とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2020年05月

5月1日発行の『百万人署名運動全国通信』270号を紹介します。

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今号の4-5面特別企画は「コロナ問題」です。「新型コロナウイルスの感染拡大とどう向き合うべきか」というテーマで、感染症問題に詳しい天笠啓祐さん(ジャーナリスト)に寄稿していただきました。
読者の方から「分かりやすくて、とてもいい」と好評です。
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また、6面では、弁護士の武内更一さんに「検事長の定年延長問題」の違法性について訴えていただきました。
安倍首相は、新型コロナ緊急事態宣言の陰に隠れて、国会でいくつも悪法を通してしまおうと狙っています。その一つが「検察庁法改正案」です。
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★定期購読のお願い
『百万人署名運動全国通信』は、毎月1回発行されていています。
改憲・戦争反対の運動に役立つようにと毎回4-5面で特別企画(インタビュー記事)に取り組んでいます。
A4で8頁、100円の小さな通信ですが、ぜひ定期購読をお願いします。
購読料は、年間3000円の賛同金としてお願いしています。賛同金の内訳は、本紙12回分1200円+送料800円+カンパ1000円となりますが、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」はこの賛同金で運動を継続していますので、ご理解いただきたくよろしくお願いいたします。

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   口座番号  00150-1-410561
   加入者名  百万人署名運動
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東京北部連絡会からのお便りを紹介します。
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私たち東京北部連絡会では、毎月2回、街頭に出て改憲反対署名を呼びかける活動を行ってきましたが、新型コロナウイルスの感染が深刻化する中、3月後半から中断を余儀なくされています。

活動休止の決定的な理由は、署名に応じてもらう際には短時間とは言え密着が避けられないことです。そのほか、街中の人出が激減していること、一部の人々の反発を招きトラブルになりかねないこと(「自粛警察」という嫌な言葉が生まれています)なども考慮しました。

しかし、安倍首相は自らの度重なる失策を棚に上げて、臆面もなく憲法に「緊急事態条項」が必要だ、憲法審査会で議論すべきだとの主張を繰り返しています。メーデーや憲法記念日の大規模集会が見送られる中、これを座視しているわけにはいけない、今できる活動を追求しようということで、百万の連絡会単独ではなく私たちも参加している改憲・戦争阻止大行進!東京北部実行委員会として、スタンディング形式で街頭宣伝を行うことにしました。

実行したのは5月3日の憲法記念日の午後、JR赤羽駅西口で1時間半にわたり街頭宣伝を繰り広げました。
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参加者は10名、1人がマイクを握ってオリンピックにこだわって対応が遅れに遅れ、自粛を要請(と言うより、実質は強制)しながら補償を出し渋ってきた安倍政権・小池都政のデタラメぶりを糾弾する中、他のメンバーは「コロナ解雇許さない」「医療現場にマスクを」などのボードを掲げて、表裏に「安倍はコロナを改憲の道具に使うな!」「殺したのは安倍だ!」と書かれた大行進のビラを配りました。
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コロナ禍の渦中ですので私たちから声を掛けることはしませんでしたが、マイクの訴えを聞き、ボードを見て話しかけてくる方も多く、赤羽駅近くのセンベロ居酒屋の関係者、沖縄出身の元自衛官、「今日はどこかで改憲反対の宣伝やってないかなあ」と歩いていたという男性などがいました(密着を避けるという点では課題が残ったかもしれません)。
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また、署名板は手に持たず折りたたみ式の小さなテーブルの上に置いて、マイクで「よろしければ署名をお願いします」と訴えたところ、2筆だけでしたが改憲反対署名も集まりました。
これからもいろいろと工夫して街頭で宣伝活動を行っていけたらと考えています。(東京北部連絡会・銀)

全国労組交流センター医療福祉部会や合同・一般労組全国協が呼びかけた「5.1生きさせろ!メーデー」に参加しました。
午前11時に厚生労働省前に集まって、要請行動開始。
厚労省前1
白衣を着た医療労働者、介護福祉労働者が次々とマイクをとって、政府・厚労省に切実な要求を訴えました。
厚労省前2
「検査体制の抜本的拡充を!」
「医療現場への医療物資の集中を!」
「医療介護労働者の安全確保を!」
「保健所を増やせ!」
厚労省前3
「精神障がい者の医療を保障しろ!」
「公立病院を減らすな!」
厚労省前4
厚労省前6
厚労省前9
この日は、マスク着用とソーシャルディスタンスで行いましたが、間隔をあけるのがなかなか難しかったです。
厚労省前7
厚労省前8
大きなメーデープラカードも。
アベノマスクふざけるな!直ちに100%補償しろ!
解雇するな!
厚労省前5
厚労省前10
マイプラカードを作りました!とAさん。
厚労省前11
厚労省で働く労働者にも連帯を呼びかけ、すべての労働者民衆が生き抜くために闘おうと訴えました。
厚労省前12
厚労省前行動のあと、歩いて総理官邸前へ。
正午~1時まで、世界の労働者と連帯して、官邸前でのアベたおせ!メーデー集会をやり抜きました。
官邸前11
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の森川文人弁護士は「コロナによって資本主義の矛盾が一気にあらわになった。私たちが生きるための経済であって、経済のために生きているわけではない。100年前のスペイン風邪がはやった中で1917年ロシア革命がおこったが、あの時のボリシェビキのように、行政にゆだねるのではなく私たちの判断で私たちを守るという決断と行動をしていく必要があると思う」と訴えました。
官邸前2
動労千葉を代表して書記次長の中村仁さんがアピール。「一人一人の労働者が仕事をして現場を回している。労働者を軽んじるようなことを許してはならない。安倍はこのコロナ情勢をも利用して改憲・戦争への攻撃を狙っている。絶対に許さず、職場で闘っていこう」と訴えました。
官邸前3
東京労組交流センター代表の山口さんから格調高い闘うメーデーアピールが読み上げられ、アメリカのILWU(国際港湾倉庫労組)Local10からのメッセージや全日建運輸連帯労組関生支部からのメッセ―が紹介されました。
郵政労働者や学生、婦人民主クラブ全国協、入管問題に取り組む仲間などからアピールがありました。
杉並区議の洞口とも子さんからもコロナ問題での区議会報告がありました。
官邸前5
最後に、官邸に向けてシュプレヒコール。
暑い日射しの中、約400人が参加し、元気の出るメーデー集会となりました。
官邸前6
官邸前7
辺野古現地の闘いに連帯して、この日は官邸前でこのノボリ旗を掲げました。(S)
官邸前4


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