とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2019年01月

1月28日、第198通常国会が始まりました。会期は6月26日まで。
安倍のウソとデタラメと強権政治をもうこれ以上許すわけにはいかない!9条改憲発議を絶対にさせない!と国会前には労働者市民ら約450人が駆けつけました。

まず、午前11時から12時まで、「戦争・改憲阻止!大行進」が呼びかけた参議院議員会館前での「国会開会日行動」に参加しました。
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百万人署名運動事務局長の西川重則さんも傍聴前に駆けつけ、熱烈にアピール。
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さらに学生や、各地の大行進運動からの報告など、年齢差約70歳にも及ぶ発言者が、異口同音に改憲阻止、安倍打倒を訴える熱気あふれる集会になりました。また、毎月勤労統計調査の改ざんや沖縄の辺野古土砂投入強行・県民投票妨害を弾劾する声も目立ちました。

そして、12時からは、「総がかり行動」などの呼びかけで衆議院第2議員会館前で開かれた「国会開会日行動」に合流しました。
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労働者、市民、学生が力を合わせて、沖縄の闘いと心を一つにして、辺野古工事中止!改憲阻止!
なんとしても安倍を倒そう!(G)




1月22日に千葉地裁で、千葉県労働委員会を訴えた裁判の第一回公判が行なわれました。原告は動労総連合(動労千葉を軸とするJR関連労組の全国組織)です。

具体的な内容は、国鉄1047名不当解雇問題です。
国鉄分割・民営化による1047名解雇撤回の長い闘いの中で、労働者側は「JR設立委員会」が不採用基準策定に関与していた新事実(採用基準策定を指示したのが斎藤英四郎JR設立委員長であり、設立委員会で正式に決定された)を暴き出し、2015年6月の最高裁決定で、「不採用基準の策定は不当労働行為だった」という認定が確定されました。

国鉄改革法23条では「設立委員の行った行為はJRの行為」と規定されているので、これをもって当該たちはJR東日本に解雇撤回・元の職場に戻せ!と申し入れをしています。
しかし、JR側はこれに応じようとせず、動労千葉らは、昨年5月28日、JR東日本に国鉄1047名の解雇撤回と団交開催を求める「不当労働行為救済」を千葉県労働委員会に申し立てました。
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ところが、団結権や労働基本権を擁護する機関である労働委員会(村上典子公益委員)が、事実調べも行わずに打ち切りを宣言してきたのです。直ちに「忌避申し立て」をしましたが、千葉県労働委員会はこれを却下。「こんな労働委員会制度の破壊は許されない!」と開始されたのが今回の裁判なのです。ことの重大性に47人もの弁護団が結成されました。

当時40万人いた国鉄職員を20万人に減らし、国鉄労働組合を解体するために「国鉄改革法」という悪法をつくり、国家的不当労働行為の限りを尽くした国鉄分割・民営化攻撃。筆舌に尽くせないほど大きな犠牲が強いられ、200名もの命が奪われました。
「JRにその責任はない」と居直り続ける資本と政府。こんなことは認められないと30年を超えて闘いが続いています。

この日の裁判では大法廷を埋める約50人が傍聴。動労千葉の被解雇者・中村仁さんと葉山岳夫弁護士が意見陳述しました。裁判後の集会では、多くの仲間から新たな闘いへの決意が語られました。
JR資本は安倍政権を支え、また恩恵を被っている大資本です。労働者の諸権利を奪いズタズタにして儲けをむさぼる悪徳資本。労働委員会がこうした資本の片棒を担ぐことなど許されません。
広く、注目と応援をしていきましょう。(S)
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今年第一回目の19国会前行動が1月19日(土)午後2時から国会前で開かれました。2015年9月19日の安保関連法(=戦争法)強行採決の暴挙に抗議して毎月19日に呼びかけられている国会前抗議集会です。いつもは夕方からですが、この日は土曜日ということもあり午後2時からでした。暖かな日差しの中、2800人が集まりました(主催は安倍9条改憲NO!全国市民アクションと戦争させない・9条壊すな!総がかり行動)。
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国会議員や弁護士などの発言が続く中で、「戦争はいやだ!調布市民の会」の方の発言が耳に入りました。聞くと、安保法制に反対して会が発足してから4年間で国会行動や中央行動に、70回のべ1800人が参加してきたそうです。それだけではなく、出かけてこれない多くの仲間と共に調布地域で宣伝や署名活動に取り組み(90回のべ2700人、月2~3回のペース)、のべ22万枚のビラを配布、街中デモにも取り組んできたそうで、「さまざまな諸行動470回にのべ1万6000人が参加してきました」と言っておられました。これは、やはり、すごいなあと思いました。
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最後の憲法学者の清水雅彦さんの発言も印象的でした。今年2019年のたたかいを語るにあたって、100年前のロシア革命(1917年)、その後の世界の労働者市民のたたかいで勝ち取られてきた生存権や自衛戦争否定の立場などが日本国憲法にも盛り込まれていることを確認し、こうした世界の歴史の流れに逆行する安倍政権を倒そうと訴えました。話の導入で坂本龍一さんの「1919」という曲が紹介されました。この曲は1919年のレーニンの演説をバックに流しているそうで、一度ぜひ聴いてみたいと思いました。

集会後、最寄りの地下鉄の入り口で「自衛隊明記NO!」の署名活動をしました。30分ほどで16筆の協力を得ました。署名してくれた人の中で「自民党の改憲案に、修正に応じるような対案を出してはいけない。対案は現・日本国憲法しかないと野党が一致しないとダメ」と訴える女性がいました。その通り!!!(S)


広島からの報告です。
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8・6ヒロシマ大行動など4団体が抗議の申入れ

中国新聞に、広島市が「アンケート」を始めたと知りおどろきました。12月27日、8・6ヒロシマ大行動、広島連帯ユニオン、婦民も広島支部と広島支部・安芸太田は、抗議の申入書を持って、全体で13人が広島市に抗議の申入を行いました。

広島市は、取材に来た3社の記者を追い返そうとしましたが、記者も私たちも抗議して粉砕、記者も入って、1時間あまり、広島市の市民活動推進課に申入書を読み上げて提出しました。
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(申入書)
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改憲と核戦争に突き進む安倍首相に抗議の声を上げるのは当然のこと、被爆者の声です。抗議デモに悲鳴をあげた安倍政権と日本会議など極右の索道を粉砕し、改憲阻止大行進を拡大しながら8・6ヒロシマに向かいたいと思います。

翌日の朝日新聞にも大きく報道されました。
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アンケートは1月末に集約し、3月までに方針を決めるとなっていますが、これから様々な行動を組んで絶対撤回させましょう。(百万人署名運動・広島県連絡会 伊豆)

(抗議先)
広島市長 松井一實
〒730ー8586 広島市中区国泰寺町1-6-34
(担当)
市民局 市民活動推進課 庶務係
電話:082-504-2103 FAX:082 -504 -2066

昨年の12月、改正水道法が国会で強行されてしまいましたが、実際にコンセッション契約(運営権を民間に売却)を行なうかどうかを決めるのは自治体です。
改めて、この問題についてよく知り、反対の声を上げていきましょう。

昨年末、水道法民営化法反対を訴えてきた内田聖子さん(アジア太平洋資料センター共同代表)にお話を伺いました。その内容を『百万人署名運動全国通信』2019年1月号の4-5面にまとめましたのでご一読ください。
254号4面
254号5面
尚、関連する集会をいくつか紹介しておきます。

1.13命の水を守る全国のつどい・浜松(静岡)
とき◆1月13日(日)午後1時30分開始(JR「浜松」北口集合、12時出発で会場までデモあり)
ところ◆浜松市福祉交流センターホール(静岡県浜松市中区成子町140-8)
パネリスト◆内田聖子さん(PARC共同代表)、橋本淳司さん(水ジャーナリスト)、尾林芳匡さん(弁護士)/参加費500円
主催◆同つどい実行委員会(tel.090-1280-6425天沼)

ドキュメンタリー映画「最後の一滴まで」上映会&トーク(東京)
とき◆1月16日(水)午後6時30分開始、上映後に講演とトークあり
ところ◆連合会館2階203会議室(地下鉄千代田線「新御茶ノ水」B3出口すぐ)
講演◆岸本聡子さん(トランスナショナル研究所研究員)「ヨーロッパの水道再公営化と民主主義を求める運動」/参加費1000円(予約優先)
主催・申し込み◆アジア太平洋資料センター(PARC)(tel.03-5209-3455)

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