とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2018年01月

■福島原発事故避難者の声を聞く会~亀屋幸子さんを迎えて
とき◆2月4日(日)午後1時30分開会、亀屋さんのお話の前にDVD上映「4.1浪江帰還強制をめぐる闘いの記録」(15分)
ところ◆豊島生活産業プラザ201号室(池袋駅東口7分、豊島公会堂近く)/資料代500円
主催◆NAZENいけぶくろ(tel.03-6914-0487)

被曝の強制を許さない!2.4埼玉集会

とき◆2月4日(日)午後2時~
ところ◆岩槻駅東口コミュニティセンター・会議室A、B(東武野田線「岩槻」東口すぐ、ワッツ西館)
ゲストスピーカー◆杉井吉彦さん(ふくしま共同診療所医師)/500円
主催◆NAZEN埼玉(tel.090-4000-2756)

久留米「8の日行動」
とき◆2月8日(木)午後5時~6時 アピール・署名活動
ところ◆西鉄「久留米」西口前(商店街側)
呼びかけ◆百万人署名運動福岡県連絡会・久留米(tel.090-7539-7497)

米軍海兵隊の演習反対!2.11日本原現地闘争(岡山県)
とき◆2月11日(日)午前11時~集会(主催:共闘会議、会場は奈義町現代美術館近くの鷲田まさみさんの田んぼ)。集会後デモ。午後1時~現地行動あり(tel.080-5917-6234内藤)。

■国鉄分割・民営化による不当解雇から31年 2.11国鉄集会
とき◆2月11日(日)午後3時30分開始
ところ◆船橋市勤労市民センターホール・地下2階(JR「船橋」南口5分)
アピール◆「1047名解雇」被解雇者、動労千葉、民営化や雇用破壊と闘う労働組合など
主催◆国鉄分割民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(tel.043-222-7207)

■2018.2.12思想信教の自由を守る新潟集会
とき◆2月12日(月・休)午後2時~
ところ◆日本キリスト教団新潟教会(新潟市中央区営所通り2-709-2)
講演◆西川重則さん(『わたしたちの憲法』著者)「戦後73年の〈2.11〉にあって、日本国憲法に習熟しよう」/500円(高校生以下無料)
主催◆実行委員会(tel.025-259-1639新潟キリスト者平和の会)

■ふくしま共同診療所報告会&無料エコー検査
とき◆2月12日(月・休)午後2時~報告会。甲状腺エコー検査は午前10時~正午(要予約)
ところ◆郡山市中央公民館第3・第4講義室(郡山市麓山1-8-4)
主催◆ふくしま共同診療所(tel.024-573-9335)

■阿佐ヶ谷市民講座~福島原発事故の取材から考える
とき◆2月15日(木)午後6時30分~
ところ◆劇団展望(杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)/参加費800円(学生400円)
講師◆白石草さん(0ur Planet-TV代表)「3.11から7年目の福島の現状」
主催◆講座実行委員会(tel.090-8080-6860)

■無実なのに獄中43年、星野文昭・暁子 絵と詩 展(静岡県)
とき◆2月16日(金)~18日(日)午前9時30分~午後7時(16日は正午~午後9時、17日は午後5時まで)
ところ◆富士市民文化会館ロゼシアター特別展示室(富士市蓼原町1750)/入場無料
主催◆実行委員会(tel.080-1614-2767)

■フクシマとつながろう!なくそう原発!2.17講演会
とき◆2月17日(土)午後2時開始
ところ◆県立国際交流センター(山梨県甲府市飯田2-2-3)
講演◆布施幸彦さん(ふくしま共同診療所院長)「すべての原発事故被災者に避難・保養・医療の保障を」/資料代500円
呼びかけ◆放射能から福島の子どもたちを守る山梨の会(tel.090-9347-3621今村)ほか

■憲法とわたしたち連続講座 その50「象徴天皇と憲法改正」
とき◆2月17日(土)午後2時~
ところ◆国立市公民館・和室(JR「国立」南口、富士見通りを5分)/資料代500円
講師◆西川重則さん(『わたしたちの憲法』著者)
主催◆実行委員会(tel.042-574-9210)、後援:国立市教育委員会

■安倍9条改憲を許さない!2.19国会議員会館前行動
とき◆2月19日(月)午後6時30分~/ところ◆国会議員会館前歩道(国会裏・議員面会所側)/主催◆安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委、総がかり行動実行委

■2018年3.1ビキニデー集会
とき◆2月24日(土)午後6時30分~
ところ◆阿佐ヶ谷地域区民センター(JR「阿佐ヶ谷」南口3分)
主催◆NAZEN東京(tel.090-6658-1544北島)

NAZENナガサキ結成6周年集会
とき◆2月25日(日)午後1時30分~
ところ◆長崎市男女共同参画推進センターアマランス研修室(長崎市魚の町5-1)
講演◆大石芳野さん(写真家)「福島FUKUSHIMAを撮り続けて」/1000円(青年500円)
主催◆すべての原発いますぐなくそう!全国会議(NAZEN)ナガサキ(tel.095-800-1107)

■「福島の親子とともに・平塚」(保養受入団体)講演会
とき◆2月25日(日)午後1時30分~
ところ◆ひらつか市民活動センターA・B会議室(JR「平塚」南口2分、JAビル2階)
お話◆杉井吉彦さん(ふくしま共同診療所医師)「福島原発事故と診療所の闘い」(仮)/300円
託児は2/22までに予約を/主催◆福島の親子とともに・平塚(tel.090-6798-7534小嶋)

■「日の丸・君が代」強制・処分反対!2.25総決起集会
とき◆2月25日(日)午後1時30分開会
ところ◆東京しごとセンター講堂・地下(JR「飯田橋」東口8分、ホテルエドモント隣り)
講演◆小倉利丸さん(評論家)「『明治150年』と改憲攻撃」
主催◆都教委包囲ネット(tel.090-5415-9194)

■市東さんの農地を守ろう!請求異議裁判の傍聴を!
とき◆3月8日(木)午前10時30分~弁論(10:10~傍聴券配布)
ところ◆千葉地裁(千葉市中央区中央4-11-2)
*事前に千葉地裁までのデモあり。午前9時に千葉市中央公園に集合
主催◆三里塚芝山連合空港反対同盟(tel.0476-35-0087)



全国通信2月号の入稿ー出来上がりー全国連絡会への発送と、慌ただしい日々がやっと終わりました。賛同人の皆さまのお手元に届くにはもうしばらくお待ちください。

毎月4-5面企画をどうするかについては、編集委員会で喧々諤々の討論となります。しかも、月初めの編集委員会で決めて、月末には製品にして全国に送るのですから、無謀と言えば無謀です。「もう少し数か月のスパンで企画して…」とよく言われるのですが、運動をしながら、走りながら全国通信を作っているのでなかなかそうはならないというのが現実です。

何はともあれ、2月号も無事作りあげ全国に発送できたので、ホッとしています。こんなに苦労したのだからもっと多くの人々に読んでほしーい、と願うばかりです。
のんびりカット
さて、その4-5面企画ですが、今号は「三里塚の農地取り上げは改憲の先取り」というテーマを取り上げました。全国通信読者の皆さんにはあまりなじみがないテーマをあえて選んだのは、「改憲の先取り」との闘いである市東孝雄さんの闘い、三里塚の闘いを、いま改めて多くの人々に知ってほしいと思ったからです。

今の成田空港の北側誘導路は「への字型」に曲がっていますが、ここに空港敷地内で最後まで農地を売らずに闘い抜いてきた市東家の宅地と農地があります。

土地収用法の効力が切れた後、国・空港会社は農地法を悪用してこの農地を取り上げようとしています。異議申し立てをした裁判では卑劣な訴訟指揮のもと、最高裁までいき不当な判決が出されました。国・空港会社・千葉県による強制収用が予想される中、こんなことは絶対に認められない!と訴えた「請求異議裁判」が現在千葉地裁で闘われています。

今回、三里塚の農地裁判で違憲の意見書を書かれている専修大学教授の内藤光博さんにお話を伺いました。内藤さんは市東さんの闘いは「農民としての尊厳」を守る「権利のための闘争」であり、「改憲に抗する闘い」だと言われました。
1-ブログ用243号

安倍政権は、本格的な改憲攻撃の前に、こうした絶対反対の闘いを力づくで根絶やしにしようとしてます。3月8日に予定されている請求異議裁判での結審策動が強まっています。

三里塚の闘いは70年前後から激しい実力闘争として闘われました。でも、それほど「過激」に、機動隊の暴力まで使って農地取り上げに襲い掛かってきたのは国の側だったわけです。農地死守と実力闘争は一体でした。
こうした「国家暴力」と闘うにはどうしたらいいのか、これは労働者民衆の闘いの今も大きな課題だと思います。

三里塚芝山連合空港反対同盟は、福島や沖縄で原発推進や米軍基地建設の「国策」と闘う人々、労働法制解体・民営化の「国策」と闘う労働組合、戦争と改憲に絶対反対で闘う民衆と繋がって、そうした全国の力で国家暴力による市東さんの農地取り上げを阻止したいと訴えています。

ぜひ、この全国通信を活用してください。三里塚の闘いを広く知らせてください。50年の時を経て、今なお、戦争・改憲絶対反対の闘いがここにあります。
市東さんの農地を何としても守り抜きましょう!  (S)

千葉地裁に3月8日に提出する署名にご協力ください。
署名の送り先は、市東さん宅でも百万人署名運動事務局でもどちらでも結構ですが、できるだけ2月末までにお送りください。
署名用紙はこちらからダウンロードしてください。
www.sanrizuka-doumei.jp/home02/seiq_igi.pdf

3月8日の請求異議裁判の傍聴に駆けつけましょう。
3月8日(木)午前10時30分~千葉地裁で弁論(10時10分ごろ傍聴券配布)
事前に千葉地裁までのデモ(午前9時千葉市中央公園に集合)と署名提出行動あり。

可能な方は三里塚現地の市東孝雄さん宅をお訪ねください。
反対同盟は、市東さんの生活や三里塚現地の様子に触れてほしいと、月に1回くらい「天神峰カフェ」という市東家の離れでの交流会、現地見学などを企画しています。
詳しくは問合せを。tel.090-1855-8189(太郎良)

全国通信2月号を活用してください。
まだお手元にない方は、とりあえず1部だけお申し込みください。宣伝紙としてお送りします。



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みぞれが降る1月22日(月)、国・東京都・文京区による、東京初の「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」がありました。先日の申し入れ行動に続いて、後楽園駅周辺で抗議活動に立ちました。
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その時くばったビラです。裏面は署名用紙です。pdfファイルのダウンロードは、カーソルをニュース面に合わせ、右クリックで「名前を付けて保存」でお願いします(microsoft edgeの場合)。

午前9時前に地下鉄・後楽園駅脇の礫川(れきせん)公園入口に集まりました。するとそこが訓練に動員される住民の集合場所らしく、東京都が用意した三角コーンが並べられていました。
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しばらくすると、担当の警官がやって来て、「ここは訓練終了まで東京都が借りているから、抗議活動をするなら向こうの方でやってくれ」と言ってきました。しばらく押し問答になりましたが、50メートルほど手前の地下鉄出入口に移動し、そこで横断幕を広げ、プラカードを掲げてビラを配りました。
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都に電話した方の話だと、住民の動員数は100人規模だそうです。後楽園遊園地の中でも実施されるようです。都の職員が大勢準備にかりだされていました。マスコミも決められた場所で取材するらしく、そのテレビカメラに抗議行動が映らないよう、私たちを排除したかったのだと思います。海外からも取材があり、反対の理由を聞いていました。
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午前10時3分頃、文京区役所の上のスピーカーから、「弾道ミサイルが発射された模様」「避難訓練を実施します」という放送があり、サイレンが鳴りました。しかりあまりにも小さな音で、気づく人は少ないのではないかと思いました。東京初の訓練なので、恐る恐るのスタートなのではないかと感じました。

訓練中は警察が阻止線をはって近づけないようにしていましたが、重要な抗議行動でした。今後も各地でこうした戦争動員訓練が繰り返されていくと思います。全力で立ち向かっていきましょう。(K)

東京初の「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」が1月22日に文京区内で予定されていることに対して、1月17日(水)、文京区と文京区職労への申し入れに行ってきました。西川重則事務局長を先頭に事務局メンバーと、東京北部連絡会の仲間ら計9人が参加しました。(K)

まず、内閣官房の報道発表資料(昨年12月26日付)を見てください。
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「避難訓練」と称していますが、こんなものは、住民の命を守ろうとするものでは全くありません。これは明らかに、国民を戦争に動員するためのものです。戦前戦中で言えば、まさに「防空演習」「防空訓練」です。住民の命を守るためではなく、国土防衛に住民を動員することが目的でした。
小学校の防空訓練1938年
【小学校の防空訓練=1938年】
防空頭巾で地面に伏せる子どもたち1943年
【防空頭巾をかぶり、地面に伏せて防空訓練する小学生=1943年】
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【福岡での小学校での訓練の様子】
fukuoka01
【福岡の地下街への避難訓練の様子】

さて、事前にアポをとっていたので、まず文京区役所14階の広報課に。区長に訓練の撤回・中止を要請したいのだと言うと、係の人が責任を持って伝えると応えてくれたので、その場で要請文を読み上げ、趣旨を説明し、いくつかの質問もぶつけてみました。
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以下が文京区長あての要請文です。
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文京区区長 成澤廣修様

2018年1月17日
とめよう戦争への道!百万人署名運動
事務局長 西川重則
千代田区神田三崎町2-20-7-303
TEL/FAX 03-5211-5415

「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」中止の要請

国と東京都及び文京区は、「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」を1月22日に行うことを決定して一方的に発表しました。私たちは、国が主導した「弾道ミサイルを想定」の「避難訓練」に反対します。文京区には、この訓練を中止することを要請します。

以下、その理由を述べます。

一、実施要綱では、「X国から弾道ミサイルが発射され、我が国に飛来する可能性があると判明」したので避難訓練を行なうとしていますが、X国とはどこの国を指すのですか。こうした「仮想敵国」を想定した訓練の実施自体が、いたずらに近隣諸国間の対立や戦争を煽るものです。国は戦争にならないための平和の努力をこそすべきです。自治体は日本国憲法にのっとって政府の戦争をあおる行為を拒否すべきです。

一、この「訓練」は、「あらゆる手段を通じて北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」とした安倍政権の「北朝鮮」への圧力の一環として行われるものです。

安倍首相はことさらに「北朝鮮の脅威」を煽り、排外主義を煽っています。安倍首相やトランプ米大統領は朝鮮半島での戦争危機を意図的につくりだしています。「弾道ミサイル避難訓練」はこれと完全に一体のものです。

訓練とはいえ、まるで空襲警報のようにサイレンが鳴らされ、手で頭を隠して5分間もしゃがみこむことを強制される。そうすることで住民の不安を煽り、「X国」への敵愾心を植え付ける。国民を戦争動員体制に組織していくことを狙っているのです。自治体は、国家総動員体制に向かっていった戦争の歴史を繰り返してはなりません。

一、安倍政権はこうして「北朝鮮の脅威」を煽ることでかつてない大軍拡に突進し、自衛隊を明記する9条改憲を国民にのませようとしています。文京区は安倍首相の改憲と大軍拡のお先棒をかつぐべきではありません。毅然とした態度で反対すべきです。

私たちは戦争の歴史を絶対に繰り返さないという立場から、訓練の中止を強く要請します。
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どのように区民に知らせたのかと訊ねると、「1月1日付の区報に掲載しました」と。確かに裏面(4ページ目)に小さく掲載されていました。
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「『あらかじめお願いした方々に参加していただく』とあるが、町内会や企業に動員要請しているのか?」と訊ねると、「そのようです」との返答。
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訓練計画の具体的なことをさらに訊ねると、「それは危機管理課に行って聞いてください。上の階にありますから」と言うので、危機管理課も訪問することにしました。

15階の危機管理課に

危機管理課では、どうして最初に文京区なのか、これから各区市で順次行われていくのか、区の職員やメトロや都営の労働者も動員されるのか、どれくらいの動員数なのか等を質問しました。返答としては、都から要請された、区や地下鉄の職員も一定の動員がある、大規模な動員ではない、ということでした。

そうした返答に対して西川重則事務局長が、「皆さんは公務員でしょ。公務員は憲法99条で憲法の順守義務が定められているのです。この訓練は戦争のためであって、国や都が指示してきたからといって、それに従うべきではないです。むしろ公務員として戦争をしないためにどうすべきなのかを良く考え、こんな訓練には反対すべきなんですよ」と叱咤激励しました。

文京区職員労働組合を訪問

続いて、12階にある文京区職労の組合員室を訪れました。事前にアポをとっていたのですが、ちょうど旗開き(新年会)の準備で委員長も在室されていました。

以下が区職労あての要請文です。
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文京区職員労働組合様
2018年1月17日

とめよう戦争への道!百万人署名運動
事務局長 西川重則
千代田区神田三崎町2-20-7-303
TEL/FAX 03-5211-5415

「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」に加担しないことと、
「戦争するな! 9条変えるな! 全国署名」への取り組みの要請

国と東京都および文京区は、「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」を1月22日に実施することを決定し、一方的に発表しました。私たちは国が主導した「弾道ミサイル想定」の「避難訓練」に反対します。文京区で働く皆さんにも共に反対の声をあげてほしいと思っています。貴労働組合がその先頭に立ってくださるよう要請します。

私たちはなぜこの訓練に反対するのか。「弾道ミサイル避難訓練」の実施自体が、近隣諸国間の対立と戦争をあおるものになるからです。国は、戦争にならないための平和的努力をすべきなのに、安倍首相は「あらゆる手段を通じて北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」と明言し、米トランプ大統領と一緒になって戦争を挑発しています。この避難訓練は、政府のこうした戦争をあおる行為と一体で行われるものです。

自治体職員組合は、戦争の歴史を繰り返さないために、政府の戦争行為に加担すべきではありません。
この訓練はまた、国民に不安をあおり、「北朝鮮」に対する敵愾心のようなものをうえつけ、国の戦争動員体制のもとに国民を組織しようという政府の意図が貫かれているものであり、絶対に認めることはできません。訓練と称して、まるで空襲警報のようにサイレンが鳴らされ、手で頭を隠して数分間も床に伏せることを強制されるのです。人々の命を本当に思うなら、一切の軍事的対抗や戦争挑発をやめるべきです。

自治体の労働者と労働組合は、戦前のように陛下の公僕として若者を戦争に送る赤紙を配った歴史を繰り返さないでください。

また、安倍首相は、こうして「北朝鮮の脅威」をあおることで、かつてない大軍拡に突進し、なによりも自衛隊を明記する9条改憲を国民にのませようとしています。この策略のお先棒をかつぐことなく、毅然と立ち向かいましょう。

労働者の団結組織である労働組合には、多くの市民の共感を組織して戦争への道を阻止する力があります。ぜひともにがんばりましょう。

私たちは、朝鮮半島での戦争に絶対反対です。そのための改憲が今年の国会で強行されようとしています。私たちが進めている「戦争するな! 9条変えるな! 全国署名」の取り組みをぜひお願いします。
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委員長は、避難訓練の実施について「初めて聞きました」と言っていました。私たちも少し驚きましたが、ぜひ反対の声をあげてほしいと要請しました。
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西川事務局長は、戦前、労働組合が労働組合という名前も捨てられて産業報国会に再編され、戦争動員の重要な役割を担ってしまったことを語り、こういうときにこそ労働組合はたちあがらなければならいと訴えました。

訓練実施予定日の1月22日(月)は国会開会日でもあります。
「弾道ミサイル避難訓練」への反対行動は、改憲と戦争を阻む重大な取り組みだと思います。
当日の朝、抗議行動に集まりましょう。昼は国会前(議員会館前)に参加しましょう!

東京北部連絡会からの報告です。
* * * * * * *
安倍首相は「2020年オリンピックまでの新憲法施行」を宣言した。自衛隊を9条に明記して合憲とする、緊急事態条項の新設などと理由付けをしているが、“憲法を変えること=戦争をする”の一言に尽きる。いよいよ改憲阻止の闘いの正念場に入った新年の初街宣は8日に赤羽駅頭で幕開けした。

街宣メンバーは若い男性が新たに参加して6名、広い駅前広場は成人の祝祭日ともあって華やかで人の流れも多岐だが、マイクの通りもよくてリレースピーチに耳を傾ける人も居る。北部1
「戦争するな!9条変えるな署名です。戦争絶対反対」と呼びかける。一時は反応が鈍く感じられた時期もあったが、9条の改憲案や改憲スケジュールなどが新聞で取り上げられるようになるに従って街を行く人の反応も異なってきている。

モリ・カケ疑惑隠蔽も加えて安倍政権への怒りはすごい。署名をしながら「安倍打倒の闘いを強めよう」、「安倍家の前で街宣をしないか」と言ってくる人、年配の女性が「寒い中ご苦労様、頑張ってください」と。また「陸軍に入隊して沢山の仲間が戦死した、戦争は二度とごめんだ」と言う90歳の男性など。

最近はもう署名をしましたからと言いながら通り過ぎる人がけっこう居る。今回はもっと突っ込んで「何故、3000万人署名に取り組まないんですか?」と問う人が居た。「統一署名にも取り組んでいるが、私たちは百万人署名運動という市民運動で、20年も前から戦争反対でその都度独自の署名用紙を考えて活動を行っている。統一署名も大切だが一つひとつの独自活動も大切、それらが積み重なって改憲を阻止していくのではありませんか」と答えたら、署名をしてくれた。

9条を変えさせないためには、まずは現在起きている戦争への道、例えば、朝鮮戦争への動きや沖縄辺野古新基地建設などにも抗することが重要ではないか。安倍政権を倒すには、もっともっと独自性を生かしたより広範な人々の運動が必要です。

新年初の街宣で、署名活動はより多くの署名数をめざすのも一つの目標だが、街に出て様々な人たちと出会って交流し運動を広げるのも大きな目的であることを改めて自覚した。また若い人が頑張っている姿に人が引き付けられることもまざまざと眼にした。
今年も年の功で頑張ろう。(東京北部連絡会 N)

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