展示物があります。テント内の版画です。
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この美術館は「霞が関の新しい名所」になりつつあります。国・経産省の理不尽な撤去に対しては、画家たちの絵も立ち向かうということです。
みなさん、「福島を忘れてはならない」のです。「テントはつづくよどこまでも」です。(N)