星野文昭さんは現在68歳。今から43年前の1971年11月14日の沖縄協定批准阻止闘争に参加し、その時の機動隊員死亡の「実行犯」にでっち上げられて75年に不当逮捕されました。現在無期懲役囚として徳島刑務所に在監していますが、一貫して無実を訴え続け再審開始を要求しています。
全国に27の救援会がつくられ、「すべての証拠を開示せよ!再審を開始せよ!」と、星野文昭さんが刑務所内で書いた絵画の展覧会や100万人の署名をを求め運動を展開しています。
11月29日、四谷区民ホールで開かれた全国集会には会場満席の470人が参加しました。
集会では冒頭、獄中の星野文昭さんからのメッセージが、お連れ合いの暁子さんから読み上げられました。
一部を紹介します。
「私への無期・40年投獄は、70年安保・沖縄闘争によって、労働者人民の闘いを抑圧するスターリン主義・体制内のクビキをのりこえ、青年・学生を先頭に戦争も搾取もない社会をめざし、圧倒的に自己解放的に闘いを発展させはじめ、体制を根底から揺るがしはじめたこと、そして今の命より金儲けの社会を労働者人民の団結した力で人間本来の社会に変える闘いとして発展させていることを圧殺しようとするものです。
それは、無期という重圧と社会生活・闘いとの分断によって、闘い生きることそのものを奪う、それも獄中・家族のみならず全ての労働者人民から奪おうとする究極の弾圧なのです。
だから、これを打ち破り、生き、勝利していくためには、本物の闘いが問われるのです。
それは、苛酷さに耐え忍ぶというものでも、無理をして自己犠牲的に「信念」を貫くといったものではなくて、自らと暁子、全ての仲間・労働者人民の持つ力を100パーセント信頼し、それを解き放って勝利していくものです。
不屈に闘うということは、そのように闘うということなのです。」
この星野さんの再審闘争をたたかう弁護団4名が登壇し、一人ひとり裁判の現状を報告しました。弁護団長の鈴木達夫さんは「全ての証拠開示はあたりまえのこと。無実を明らかにする証拠は警察庁の中にある。」「安倍政権のだましの手口を打ち砕こう。労働者が主人公の社会を建設しよう。」と訴え、今回の衆議院選(8区杉並)に出馬する決意を述べられました。
集会の途中で、暁子さんの詩に丸尾めぐみさんが作曲された「ソリダリティ~団結」の英語版をアートジャーナリストの杉浦映子さんがピアノ伴奏で熱唱しました。
各地の連絡会の報告では、岩手で日本キリスト教団の有志の方たちが絵画展を開くために力を合わせ、そこから支援の輪が広がっているお話や、島根での初めての絵画展に向けた労組回りで一つの労組から800名近い署名が寄せられたお話など、星野文昭さんの獄中40年の闘いが人々の心を大きく動かしている様子が伝わりました。
また、この星野文昭さんを取り戻すことを労働運動の重要な課題と位置づけている全国労組交流センター代表の辻川慎一さん(動労水戸副委員長)は、「労働者、農民、中小企業等々、生きられないという事態に急速に入っている。福島では13万人に強制帰還が襲いかかろうとしている。こういう人たちを団結させることが問われている。私たちは、労働組合を復権して全てを闘い抜いていく。そして、星野文昭さんの絵画展でつながっていこう。」と訴えました。
たくさんの人々が星野さんと共にたたかう決意を述べられました。最後に、お連れ合いの暁子さんと従兄弟の星野誉夫さんが登壇し、全証拠を開示させ文昭さんが70歳になるまでに何としても取り戻したいと訴えました。
星野文昭さんの再審闘争については、星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議のホームページ
→http://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/をご参照下さい。
「全証拠開示・再審開始を求める100万人署名」にご協力を!
全国に27の救援会がつくられ、「すべての証拠を開示せよ!再審を開始せよ!」と、星野文昭さんが刑務所内で書いた絵画の展覧会や100万人の署名をを求め運動を展開しています。
11月29日、四谷区民ホールで開かれた全国集会には会場満席の470人が参加しました。
集会では冒頭、獄中の星野文昭さんからのメッセージが、お連れ合いの暁子さんから読み上げられました。
一部を紹介します。
「私への無期・40年投獄は、70年安保・沖縄闘争によって、労働者人民の闘いを抑圧するスターリン主義・体制内のクビキをのりこえ、青年・学生を先頭に戦争も搾取もない社会をめざし、圧倒的に自己解放的に闘いを発展させはじめ、体制を根底から揺るがしはじめたこと、そして今の命より金儲けの社会を労働者人民の団結した力で人間本来の社会に変える闘いとして発展させていることを圧殺しようとするものです。
それは、無期という重圧と社会生活・闘いとの分断によって、闘い生きることそのものを奪う、それも獄中・家族のみならず全ての労働者人民から奪おうとする究極の弾圧なのです。
だから、これを打ち破り、生き、勝利していくためには、本物の闘いが問われるのです。
それは、苛酷さに耐え忍ぶというものでも、無理をして自己犠牲的に「信念」を貫くといったものではなくて、自らと暁子、全ての仲間・労働者人民の持つ力を100パーセント信頼し、それを解き放って勝利していくものです。
不屈に闘うということは、そのように闘うということなのです。」
この星野さんの再審闘争をたたかう弁護団4名が登壇し、一人ひとり裁判の現状を報告しました。弁護団長の鈴木達夫さんは「全ての証拠開示はあたりまえのこと。無実を明らかにする証拠は警察庁の中にある。」「安倍政権のだましの手口を打ち砕こう。労働者が主人公の社会を建設しよう。」と訴え、今回の衆議院選(8区杉並)に出馬する決意を述べられました。
集会の途中で、暁子さんの詩に丸尾めぐみさんが作曲された「ソリダリティ~団結」の英語版をアートジャーナリストの杉浦映子さんがピアノ伴奏で熱唱しました。
各地の連絡会の報告では、岩手で日本キリスト教団の有志の方たちが絵画展を開くために力を合わせ、そこから支援の輪が広がっているお話や、島根での初めての絵画展に向けた労組回りで一つの労組から800名近い署名が寄せられたお話など、星野文昭さんの獄中40年の闘いが人々の心を大きく動かしている様子が伝わりました。
また、この星野文昭さんを取り戻すことを労働運動の重要な課題と位置づけている全国労組交流センター代表の辻川慎一さん(動労水戸副委員長)は、「労働者、農民、中小企業等々、生きられないという事態に急速に入っている。福島では13万人に強制帰還が襲いかかろうとしている。こういう人たちを団結させることが問われている。私たちは、労働組合を復権して全てを闘い抜いていく。そして、星野文昭さんの絵画展でつながっていこう。」と訴えました。
たくさんの人々が星野さんと共にたたかう決意を述べられました。最後に、お連れ合いの暁子さんと従兄弟の星野誉夫さんが登壇し、全証拠を開示させ文昭さんが70歳になるまでに何としても取り戻したいと訴えました。
星野文昭さんの再審闘争については、星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議のホームページ
→http://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/をご参照下さい。
「全証拠開示・再審開始を求める100万人署名」にご協力を!