8.11川内原発再稼働、8.14安倍70年談話への労働者民衆の回答は、「安倍打倒!」です。
安倍70年談話の結びの言葉は、<…価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。>でした。
つまり、今国会で戦争法案を強行し、資本主義陣営の延命のため、日本の財界と一体となって戦争も辞さず撃って出ます、ということでしょう。朝鮮情勢が緊迫する中、だからこそ私たちは、絶対に戦争への道はNO!閣議決定された70年談話NO!とはっきりさせ、安倍を一刻も早く政権の座から引きずり下ろし、戦争法案を葬り去りましょう。
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8月20日(木)午後6時過ぎ、国会前には続々と労働者市民が集まってきました。毎週木曜日に行われている戦争法案を廃案へ!の抗議行動は14回目。回を追う毎に参加者が増え、この日は約2300人が駆けつけました。
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6時30分から始まった国会前アピールでは、民主党・共産党・社民党の国会議員らの発言、各団体を代表する弁護士らの発言が続きました。隊列の中には多くの労働組合の旗があったのですが、労働組合からの発言が一つもなかったのは残念でした。
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行動する憲法学者・清水雅彦さんはこの日の発言の中で、安倍首相のやっていることは、民間シンクタンクの「日本国際フォーラム」の2009年提言ですでに出されていることだと指摘しました。
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帰ってから「2009年提言」とやらを調べてみると、確かに、まず題名から「積極的平和主義と日米同盟のあり方」となっていました。
そして、その中身も、「国土防衛のための提言」という中に、
①「非核三原則」などの「防衛政策の基本」を再検討せよ、
②米軍再編プロセスに協力し、集団的自衛権の行使を認めよ、
③「武器輸出三原則」は根本的にそのあり方を見直せ、
④国家の情報収集・分析体制を整備・強化せよ
とあり、さらに「世界的安全保障のための提言」の中に、
①「国際平和協力一般法」を制定し、グローバルな「集団的安全保障」に貢献せよ、
とありました。
このシンクタンクには多くの「財界人政策委員」が入っており、その要請が反映していると言えます。
そうした人々の要請に応えて、安倍首相は、この提言に沿って次々と実践しているわけです。
冗談ではない!です。なんとしても、安倍の攻撃を打ち破りましょう。
20日の木曜行動の最後に、主催者(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)から、戦争法案廃案、安倍を倒すため、8月30日(日)に国会を10万人の人々で包囲しよう、全国各地で同じ日にいっせいに行動に立とうと呼びかけられました。
詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
http://sogakari.com/?p=633 
8月30日午後、職場の仲間、学園の仲間、地域の仲間、家族と共に、国会周辺に駆けつけましょう!
社会を揺るがす大行動をやりましょう!
可能ならば、「集団的自衛権反対!」のノボリ旗(上の写真参照)を目印に集まってください。一緒に抗議の声を上げましょう(S)