とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2020年01月

1月11日(土)、『百万人署名運動全国通信』の取材で、長野まで行ってきました。待ち合わせ時間まで少し時間があったので、善光寺に行ってみました。世の中は3連休とやらで参道はかなりの人でにぎわっていました。

その道沿いで、思いもかけない看板が目に入ってきました。「自衛隊広報ROOM」です。それまで、いろいろなお店が並んでいて、そのお店の路地奥にはさまざまなお寺があったり、お店も昔ながらの古風な建物だったり、そんな街並みを見ながら歩いているところに突然現れた“自衛隊に入りましょう”とアピールする建物にびっくりしました。
自衛隊2

ポスターを見て又、びっくり。
「国家を守る、公務員」と書いてありました。やっぱり、「国民を守るんじゃないものね」と納得。
自衛隊1
ところが、その横の写真パネルを見て、又またびっくりです。
なんと、災害現場の人命救助活動の写真ばかりでした。
自衛隊3
こうやって、自衛隊員を募集しておいて、戦場に送るのか!と怒りが湧いてきました。

この日、P3C哨戒機2機が隊員約60名と共に海自那覇基地(沖縄県)から中東に向けて出発しました。
2月2日には護衛艦が約200名の隊員を乗せて海自横須賀基地(神奈川県)から出発しようとしています。この260名の自衛官は戦争緊張が最高度に高まっている中東の真っただ中に派兵されるのです。安倍政権は戦前のように自衛官に「国のために命をささげよ」と言うのでしょうか。そんなことは許されません。

政府をして絶対に戦争への道を行かせるな!これが戦争で命を奪われた人々の血叫びです。
1月19日、20日、連日の国会前行動に参加し、安倍は自衛隊を中東に送るな!9条改憲をするな!と抗議していきましょう!(S)
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1月6日(月)午後6時30分から、2020年初の防衛省抗議行動に参加しました。
辺野古への基地建設を許さない実行委員会が主催し、辺野古新基地建設の中止を求めて、ここ数年は毎月第一月曜日の午後6時30分~約1時間ほど防衛省正門前で申し入れ・アピールをしています。
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政府・防衛省は昨年12月25日の第3回有識者「技術検討委員会」で軟弱地盤の改良工事を含む大規模な設計変更案を示しました。それによると、総工費は当初予算の約3倍の1兆円規模に、工期は沖縄県の「承認」を得てからさらに12年もかかるということです。こんな計画はそれ自身大破産しています。
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防衛省前には100人ほどが駆けつけ、海への土砂投入をただちに中止せよと抗議しました。
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年末に辺野古現地に行き、海の抗議行動にも参加した女性からは「カヌーには誰でも乗れる。ぜひ皆さんも行ってほしい」と訴えられました。
また、戦争情勢の中で自衛隊に対し「中東派兵を中止せよ、戦争をするな」とアピールがありました。
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辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会からは、2月16日(日)~25日(火)までを「設計変更」許さない!辺野古新基地つくらせない!キャンペーン期間とし、学校・職場・街角で「辺野古の工事は破たんしている、ストップするしかない」とアピールしていこうと呼びかけられました。
●新宿アクション
2月16日(日)午後1時~街頭アピール(新宿駅周辺)、2時~アルタ前アピール、3時~新宿駅周辺デモ
●防衛省前アクション
2月25日(火)午後6時30分~防衛省正門前
*いずれも、辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(tel.090-3910-4140)の呼びかけ

防衛省・沖縄防衛局の「設計変更」による辺野古工事など実現不可能なのです。辺野古工事を批判してきた北上田毅さんは、「工期を短縮するために多くの無理な工法が採用されている」、「工事に着手するまでには7万8千群体ものサンゴ類を移植しなければならない。これも知事の特別採捕許可が出なければ裁判に訴える他ない。その後も、海砂採取や県土保全条例の問題、…防衛局の試算には、これらの期間は含まれていない」、「地盤改良工事そのものも5年程度で終了するはずはない」、「工事完成まで20年以上かかることは必至」と指摘しています(ブログ「チョイさんの沖縄日記」から)。

辺野古現地の闘いに連帯して、辺野古工事を中止せよ!の声を大きくあげていきましょう!(S)

2020年が明けました。
新年早々に米軍がイラン軍幹部を空爆で殺害(1/3)、中東情勢はいよいよ緊迫してきました。それでも安倍は、ホルムズ海峡に自衛隊を派兵するというのでしょうか。「調査・研究が目的」などという言い訳が通用するはずがありません。
安倍は年頭所感でも改憲を主張しています。安倍は「激動する国際情勢の荒波に立ち向かい」「国のかたち」を変える、そのためには「憲法改正」が必要だと言っています。やはり核心は戦争のできる国、正式に軍事大国になることでしょう。そんなことは絶対にさせません。
2020年こそ、安倍政権を倒す年にしましょう。

では、『百万人署名運動全国通信』1月号(266号)の紙面紹介です。

(1面)
3-266号1
(2面)昨年11.22の辺野古・防衛省交渉(主催:美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会ら)の報告です。
(3面)纐纈厚さんインタビューこぼれ話(前号のインタビュー記事に掲載できなかったいくつかを拾いました)
2-266号2
(4-5面)昨年10月に『画家たちの戦争責任ー藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える』(発行:梨の木舎、1700円+税)を上梓された1925年生まれの北村小夜さんに、「元軍国少女が今、思うことは」ということでお話を伺いました。
 お話の中で北村さんは、戦前と変わっていないところがあると指摘され、「やっぱり、戦争が終わったときに、何が間違ってこうなってしまったかという議論をちゃんとやらなかったからだと思う」と言われました。戦争の時代に生き、戦後の時代を生き抜いてきた北村さんの言葉は体験に基づいた重みのあるものでした。
1-266号3
(6面~7面)各地からのお便り
(8面)インフォメーション、会計報告です。

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