とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2014年07月

本日の昼、国会の周りに約3000人が集まり、7.1閣議決定を撤回せよ!と抗議の声をあげました。「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」が呼びかけたもので、正午~午後1時40分の間、国会正門前や首相官邸前などでスピーチやコールで訴えました。

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観光バスの乗客ともエールの交換

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午後1時~と1時30分~の2回、国会正門前の右側と左側を横断してつなぎました。最初、警察は青信号でも横断歩道を渡らせないという不当な介入をし、大変危険な状況になりました。

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みんなで抗議!
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反対側でも抗議!
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最後に14日~15日の国会前抗議行動の呼びかけがありました。
7月14~15日に臨時で国会が開かれ、閣議決定に関する「集中審議」が衆議院と参議院の予算委員会で行われます。これに対する抗議行動が呼びかけられています。

勝手に決めといて、一日ずつの国会議員への「説明」で終わらせるなど、本当にふざけています。あくまで「撤回せよ!」と迫っていきましょう!(S)

<連続国会行動予定>

●「閣議決定」撤回!閉会中審査でごまかすな!7・14国会大行動
とき◆7月14日(月)正午~午後1時30分
ところ◆衆議院第2議員会館前
呼びかけ◆解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会・戦争をさせない1000人委員会(1000人委員会は午前9時~午後5時まで同所で座り込み)

●「閣議決定」撤回!閉会中審査でごまかすな!7・15国会大行動
とき◆7月15日(火)正午~午後1時30分
ところ◆参議院議員会館前
呼びかけ◆解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会・戦争をさせない1000人委員会(1000人委員会は午前9時~午後5時まで同所で座り込み)
















安倍政権与党(自公)は、7月1日、憲法9条の戦争放棄を廃棄する「集団的自衛権」容認の閣議決定を行いました。戦争への道を、暴力的にこじ開けるものです。絶対に許せません。

私たち百万人署名運動福岡県連絡会は、7月1日の昼、JR博多駅前で、安倍政権弾劾の情宣に立ちました。この日に月一の街宣を予定していた国鉄全国運動九州の仲間とともに、正午~2時まで、百万の「集団的自衛権反対ニュース3号」を声をかけながら手渡し、「集団的自衛権反対!」の署名を訴えました。

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1%の資本家のために、99%の労働者市民を使って、戦争をやらせるような「集団的自衛権の容認」をする閣議決定を絶対に許すことはできません。 安倍政権が進めているやり方も、本当に怒りが爆発するようなものです。その怒りは、駅前を通る人たちに向けてのアピールでも熱がこもります。

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「戦争は、決めた人は行かないんだ。若者や学生が銃を持つことになるんだよ。絶対反対だ。」と話すと、若い女性が配られたビラを見ながら、真剣な表情で聞き入っています。

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この日は、「集団的自衛権容認」の閣議決定が行われようとしていることもあって、関心を示す人が多いと感じました。特に、若い人が多かった。戦争は若者がターゲットになることをよく知っているからです。手に取ったニュースを熱心に読む人たちがたくさんいたし、署名に進んできてくれる人も何人もいました。

ある女性は、アピールを聞き、受け取ったビラを見て、署名の順番を待って署名をしてくれました。右手には包帯が…、「ギブスがはまっているのでうまく書けないけど」と言いながら、懸命に署名をしてくれました。

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国鉄1047名解雇撤回に向けて10万人署名を訴える国鉄全国運動のニュースも一緒に配りました。
和解拒否の国労原告団・小倉闘争団の羽廣憲さんは訴えました。

「どうして現在のようになったのか。それは、1987年の国鉄の分割・民営化で始まった。私たちは国鉄の分割・民営化に反対しました。全ての労働組合が闘っていれば、今のような状況にはならなかった。私は反対して国鉄を解雇されました。それで、今も解雇撤回の闘いを続けています。私たちの解雇撤回の闘いが、戦争への道も原発をも許さない闘いにもなっているのです。」

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「解雇撤回の闘いの勝利はあと一歩まで来ています。この署名がその力になるのです」。 多くの人が羽廣さんの熱い訴えに真剣に聞き入り、国鉄10万筆署名署名にも応えてくれました。

また、元原発労働者で、原発労働者の組合をつくり闘ってきた斉藤征二さん(敦賀在住)が、ちょうど博多駅から帰るところで、私たちの街宣に参加していただきました。
斉藤さんは、今も反原発の闘いを最前線で闘われています。この日も、福岡の元原発労働者、梅田隆亮さんが闘っている裁判の原告側の証人を引き受け、弁護士との打ち合わせに前日に来ていたそうです。

斉藤さんは、「原発は、事故が無くても、原発労働者に被曝を強制している。そんな原発は無くさないといけない。そのためにも、労働組合が絶対必要だ」と訴えました。国鉄分割・民営化で労働組合をつぶし、原発推進を加速させていったと指摘し、労働組合の団結と闘いで、原発も、戦争も止めることができる、と渾身の訴えをされました。

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やはり、改憲阻止、戦争阻止の闘いには、労働運動の復権が決定的であると思います。
そして、国際連帯の視点も。安倍政権は「国民を守るために集団的自衛権を行使する」、「国を守るために武力行使を認める」と言っていますが、こんなのはウソ。1%のための「自国の防衛」であり、そのためには「戦争も辞さない」ということ。それをごまかすために、国家主義・排外主義をあおって、民衆同士を敵対させるというやり方です。だから、こうしたものを蹴飛ばして、自国政府の戦争政策に真正面から対決していくことがいまとても大事だと思います。
 
百万人署名運動福岡連絡会も、全国・全世界の労働者民衆と連帯し、団結して闘うことを目指していきます。(福岡県連絡会 松尾)












安倍政権の集団的自衛権行使にむけた閣議決定強行に対し、全国の人々とともに福島でも抗議の声を上げようと、緊急の抗議行動が呼びかけられました。

急な呼びかけでしたが、午後6時に福島駅前に私を含め6名が集まり、今回の安倍政権の暴挙に対する怒りのアピールを次々とハンドマイクで行いました。集団的自衛権行使反対の署名もお願いしました。

当日は首相官邸前を始め全国での抗議行動がマスコミで報道されていたので、私たちの抗議行動は駅前を行く人々から圧倒的な注目でした。

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特に感動的だったのは、ある女性が私たちの抗議行動に飛び入り参加してきたことです。この人は、福島で抗議行動があれば参加しようと実は前日も駅前に来ていたそうです。しかし、前日は何もなく、この日に私たちに出会ったのでした。女性はビラまきを手伝ってくれ、共に抗議行動をやりぬきました。

この人のように、今回、安倍政権への怒りはかつてなく高まっています。人々は闘いを求めているのです。やはり、街頭に出て良かったです。

「自民党はいい気になっている。今度選挙あったら、あんな連中は全員落としてやらなければ」と言って署名してくれた男性、「戦争はいやです」と署名した女子高校生など、7時までの短い時間でしたが、30名を超える署名、カンパが集まりました。

署名の反応で今回多かったのは、敗北感を持った人はあまり見受けられず、みんな、激しい怒りを表明しました。

福島では、石原環境大臣の「金目発言」に続く今回の安倍政権の暴挙に、怒りはさらに高まっています。闘いを強め、何としても安倍政権を倒しましょう。(百万人署名運動福島県推進委員会・長沢)










集団的自衛権行使容認の閣議決定が強行されるとされた7月1日、前夜に続き、朝から抗議の人々が首相官邸前に集まった。首相官邸前では、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」の共催の抗議集会が、朝9時半からと臨時閣議が開かれる夕方5時からが呼びかけられていた。

朝8時40分ごろ、突然警察官が目の前で歩道に鉄柵を並べロープで固定し始めた。すぐに、なぜこんなものを置く必要があるのだ、やめろと強く抗議。警察官らは「歩行者の通路を確保するため」と。逆に危険ではないか!しかし、「上からの指示だから」と力ずくで作業を続けていく。主催者からも抗議をしてもらい、結果、一転、「撤去する」となった。本当に黙っていたら何をされるかわからない。

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集会が始まる頃にはどんどん人々が集まってきて、いつの間にか周りは身動きのできない状態になっていた。「閣議決定やめろ」のアピールとコールが止むことなく続いた。

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朝の抗議集会の終わりに、臨時閣議が早まる動きもあり、午後は予定を早めて3時から官邸前集会を始めるとの知らせがあった。
しかし、その後も若い人たちがリードして官邸前の抗議コールは続いた。各地から駆けつけた人々のアピールもされていた。

午後3時近くになると、再び官邸前周辺は人々で埋められ、「解釈改憲絶対反対!」、「勝手に閣議決定するな!」とコールが続いた。

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日射しが強く、とても暑かった。集会では全国各地で同時刻に抗議行動が闘われていると報告されていた。

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安倍がいる官邸はすぐ目の前。

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動労千葉など労組も駆けつけていた。
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午後5時過ぎ、閣議決定が強行された。
しかし、閣議決定での解釈改憲など、無効だ!

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撤回!撤回!のコールが続く
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歩道からあふれ、官邸前の記者会館の駐車場の方にもたくさんの人が。
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7時過ぎに抗議集会の終了が宣言されたが、それと入れ替わりに「安倍やめろ」「ファシスト倒せ」の青年たちの激しいデモコールが官邸前を席巻。首相官邸に向かって押し寄せていった。

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この怒りが、安倍政権打倒に向かって本格的に燃え広がるのは、これからだ。 (S)












6/30(月)夜の首相官邸前はすごかった。2年ほど前の反原発デモで官邸前の道路を埋め尽くしたときの光景を彷彿とさせる状況となった。
翌日の7/1に「集団的自衛権行使容認の閣議決定をする」と、安倍内閣が挑戦的に言い放っているとんでもない情勢の中で、{そんなことは認められない!」「閣議決定するな!」と、仕事帰りの人々も多く駆けつけた。
「絶対に負けられない戦いが、そこにはある、6.30首相官邸前へ!」とツイッターでも呼びかけられていて、高校生や青年たちも続々と集まってきていた。

向かってすぐ左方向が首相官邸

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車道の反対側にもたくさんの人が集まっていた。

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この日の官邸前行動は午後6時30分~と呼びかけられていたので、6時少し前に到着したところ、地下鉄を上がるともう、人、人、人でいっぱいで、官邸方向とは反対側のずっと離れたところでやっとデモに入れた。

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反対側からも続々と人が集まってきていた。

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まもなく、車道に鉄柵が立てられ始めた。

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あまりに人の流れが多く、歩道を広げざるを得なくなったのだ。

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向かい側の歩道にも人々が集まっている。
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写真はうまく撮れなかったが、労組の旗もたくさん見えた。
約2時間たって、前方での集会は終わったようなのだが、帰る人と新たに来る人で地下鉄駅周辺はごった返していた。

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9時過ぎに機動隊の指揮官車が現れて、しばらくしてから「もう終了となりましたので、気をつけてお帰りください」とアナウンスし始めたが、コールは鳴り止まない!

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首相官邸前も、「閣議決定するな」「「戦争反対」「安倍やめろ」のコールがガンガン響いていた。(夜10時ごろ)

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このまま11時30分ごろまで、抗議行動は続いていたそうだ。若い人たちのエネルギーはやっぱりすごい!
この日は、2万人くらいの人が官邸前に駆けつけたのではないだろうか。(S)

(続く)












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