愛媛からのお便りです。
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10月24日(土)に、月に一度の定例街宣を4人の参加でおこないました。
この日は何と、櫻井よしこら右翼が呼びかける「改憲のための1000万人署名」をやる人たちと一緒になり、まつちかタウンからの上り口を挟んで広場側に改憲派、高島屋側で戦争法反対・改憲阻止署名をやっている形になりました。
1-151024愛媛街宣
しばらくして改憲派の人がこちらに声をかけてきて、「許可は取っているのか、警察を呼ぶぞ」と「脅し」をかけてきたりしましたが、そうなると逆にファイト満々で、マイクでのアピールと署名を呼びかけました。
改憲派のビラを持って通る人、こちらのビラを受け取り改憲派のビラは受け取らない人。署名に応じる人も「戦争反対の署名よね」とわざわざ確認したり、「負けずにがんばって」と声をかけてくれたりと、いつもよりも盛り上がります。署名をしてくれた学生さんが「自分は山口(安倍の選挙区)の出身で申し訳ない」と、「あなたが悪いわけじゃないから」というやり取りもありました。
これからも改憲派と出くわすこともあるでしょうけれど、やり合いの中で、「行動しなくちゃ」「署名しなくちゃ」と思ってくれる人もたくさん出てきます。
戦争反対!戦争法絶対反対で声を上げていきましょう。(百万人署名運動愛媛県連絡会 H)
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今こそ、憲法改悪絶対反対!の運動を強めよう!

●11月10日、新憲法の制定をめざす「日本会議」が主導する改憲派の集会が日本武道館で開かれました。衛藤首相補佐官や下村前文科相らも参加、安倍首相がビデオメッセージで参加しました。何と安倍内閣の閣僚のうち7人がこの日本会議の役員とのことです。集会主催団体である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(櫻井よしこらが共同代表)は、改憲賛成の1000万人賛同署名に取り組み、来年の参院選での国民投票の実現、改憲をめざしています。
日本会議の特別顧問でもある安倍首相はビデオメッセージの中で、「憲法改正の手続きについては、第1次安倍政権で国民投票法が制定され、第2次安倍政権で、宿題とされていた投票年齢の18歳(以上)への引き下げが実現しました。憲法改正に向けて渡っていく橋は整備されたのであります。」と述べ、改憲に向けともに進もうと呼びかけたそうです。
10安倍ビデオ
●上記の集会と同時並行で行われていた衆議院予算委員会(閉会中審査)でも、安倍首相は改憲について、「9条改正が必要であると、自民党の総意として(憲法改正)草案をまとめた。その考え方に変わりはない」と協調しました。
そして、「改正すべき条文として、どの条文にしていくかを議論していく。そういう段階にあるだろうと思っている」と述べ、「(自民)党において、緊急事態条項からやるべきだという議論もかなり有力だ」と、野党の賛成が得やすい緊急時の対応の新設から改憲をめざすという考えを示しています。
●2012年4月に出された自民党の「日本国憲法改正草案」は、天皇の元首化や国防軍の保持をうたい、基本的人権や地方自治などの考え方の変質、さらに緊急事態の新設による内閣への権力集中など、「戦争放棄」の現憲法の解体そのものです。
安倍政権の改憲攻撃の強まりに抗して、職場や地域、学園で、改憲ぜったい反対!の声を今まで以上に大きく上げていきましょう。(S)