4月2日(木)午前10時30分から、今国会初の衆議院憲法審査会が開かれました。あらかじめ15分程度という予定であったため傍聴者は百万人署名運動からの2人だけでした。
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ところが、委員会室に行くとびっくり。すでに報道関係者50人くらいが詰めかけていて、本来の傍聴者が座る席がすぐには見つけられないほどでした。
マスコミの注目度が高かったためでしょうか、この日は会議開始時点で全部で50人の委員のうち47名が着席していました(こんなことはめずらしい!)。
委員会での発言は、新しく憲法審査会会長となった保岡興治議員(自民)の挨拶だけでしたが、自民党が「16年秋には改正案発議ー翌春には第1回目の国民投票を実現」と改憲シナリオを表明しており、それに向けて改憲項目の縛り込みに入るという実質的な第1回目となる憲法審査会だったので、マスコミ総結集となったのだと思います。
憲法審査会委員の構成は、自民31、公明4、維新5、民主8、共産2、多数決をとれば一目瞭然の現状です。
今国会でさまざまな戦争法を強行しようとする安倍政権が狙う改憲案など絶対に認められません。「戦争法と改憲に反対します。」の全国署名を職場・学園・地域で広げ、絶対反対の声を強めましょう!(S)

傍聴に入る西川重則事務局長(衆議院議員面会所前)
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衆議院の憲法審査会を傍聴するためには、ここから入ってすぐの面会所で紹介議員の秘書さんから傍聴券を受け取って、さらに奥へ入っていきます。傍聴受付の場所では荷物や上着をロッカーに入れさせられ、筆記用具くらいしか持って入ることはできません。傍聴席では声をあげることも許されず、貼られている傍聴規則もひどいもので、国会へ行くと「主権者は誰か!」といつも腹が立ちます。
衆議院議員面会所最寄りの駅は地下鉄「国会議事堂前」出口1です。
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駅を出てすぐ右前が首相官邸、いつも厳重に警備されてます。
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左側には警備車両がズラリ。国会は外は警察、中は衛視(国会の中の警察みたいな感じ、一応衆議院議長の指揮下にあるそうです)によって厳重に守られていました(誰から?)。
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