とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2020年12月

■労働組合つぶしの大弾圧を許さない!元旦行動
とき◆1月1日(金・休)午前10時~/ところ◆大阪府警本部前(大阪市中央区大手前3-1-11)/関生支部からの報告、支援・連帯あいさつ*創意工夫のデコレーション大歓迎/主催◆労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委(tel. 06-6575-3131全港湾関西地方大阪支部)

■『戦車闘争』(1972年相模原闘争についてのドキュメンタリー、104分)上映
とき◆12月30日(水)~31日(木)午後1時35分~、1月2日(土)~8日(金)午前9時30分~/ところ◆ジャック&ベティ(神奈川県横浜市中区若松町3-51)/問合せ◆ジャック&ベティ(tel.045-243-9800)

■辺野古新基地建設の強行を許さない!防衛省前抗議行動
とき◆1月4日(月)午後6時30分~7時30分/ところ◆防衛省正門前(JR市ヶ谷駅7分)/主催◆辺野古への基地建設を許さない実行委(tel.090-3910-4140関東一坪)

■久留米「8の日行動」~アピール&署名活動
とき◆1月8日(金)午後5時~6時/ところ◆西鉄「久留米」西口商店街入り口(福岡県久留米市)/主催◆百万人署名運動福岡県連絡会・久留米(tel.090-7539-7497)

■星野文昭・暁子 絵と詩展 in香川
とき◆1月8日(金)~11日(月・休)午前10時~午後5時(最終日4時まで)/ところ◆高松市美術館(紺屋町10-4)/主催◆香川・星野文昭さんを取り戻す会(tel. 090-7146-9667片山)

■三里塚・新年デモ&団結旗開き
とき◆1月10日(日)午後1時30分~デモ(市東さんの南台の畑に集合)、2時~団結旗開き(市東さん宅の庭にて。今回は飲食なし)*12時30分~しめ縄取り付け(東峰神社)/主催◆三里塚芝山連合空港反対同盟(tel.0476-35-0087)

■東海第二原発、再稼働工事はやめよ!「日本原電本店抗議」
とき◆1月13日(水)午後5時~5時45分/」ところ◆日本原電本店前(台東区上野5-2-1、JR秋葉原駅7分)/共催◆とめよう!東海第二原発首都圏連絡会ほか(tel.03-3238-9035)

■東電は原発事故の責任をとれ!「第88回東電本店前合同抗議」
とき◆1月13日(水)午後6時30分~7時30分/ところ◆東京電力本店前(JR新橋駅日比谷口より5分)/呼びかけ◆たんぽぽ舎/経産省前テントひろば(tel.03-3238-9035)

■北村小夜さん講演会「教育と天皇制」→延期になりました。
とき◆1月16日(土)午後2時30分~/ところ◆スペースたんぽぽ(神田三崎町3-1-1高橋セーフビル、JR水道橋西口6分)/講師◆北村小夜さん(第32回多田瑤子反権力人権賞受賞)/800円/主催◆スペース21(tel.03-3258-9649)

■国民投票法撤廃、改憲阻止!国会開会日闘争
とき◆1月18日(月)午前11時~12時(正午~総がかり行動集会に参加)/ところ◆国会議員会館前(地下鉄「永田町」すぐ)/主催◆改憲・戦争阻止!大行進実行委(tel.070-5582-2882)

■学術会議任命拒否撤回!改憲反対!国会開会日行動
とき◆1月18日(月)正午~/ところ◆国会議員会館前/共催◆総がかり行動実行委/安倍9条改憲NO!全国市民アクション

■ドキュメンタリー映画『タネは誰のもの』(65分)上映
とき◆1月18日(月)~2月3日(水)月・火・水のみ上映/ところ◆シネコヤ(神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-4-6、小田急江ノ島線「鵠沼海岸」3分)/問合せ◆シネコヤ(tel.0466-33-5393)【オンライン上映あり】「タネは誰のもの」で検索してください。

■学術会議任命拒否撤回!改憲反対!「国会前19行動」
とき◆1月19日(火)午後6時30分~/ところ◆国会議員会館前/共催◆総がかり行動実行委/全国市民アクション

■「大行進・岡山」月例学習会(第1回)
とき◆1月20日(水)午後6時~/ところ◆岡山県青年館(岡山市北区津島東1-4-1)/テキスト◆「社会主義と戦争」(レーニン著)/主催◆改憲・戦争阻止!大行進岡山(tel.090-1325-0414山田)

■安保法制の憲法違反を訴える市民大集会→オンラインに変更になりました。
とき◆1月21日(木)午後6時30分~/ところ◆日本教育会館(地下鉄「神保町」A1出口5分)/基調講演◆又坂常人さん(信州大学名誉教授)/参加費500円/主催◆安保法制違憲訴訟全国ネットワーク(tel.03-3780-1260)

■星野文昭・暁子 絵と詩展 in杉並
とき◆1月21日(木)~25日(月)午前10時~午後7時(初日は正午~最終日5時まで)/ところ◆阿佐ヶ谷地域区民センター1F阿佐谷ぶらっとりー(JR阿佐谷駅南口3分)【星野文昭さんの獄死を許すな!講演集会】とき◆1月22日(金)午後6時30分開演/ところ◆阿佐ヶ谷地域区民センター3F/講演◆赤池一将さん(龍谷大学教授)「獄中医療を考える」、岩井信さん(弁護士)「国賠訴訟の現段階」/500円/共催◆絵画展実行委、星野さんをとり戻そう東京連絡会(tel.03-3591-8224)

■星野文昭追悼絵画展 in新潟
とき◆1月29日(金)~31日(日)午前9時~午後8時(初日は正午~、最終日は5時まで)/ところ◆新潟市万代市民会館2階ロビー(新潟市中央区東万代町9、万代公園となり)/主催◆新潟・星野文昭さんと連帯する会(tel.080-5477-6434)


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ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ノースドックへ輸送していた。それを知って憤った市民がノースドック手前で座り込みを敢行、戦車の輸送は断念された。この事件をきっかけに相模総合補給廠の前にはテントが立ち並び、およそ100日間におよぶ抗議活動がはじまる。映画『戦車闘争』は、座り込みに参加していた者から彼らを排除する側までのあらゆる当事者や専門家など総勢54人の証言によって、日本現代史上希に見る政治闘争の顛末を明らかにする白熱のドキュメンタリー映画である。
(「戦車闘争」公式WEBサイトより)
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予告編

ナレーションは、泉谷しげるさん
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企画・プロデューサー・インタビュアー
小池和洋 Koike Kazuhiro
1974年、山梨県出身。サラリーマン(書籍編集者)をしていたが、05年退職して、映画製作を始める。プロデューサーとして、映画・TVドラマを企画・制作。 主な作品に『棚の隅』(07)(監督:門井肇、主演:大杉漣)、『休暇』(08)(監督:門井肇、主演:小林薫)、『事故専務』(11・山梨放送テレビドラマ)(監督:高橋雄弥、主演:大杉漣)、『ナイトピープル』(13)(監督:門井肇、主演:佐藤江梨子)、『いのちのコール~ミセス インガを知っていますか~』(14)(監督:蛯原やすゆき、主演:安田美沙子)、『カミナリ☆ワイナリー』(14・山梨放送テレビドラマ)(監督:蛯原やすゆき、主演:桑野信義)、『ホペイロの憂鬱』(18)(監督:加治屋彰人、主演:白石隼也)。

監督
辻豊史 Tsuji Toyohumi
1967年、東京都出身。84年、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)に『下流』が入選、長谷川和彦監督、大島渚監督らの推薦を受ける。翌年も『高校生映画』が同じく入選。以来、塩田明彦監督らと親交を持つ。88年、科学番組「ハイビジョン・アイ」(MC 清水ミチコ)のディレクター、脚本、調査を担当。以後、NHK番組の企画・調査などに参加する他、川崎重工、NTTグループ、楽天、川崎市、ユーキャンなどの企業VPの監督と編集を手がける。13年、キネマ旬報文化映画ベスト・テン10位となったカネミ油症のドキュメンタリー『食卓の肖像』の構成・技術アドバイザーとして参加以降、ドキュメンタリー作品の監督、撮影、編集、構成を手がける。主な監督作に、ドキュメンタリー『認知症の人にできること 認知症の人と できること』(16・BS-TBS)など。

出演者(登場順)
吉岡 忍/檜鼻達実/山田広美/賴 和太郎/山本章子/小俣恭志/今井晴司/渋谷正子/栗田尚弥/上田忠男 /西村綾子/石川 巌/沢田政司/内田 清/丸 利一/菅沼幹夫/早川幸男/新原昭治/野崎泰志/杉本憲昭/宮原昭夫/和田春樹/佐伯昌平/山口幸夫/沼野充義/梅林宏道/尾中正樹/片岡利男/松山正一/豊嶋康男/田辺一男(仮名)/新倉裕史/浦上裕史/出島久子/志村英昭/溝淵誠之/小川祐司/小川満/林 貞三/岡田 理/田中将治/宮本 皐/郡山ルリ子/丹治栄三/羽田博昭/春名幹男/リラン・バクレー/ライアン・ホームバーグ/福永文夫/森田 一/明田川 融/金子 豊貴男/伊勢﨑 賢治/末浪靖司 以上54人

上映情報は、


遅くなりましたが、『百万人署名運動全国通信』12月号の紹介です。

1面は、呼びかけ人の野田隆三郎さん(岡山大学名誉教授)からの寄稿です。
野田さんは、大学が防衛省の軍事研究に協力しないようにと運動をされています。
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今号の4-5面企画は「公的マネーが大株主?!」という問題についてです。
神奈川大学教授の的場昭弘さんにZOOMでお話を伺いました。とても、面白かったです。4-5面には収まらなかったので、12月号にも続きます。
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6面は、11月7日に平和資料館で行われた「黒い雨被爆者」の報告会の内容です。
被爆二世の中島健さんから投稿していただきました。
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ご覧いただき、ぜひ定期購読をお願いします。

購読のお願い
『百万人署名運動全国通信』は、毎月1回発行されていています。
改憲・戦争反対の運動に役立つようにと毎回4-5面で特別企画(インタビュー記事)に取り組んでいます。A4で8頁、100円の小さな通信ですが、ぜひ定期購読をお願いします。

購読料は、カンパも含めて年間3000円/1口の賛同金としてお願いしています。
「とめよう戦争への道!百万人署名運動」はこの賛同金で運動を継続していますので、ご理解いただきご協力をよろしくお願いいたします。

●賛同金の振込先(郵便振替)
   口座番号  00150-1-410561
   加入者名  百万人署名運動
 *備考欄に「賛同金として」とお書きください。

なお、ご希望の方には、宣伝紙をお送りします。
このホームページの右枠内の「メッセージ」欄より、お送り先をご連絡ください。


12月17日、正午から、「市東さんの農地を取り上げるな!」「東京高裁は強制収用をするな!」「菅野裁判長は強制収用をするな!」と、東京高裁を包囲するデモが行われました。
デモ3
デモの先頭に立つ市東孝雄さんと萩原富夫さん。
デモ1
左側が東京高裁の建物です。
東京高裁
午後2時から、東京高裁で市東さんが成田空港会社(NAA)を訴えた請求異議裁判控訴審の判決公判があり、傍聴しました。
目にしたのは、本当にふざけた、堕落した東京高裁の姿でした。

102号法廷の中は、屈強な衛視12~13人が傍聴人を取り囲むように布陣し、法廷のすぐ外側にもその数倍の衛視が身構えるという「言論と正義」を力で押しつぶさんとする現在の東京高裁の本質が露わになった光景がそこにありました。

そして、数分後、開廷時間ぴったりに正面後ろの裁判官専用の扉があき、黒衣を身にまとった悪魔(失礼!)が3人現れて、菅野裁判長が「本件控訴を棄却する、強制執行停止決定を取り消す、費用は控訴人の負担とする、仮執行を認める」と反動判決の主文を述べました。「ナンセンス!」と叫んだけれど、3人の裁判官はサッと後ろを向いて一目散に法廷から出て行ってしまいました。その間1分もありませんでした。

この裁判は、市東孝雄さんの農地取り上げの強制代執行は憲法上もこれまでの三里塚闘争の経緯からしてもできない、ということを訴えたものでしたが、判決公判には被告人のNAA側は誰一人来ていませんでした。この裁判を何回か傍聴しましたが、市東さん側の弁護士や証人は、NAAの不当性を証明しようと全力で証言していましたが、それに対してNAA側の代理人弁護士が反論する姿はこれまでも全くありませんでした。それなのに、東京高裁の菅野裁判長は控訴を棄却し「代執行をしてよい」と判決したのであり、100パーセントNAAの主張認めるものでした。

憲法を守り従うべき法曹が、市東さん側の主張の正義性を訴える憲法学者、農業学者の皆さんの誠実な証言に何らまともな見解を示すこともできず、憲法を踏みにじる行為を平然と行っている。本当に許しがたい法廷でした。この法廷の裏側でいったい何が行われているのか、実際に見ることはできませんが、憲法無視の国策裁判が国家権力と大資本の意思で動かされているとしか思えません。

法廷に入れず外で判決の行方を見守っていた仲間と共に、東京高裁前で、抗議のシュプレヒコールを叩きつけました。
東京高裁2
裁判後、隣の弁護士会館で報告集会が行われました。
報告集会
市東孝雄さんは「判決に期待はしていなかったけれど、あまりにも、この裁判でみんながいろいろ言ってきたことに何も触れていないことは絶対に認められない」と悔しさをにじませました。
市東さん
そして、「天神峰でこれからも耕してやっていく気持ちは変わらない」と固く語られました。

葉山岳夫弁護士からは、「ただちに判決文を取りに行き、読んだが、不当、違法な判決である」と判決理由の詭弁性について詳しい指摘がありました。そして、「今、弁護団が最高裁への上告と、改めて執行停止の申し立て手続をしている」と報告されました。
反対同盟の萩原富夫さんも「新たな署名運動も含め、市東さんの農地の強制執行は許さないとますます闘っていく」と決意を述べられました。

無農薬・有機農法で耕された豊かな農地と耕し続ける市東孝雄さんの存在が、破綻した成田空港会社と国のあらゆる暴力の前に立ちはだかっています。報告集会で農民会議の方が「全国の農民の姿そのものを映し出している」と言われていました。
農民のみならず、労働者、漁民、辺野古、反原発…とつながっています。この日も同時刻に東京地裁で「宗教者が核燃料サイクル事業廃止を求める裁判」の第1回口頭弁論があり、多くの方が傍聴のため集まっておられました。

こうした闘いについて、国家権力の欺瞞・横暴さについて、もっともっと広く知らせていくことが大事だと思いました。(S)



2018年12月14日、政府が辺野古の海に土砂投入を開始してから2年が経ちました。工事車両や土砂を積み込んだ車両が入るキャンプシュワブゲート前、土砂を搬出する安和(あわ)や塩川の港では連日、人々が工事車両の前に立ちはだかって「辺野古の海を埋めるな!」と声を上げ続けています。
この闘いに連帯して、12月14日夕方、首相官邸前で「絶対許さない!!」と抗議集会(主催:辺野古への基地建設を許さない実行委)が呼びかけられ、参加してきました。
官邸前3
官邸前4
官邸前1
集会が始まるまで、「ここに、座り込め」などをみんなで唱和。
官邸前2
午後6時30分、抗議集会は首相官邸に向けた「チャースガ」コールでスタートしました。(「ちゃーすが」は沖縄の方言で「どうしましょう!」というような意味だそうですが、ちゃー「すが」と菅首相に怒りを叩きつけるコールとなっています。)
「マヨネーズ状の上に基地はできない!ちゃーすが!」
「震度1で基地は崩壊!ちゃーすが!」
「菅さん説明しろ!ちゃーすが、ちゃーすが!」

そのあと、2018年から官邸前でスタンディングを続けている方や宗教者の方、辺野古工事を請け負っている大成建設に抗議し続けている方などからのアピールが続きました。
官邸前6
途中、沖縄現地からオール沖縄会議共同代表の高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)からの電話アピールがありました。
高里さんは「ゲート前や安和・塩川では、コロナ感染予防策をとりながら強い意志で座り込みや監視行動が続けられている。9300億円もの辺野古予算はコロナ対策に活用すべきだ。12月11日に大浦湾に埋め立て用土砂を蓄積する大型船が設置され、埋め立て工事を加速させようとしており許されない!」と訴えられ、さらに、SACO合意での「基地の負担軽減」は枕ことばで「日米同盟関係を強化する」が実態。1995年の少女暴行事件から続く基地被害、女性差別、自然破壊、子どもたちの上に戦闘機の部品が落下するなど生活が脅かされてることにつながっていることに、「決して許さない!と決意している」と述べられ、闘いのなかで亡くなられた方々の遺志を継いで闘っていこうと訴えられました。
官邸前5
最後に主催者から、来年1月4日(月)午後6時30分からの防衛省正門前抗議行動などへの参加が呼びかけられました。沖縄現地の闘いにつながって東京での闘いを強めなければと思いました。(S)


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