とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2019年11月

■日米共同訓練反対!日本原集会
とき◆12月1日(日)午前11時~/ところ◆鷲田さんの田んぼ(岡山県勝田郡奈義町豊沢、奈義町現代美術館の近く)/主催◆日本原軍事基地撤去共闘会議

■オスプレイ暫定配備反対12.1県民大集会
とき◆12月1日(日)正午~アトラクション、午後1時~集会、パレード、3時終了/ところ◆木更津市吾妻公園(千葉県木更津市吾妻1-4、陸自木更津駐屯地すぐ)/主催◆集会実行委員会(tel.090-4849-6657)

■辺野古の埋め立てやめろ!防衛省前抗議行動
とき◆12月2日(月)午後6時30分~/ところ◆市ヶ谷・防衛省正門前(JR「市ヶ谷」7分)/主催◆辺野古への基地建設を許さない実行員会(tel.090-3910-4140関東一坪)

土砂の搬出をやめろ!12.3安和海上大行動&連帯集会
とき◆12月3日(火)午前7時にテント2前集合(参加希望者は事前申し込み必要)/*安和桟橋からの土砂搬出1年弾劾!/主催◆ヘリ基地反対協議会(tel.080-6494-4915)【連帯集会】ところ◆安和桟橋沿岸(那覇発やんばる急行バス「ホテルリゾネックス名護」下車)/主催◆オール沖縄会議(tel.098-869-4312)

日米共同訓練抗議行動
とき◆12月3日(火)午前11時に奈義町役場前集合/奈義町役場と日本原駐屯地へ申し入れ。日本原演習場内耕作地入口で立ち入り禁止への抗議行動/主催◆改憲・戦争阻止!大行進岡山(tel.090-1325-0414動労西日本書記長・山田)

■権力私物化やめろ、政治の腐敗に怒りを!安倍政治をおわらせよう!12.4官邸前大行動
とき◆12月4日(水)午後6時30分~7時30分/ところ◆首相官邸前(地下鉄丸ノ内線「国会議事堂前」すぐ)/呼びかけ◆戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委

学習会「監視社会化は止められるか」~BIG DATA・ネット監視
とき◆12月5日(木)午後6時30分~/ところ◆弁護士会館10F1008号室(地下鉄丸ノ内線「霞が関」すぐ)/講師◆森川文人さん(弁護士)、山本志都さん(弁護士)/主催◆現代の治安維持法と闘う会(tel.03-3591-5447)

■第11回12.6憲法講座「改憲と徴用工問題」
とき◆12月6日(金)午後6時30分~/ところ◆亀戸文化センター5F第1第2研修室(亀戸駅北口3分)/講師◆矢野秀喜さん(朝鮮人強制労働被害者立法をめざす日韓共同行動事務局長)/主催◆改憲・戦争阻止!大行進東部(tel.03-6231-4881)

9条は世界の希望映画『コスタリカの奇跡』とお話
とき◆12月6日(金)午後6時30分開会/ところ◆北とぴあ6Fドームホーム(JR王子駅3分)/参加費1000円/主催◆総がかり行動実行委(tel.03-3221-4668)

■無実を叫び44年、獄に死すー追悼 星野文昭展

とき◆12月6日(金)~8日(日)/ところ◆三島市民生涯学習センター3F市民ギャラリー(静岡県三島市大宮町1-8-38)/*12/8午後1時30分~星野暁子さんのお話あり/主催◆星野文昭展実行委員会(tel.080-1614-2767山口)

■緑ヶ丘保育園東京報告会~米軍ヘリ部品落下物事故を受けて
とき◆12月7日(土)午後1時開会/ところ◆日本基督教団西片町教会(文京区西片2-18-18)/参加費無料/共催◆チーム緑ヶ丘1207、(株)たびせん・つなぐ(tel.03-5577-6300)ほか

■獄中44年無念の獄死!星野文昭さん追悼12.7京滋集会
とき◆12月7日(土)午後3時30分~/ところ◆東山いきいき市民活動センター2F集会室(京都市東山区三条通大橋東入2丁目下る巽町442番地の9)/星野暁子さんの訴えあり/主催◆星野文昭さんを取り戻す会・京滋(tel.075-634-8494)

沖縄闘争を闘い無実で獄中44年 星野文昭追悼絵画展
とき◆12月13日(金)~15日(日)/ところ◆新発田市・市民ギャラリー(新潟県新発田市大手町1-14-14)/主催◆星野文昭絵画展in新発田実行委(tel.090-4602-7483阿部)

■12.14三里塚現地闘争&団結いも煮会
とき◆12月14日(土)午後1時~市東さん宅南側の開拓組合道路に集合、1時15分デモ出発(南台の市東さんの畑まで)、2時~いも煮会(市東さん宅中庭)【行き方】コミュニティバス:京成成田駅東口エスカレーター下「ローソン」前バス停11時44分発「天神峰」下車、帰りは「天神峰」バス停4時54分発

■「排外」・「国益」に屈しない12.14川崎集会&デモ
とき◆14月14日(土)午後1時30分開会/ところ◆カルッツかわさき1F大会議室(JR川崎駅北口東より15分、市役所通りをまっすぐ進む)/講演◆原田章弘さん(朝鮮人強制連行真相調査団共同代表)「歴史の真実を継承する大切さ」/呼びかけ◆合同労組かながわ、婦民全国協(tel.042-757-4785)

■学習会「日本国憲法の70年を振り返る」
とき◆12月15日(日)午後1時30分~/ところ◆国分寺労政会館・第4会議室(JR国分寺駅南口5分)/講師◆江藤祥平さん(上智大准教授・憲法学)/主催◆河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会(tel.090-3543-8743根津)

■ドキュメンタリー映画『ドローンの眼』上映会&監督トーク
とき◆12月15日(日)午後2時~、第一部 改正ドローン規制法と辺野古(28分)、第二部 ドローンで見る沖縄の基地(40分)/ところ◆クロスパルにいがた映像ホール(新潟市中央区礎町通2086)/トーク◆影山あさ子監督/主催◆実行委員会(tel.090-6791-8005)

■安倍9条改憲NO!安倍政権退陣!12.19国会前行動(仮題)
とき◆12月19日(木)午後6時30分~/ところ◆衆議院第二議員会館前を中心に/主催◆総がかり行動、市民アクション

■オスプレイ暫定配備反対!12.22講演学習会
とき◆12月22日(日)午後1時~/ところ◆木更津市中央公民館6F第二会議室(JR木更津駅西口駅前アクアビル)/講師◆栗原克榮さん(元高校社会科教師)「軍都木更津の歴史から学ぶ」/主催◆百万人署名運動千葉他(tel.090-5401-9503)

■阿佐ヶ谷市民講座~ドローンで見る沖縄の基地
とき◆12月26日(木)午後6時30分~/ところ◆劇団展望(杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)/講師◆藤本幸久さん(映画監督)/1000円/主催◆阿佐ヶ谷市民講座(tel.090-8080-6860)


ちょっと前の記事なのですが、JIJI.COMのニュースを紹介します。
「自殺者急増の仏警察官らがデモ 労働条件の改善を要求」という見出しの記事です。
私は最近読んだのですが、びっくりというか新鮮な驚きでした。さすが自由と平等を掲げて封建制を打倒する革命をやり抜いたフランスなのだなと納得しましたが、こういうことも日本という国の問題点に気づく一つの視点だなと思いました。(S)
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2019-10-04 09:19World eye
自殺者急増の仏警察官らがデモ 労働条件の改善を要求
jiji
【パリAFP=時事】フランス首都パリに2日、警察官数万人が集結し、労働条件の改善を求めて抗議デモを行った。その背景には、同国警察官の自殺が急増していることに加え、警察が過度の武力行使に及んでいるとする疑惑の目が向けられ、士気の低下につながっていることがある。≪写真は仏パリで行われた、警察官らによる「怒りの行進」≫
 デモ主催者は、全国の警察職員15万人のうち、2万7000人が参加したと推計しており、警察によるデモとしては近年最大規模となった。
 同国では、政府の政策に抗議する「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動がここ1年ほど毎週続いており、そのデモは暴力行為に発展することも多い。
 「怒りの行進」と銘打たれたこの警察によるデモは、ジレ・ジョーヌ運動との対峙(たいじ)を強いられてきた警察官らの間に募るいら立ちを反映したものとなった。
 バスチーユ広場に私服で集まり、パリ東部を歩いた警察官の多くが、政府と国民のいずれからのねぎらいも支持もないと不満を訴えた。
 警察労働組合は「これは政府と大統領に対する厳しい警告だ。われわれは今すぐ、回答と具体的な行動を求める」としている。
 同日のデモは、今年に入ってから自ら命を絶つ警察官の数が急増している問題にも主眼を置いていた。
 内務省の統計では、昨年自殺した警察官は35人だったが、警察組合によると今年に入ってこれまでに52人が自殺したという。
 中部オーセールの機動隊に所属する勤続20年という男性警察官はこの自殺急増の傾向について、「肉体的・精神的疲労」に加え、目標達成を求める上司からの圧力が原因になっているという見方を示した。【翻訳編集AFPBBNews




11月19日、参議院議員会館講堂で「イージス・アショアの配備は何のため?」と題する集会が、立憲フォーラム/1000人委員会の主催で開かれました。この日は、国会前「19行動」の日で、「安倍政治を終わらそう!11・19集会」の一環で行われました。
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集会の座長は纐纈厚さん。秋田と山口から上京してきた方や前田哲男、纐纈さんたちは集会の前に防衛省交渉をしたことが報告されました。

秋田での闘いの報告

秋田からは「STOPイージス!秋田フォーラム」代表の櫻田憂子さん(秋田県教組委員長)が、新屋(あらや)地区の地図をしめして、地域の状況について話されました。

秋田では閣議決定前の「配備するらしい」の段階の2017年11月から防衛省東北防衛局への抗議申し入れ、デモ、集会を行い、配備の閣議決定がされた同年12月以降は、住民学習会、署名行動、市議・県議との話し合いを行い、今年の1月には、県内11市議会が反対請願を採択しているそうです。
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そして、この7月の参議院選挙では、反対派の寺田静さん(無所属)が県内をくまなく回って配備反対を訴え当選。自衛隊新屋演習地から700mのところに住宅があり、小、中、高の学校もそばで、住民の怒りは沸騰していて、これからの闘いの展望を生み出しているということでした。

山口での闘いの報告

山口からは「イージス・アショア配備計画の撤回を求める住民の会」の森上雅昭さんが報告されました。

安倍のお膝元なので、自民の動きは閣議決定より前から進んでいたが、住民たちは新聞報道で配備の話を知って活動を始めたそうです。閣議決定後の2018年1月に開いた緊急講演会には120名も参加があり、主催者も含めて誰もがびっくりしたとのこと。その日に「住民の会」を旗揚げして、中国四国防衛局への申し入れやパンフやニュースの発行、署名活動、何度も学習会を重ねている活動の記録が、院内集会で配られました。
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いまは、萩市むつみ演習場地域の1軒1軒をまわって説明し署名をお願いする活動をしていると言われ、住民は強大な軍事施設の建設とともに、この辺りは玄武岩質の火山台地で水が豊富で、その地下水脈がずたずたにされることへの怒りが強いと報告されました。

前田哲男氏(軍事評論家)の話

前田さんは、イージス・アショア導入決定の話として、住民の知らない所で、2017年11月にトランプが来日した時の日米会談で、安倍がトランプの要請に応えて、日米会談で決定(2017.11.5)したこと、そののち閣議決定(17.12.19)し、3日後には翌年度(2018年度)の予算に計上するという経緯をたどったことを話され、異様であることを指摘されました。
前田哲男さん
「防衛計画大綱」にも書かれてないことで、地元を全く無視抹殺した進め方で、聞いていても怒りが沸いてきました。

なぜ、秋田・山口かということについては、政府は「北朝鮮脅威から日本を守るため」と言っているが、元秋田大教授・福留さんの話しによると、ハワイ・グアムなどの米国基地への攻撃阻止を射程にした配備であるとのことです。それは、米国トランプ(背後の軍産複合体)への追従と日本の軍事大国化です、と言われました。配備には2基で6000億円~8000億円もかり、砲弾は一発40億だそうです。
グアム
森上さんは「『桜を見る会』で山口も揺れている。今日、国会周辺で山口県の県議と会ったが桜を見る会がらみだろう」と言っていました。配備を阻止するには安倍を倒すことだと思います。

秋田県や山口県で行われている配備阻止の署名活動などにも協力して、イージス・アショア配備のすさまじい危険を訴え、これが9条改憲と一体であることを暴いて行きたいと思います。そして、「改憲・戦争阻止!大行進」運動を広げていきましょう。(東京・賛同人 H)

※『百万人署名運動全国通信』261号(2019年8月号)4~5面でイージス・アショア問題を取り上げましたので添付しておきます(元秋田大教授の村上東さんへのインタビューをまとめたもの)。
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261号2



11月15日、金曜日の昼休み時、霞が関の中心街を「裁判員制度はいらなーい」「裁判所は呼出状を送るなー」と、コールしながら最高裁までデモ行進をしました。
「裁判員制度はいらない!大運動」(百万人署名運動も参加しています)が呼びかける毎年恒例の11月の最高裁デモです。最高裁が毎年11月に、有権者名簿から抽出した翌年の裁判員候補者に対してその通知を送るので、これに抗議してのデモです。
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正午前、日比谷公園霞門で、デモの打ち合わせ。
大運動前代表の高山俊吉弁護士は、「裁判員制度はもう壊滅している。制度発足10年の節目に、政府も最高裁も祝賀行事をやれなかった」「香港で、韓国で、全世界で民衆が立ち上がっている。私たちも声をあげていこう!」と力強くアピール。
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こうした訴えをメモし、参加者をチェックする公安警察。抗議してもどかないで、平然と私たちの権利を侵害してくる。反政府の運動をつぶそうとする本質は香港警察と同じです。
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正午、デモ出発です。
日比谷公園~東京地裁・高裁~経産省~文科省へ。途中、経産省前で抗議の座り込みをしているテントの人々とエールの交換です。
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虎ノ門交差点を右折して赤坂見附方向へ。
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途中、首相官邸裏で、シュプレヒコール。
「改憲発議をやめろ」「自衛隊と緊急事態の明記は戦争への道だ」「安倍内閣はただちに退陣せよ!」
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赤坂見附駅前を通り、右折して永田町方向へ。
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途中、国会議事堂が見えました。
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そして、ついに最高裁前です!(白い建物が最高裁)
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ひときわ大きな声で、
「裁判所は裁判員候補の呼出状を送るな!」「政府・最高裁は裁判員制度を廃止せよ!」「私たちは人を裁くことを断ります!」とコールしました。

国民を強制して裁判所に動員するのは現代の赤紙です。一人ひとりの拒否で、裁判員制度を廃止にしましょう!(S)
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11月14日(木)10時から、今国会3回目の衆議院憲法審査会が開催されました。
前回はこの9月に衆議院憲法審査会が欧州4カ国(ドイツ、ウクライナ、リトアニア、エストニア)に派遣した「憲法及び国民投票制度調査議員団」の報告とそれを受けた自由討議がありましたが、多くの発言希望者を残して時間切れとなったため、今回も引き続き自由討議が行われました。
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ところが、まず各会派の代表者が1人ずつ発言し、その後に他の委員が討議を行うという形で議事が進められたため(憲法審査会ではこのような議事進行が慣例となっています)、11時の終了予定時間までに発言の機会を得られた委員は各会派代表の6人とそれ以外5人の計11人で(発言者の質問に回答した者を除く)、またしても多くの発言希望者が積み残される結果となりました。

発言できなかった委員の中には自民党の石破茂氏がいて、佐藤勉会長が自由討議の打ち切りを宣言すると、憮然とした面持ちで「なぜ私に発言させないのか」という気持ちをありありと表していたのが印象に残りました。
「自民党の佐藤勉憲法審査会長は終了後、記者団に『視察報告に対する自由討議は今日で終わりということだ』と述べ、自由討議の継続などを求めている野党側をけん制』(『毎日新聞』)したそうですので、石破氏をはじめ今回発言できなかった委員たちがこの件について意見を述べる機会はしばらくないかもしれません。
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自由討議の継続について会長(=自民党)と野党側の思惑が食い違っているのは、今国会での改憲手続法(国民投票法)の成立をめぐるせめぎ合いがあるためですが、議場では終了予定時間が近づくと佐藤会長と与党側の新藤義孝筆頭幹事(自民)、野党側の山花郁夫筆頭幹事(立憲)、奥野総一郎幹事が笑みを浮かべながら議事の進行について(どういう順番で誰の発言を認めるか、逆に言えば誰の発言を認めないかを)相談しているのですから、いつものことながら国会というのは不思議なところだなぁと思いました。

というわけで、この日の審議ではどうしても皆さんにお伝えしたいというほどのやり取りはありませんでしたが、前回と同内容の発言を繰り返し、かつ、3人の幹事、委員につまらない(私の見解ですが)質問をしてただでさえ短い審議時間を空費させた日本維新の会・馬場伸幸氏の質疑を、大手メディアの記事をお借りして紹介します。
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海外視察は無駄?有意義?衆院憲法審で論争(『時事通信』)

「仕事をしないのに海外視察へ行くことに国民の怒りの声が届いている」―。
14日に開催された衆院憲法審査会の自由討議で、日本維新の会の馬場伸幸幹事長が税金を使った海外視察に疑問を呈し、参加した立憲民主、国民民主両党の議員が反論する場面があった。
審査会の与党と立憲、国民のメンバー計6人は9月後半、憲法改正手続きなどの調査を目的に欧州4カ国を訪問。14日はそれに関する2回目の討議が行われた。国民の奥野総一郎氏は「現に調査報告が開かれ、議論が進む面もある。無駄遣いではない」と意義を強調。立憲の山花郁夫氏は「2年前は維新も一緒に行った」と皮肉った。
奥野氏はまた、馬場氏の「仕事をしていない」との指摘に「むしろ与党側の不規則発言で(議論が)止まっている」と反論した。応酬は馬場氏が山花、奥野両氏を名指しして「見解を」と促したのがきっかけで、与党メンバーは発言しなかった。

維新、憲法審で立憲と山尾氏の「不一致」追及 議論参加狙い揺さぶり(『毎日新聞』)

14日の衆院憲法審査会で、日本維新の会の馬場伸幸氏は、憲法改正を巡る立憲民主党の姿勢の「不一致」を突いた。立憲は改憲に慎重だが、山尾志桜里氏は前回の自由討議で「手続き(国民投票法改正案)の議論と合わせ、憲法の中身に入るべきだ」と発言。馬場氏は「党を背負っての発言と解するが、見解を」と迫った。
これに対し、立憲の山花郁夫・野党筆頭幹事は「党の立場を離れて自由闊達な意見を、というのが自由討議だと承知しており、(山尾氏)個人としての発言と認識している」と釈明。続いて山尾氏は「よほど党の公的見解と違うならともかく、一定の幅の範囲で正しいことを言う限りは、発言の権利は保障される」と述べた。
維新は改憲議論に積極的な立場で、馬場氏の発言は、慎重姿勢を崩さない立憲を揺さぶる狙いとみられる。【浜中慎哉】
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どちらの質疑も海外視察団の報告とはまったく関係のない内容で、馬場氏には猛省していただきたいところですが、審査会での議論を空転させたという意味で、私たちにとっては歓迎すべき面もあったのかもしれません。

なお、上掲の記事にあるとおり、山尾氏が自らの発言について「正しいこと」と述べたのには驚きました。そう信じなければ国会議員は務まらないのかもしれませんが、私は議員の皆さんには自分の意見が正しいのか否かを常に自問自答しながら活動していただきたいと願います。
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この日も委員の出席率はきわめて高く、空席は2~4人くらいでした。
テレビカメラは前回より1台少ない4台、スチルカメラマンは前回並みの10人ほど、記者は少し減って20人くらいだったでしょうか。
この日も30人ほどの傍聴者が詰めかけ、多くの方が立ち見されていました。(G)

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