とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2013年06月

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晴天の6月29日、上野公園口で、「安倍政権の憲法改悪に反対する署名」活動をしました。ここは規制が厳しくてハンドマイクを自由に使えないので、地声で呼びかけました。2時間のうち約半分の時間は公園の警備係との攻防になってしまいましたが、約70の署名が集まり、「次の署名ニュースも送って欲しい」という人もいました。

署名机の上には、NAZENの署名や、診療所のカンパ箱も。

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家族連れで署名に。

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おばあちゃんの署名をみつめるお孫さん?

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都に委託された警備員が妨害にやってきた

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「安倍の改憲に反対しましょう」だけでも反応してくれますが、改憲の中身をもう少し言っていく必要がある(今回はマイクが使えなかった)という意見が街宣後にありました。

参院選挙情勢だからこそ、各地で改憲阻止の闘いとして取り組んでいきましょう。

署名用紙とリーフのPDFデータはこちら!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/kenpo-ver3.htm










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国会も閉会して事実上の参院選に突入した6月28日、官邸前の「金曜行動」は怒りのコールで包まれていました。千葉県連絡会の女性がノボリ旗を持って参加しています。以下、写真速報です。

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安倍首相に対する怒りのメッセージボードがとても多い。

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安倍政権の原発輸出政策に強い抗議の声が…

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7月は、5、12、19、26日と官邸前&国会前「金曜行動」(18~20時)が闘われます!

安倍政権を追いつめ、倒そう!











さる6月22日(土)午後に、百万人署名運動・東京北部連絡会の第6回総会が開催されました。総会に先立って、第一部で、関東学院大学教授の足立昌勝氏による「動き出す戦争法と治安弾圧法」の講演がありました。

足立さんは、自民党改憲草案は国家による人権制限を正当化するもの、天皇主権の回復と軍事国家の再現であると明確に言い切りました。そして、改憲だけでなくさまざまな側面による法制化が審議され、戦争を行える国家への道づくりが進められていると訴えました。

既に国会で採決されたマイ・ナンバー法については、個人情報に関するOECD8原則で個々の情報を結合してはならないとされているのに、このマイナンバー法では各省庁機関など全ての情報を結合して、国民は国家管理の元に裸にされる危険なものと指摘しました。 

さらに、盗聴対象犯罪の拡大や室内盗聴の容認もされようとしているとのこと。室内盗聴については憲法35条(住居の不可侵)があり、改憲しなければ認められないはずと指摘されました。

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また、秘密保全法では軍事秘密から外交や国防・治安秘密にまで拡大し、公安警察の公然化にもつながり絶対にあってはならないこと。他にも、治安弾圧法の強化として共謀罪やカンパ禁止法が策動されていること、更には病気を隠して事故を起こした場合の道交法改正などもあり、これらは有罪とか無罪に関係なく、弾圧で逮捕して拘置することによって、自己規制をしたり運動を潰すねらいがあるなどと話されました。

こうしたことは、マスメディアは殆ど取り上げていなく国民にも知らされていない内容で、戦前のように権力はいかようにも活用できると背筋が寒くなる思いがしました。

最後に、足立さんは、どうしたら安倍劇場を粉砕できるのかと問い、発言できなくする教育や生きる価値を失っている若年層の右傾化傾向に触れ、「生きがいのある社会像」を求めて自分は“四角く生きる”と言われました。やはり労働組合が闘わなくなった影響が大きい、社会で職場で闘うことなしは勝てないと。

第二部の総会は、2012年の活動として、原発署名と改憲反対署名に取り組んだ月2回の街宣、例会、労組・都高教訪問キャラバンを始めとして、多くの賛同人・協力人が、原発・オスプレイ配備反対、裁判員制度の廃止を求める運動、国鉄闘争全国運動などの労働運動、日の丸・君が代強制に反対する運動など、他団体と連帯・共闘して集会やデモへ勢力的に取り組んできた活動が代表から報告されました。日めくりのように活動がよみがえってきました。

そして、事務局長からの力の入った情勢、総括、活動方針が提起され、安倍政権による改憲発動がじりじりと強まる中で、連絡会内だけに留まらず、北部ユニオン・労組などとも連携して“改憲と戦争反対”を闘いぬこう、街宣を強化しよう、会員を拡げようと7年目に向けてスタートしました。(北部連絡会会員 H・F)









6月13日(木)、今国会11回目の衆議院憲法審査会が開催されました。
今回のテーマは、「日本国憲法の改正手続に関する法律における『3つの宿題』」のうち前回の審査会で時間切れのため積み残しとなった「国民投票の対象拡大」と、今国会の衆院憲法審査会を(おそらくは)締めくくる自由討議でした。

前回に引き続き、この日も自民党の委員が20~25人くらい出席していたため、全体の出席者数は35~40人程度となり、座席の7~8割が埋まっていました。
傍聴者は27~28人(百万人署名運動は4人)、記者は10人前後でした。また、冒頭だけNHKのカメラが入っていました。

国民投票の対象拡大について

国民投票法(改憲手続法)の附則第12条には「国は、この規定の施行後速やかに、憲法改正を要する問題及び憲法改正の対象となり得る問題についての国民投票制度に関し、その意義及び必要性の有無について、日本国憲法の採用する間接民主制との整合性の確保その他の観点から検討を加え、必要な措置を講ずるものとする」と規定されており、これが3つの宿題のうちのひとつ、「国民投票の対象拡大」の問題です。

今回も、最初に衆議院法制局からこの条文のポイントや国民投票法の制定過程での議論の経緯、内容等の説明があり、その後、自由討議が行われました。

自由討議では、自民党3名、民主党2名、みんなの党1名が発言しましたが、総じて自民党の委員は「国民投票の対象拡大」に消極的、民主党、みんなの党の委員は積極的なニュアンスが強かったように感じました。ただ、いずれも幹事である船田元氏(自民)は「議論を続けていかざる得ない問題である」、武正公一氏(民主)も「与野党が真摯な議論、ていねいな合意形成に努める対象になり得る」と述べていて、この宿題を速やかに片付けようという雰囲気は感じられませんでした。

なお、葉梨康弘氏(自民、幹事)は、「2回の、熟議の国民投票を行うという制度設計がなされた場合には、国会は一歩引いて、3分の2ではなく、たとえば2分の1というような発議要件にすることも検討課題になってくるのではないかと考えている」という、看過できない意見を表明しました。

要するに、改憲に関わるテーマについて諮問的(予備的と言った方がわかりやすいかもしれません)国民投票を行い賛成が多数という結果が出た場合、その問題については改憲案の国会発議の要件を2分の1に緩和すべきだと言っているわけです。

つまり、「国民投票の対象拡大」には反対だが、もし意に反して諮問的国民投票の制度ができてしまった場合には、今度はそれを逆手にとって改憲の発議のハードルを下げてしまおうともくろんでいるわけで、転んでもただでは起きないぞということなのです。
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今国会最後の自由討議の中身は?

次に、これまで今国会で行われてきた憲法の各条章、緊急事態、3つの宿題に関する審議を締めくくる自由討議が行われ、最初に各会派の代表者から、続いて発言を希望する委員からの意見表明が行われました。

まず、各会派の代表者の見解を要領よく網羅した『NHK NEWS WEB』の記事「衆憲法審査会 7党が意見表明 」を引用します(発言者の氏名は私が補いました)。

衆議院の憲法審査会は、今の国会での実質的な議論が13日で最後となる見通しで、審査会に委員がいる与野党7党が、憲法改正の是非や今後の憲法論議の進め方などについてそれぞれ意見を表明しました。

この中で、自民党(中谷元氏)は「わが党は憲法改正案を提案しており、これを基に早期に政党間の協議に入るべきだ。各党が改正案を持ち寄って修文を進める手法が考えられ、一致点を見いだす努力をすることが、まず必要だ」と述べました。

民主党(武正公一氏)は「憲法は、時の政権がみずからの価値をうたい、国民に義務や道徳を課すものではない。真の立憲主義を確立すべく、国民と対話しながら補うべき点や改めるべき点の議論を深め、未来志向の憲法を構想したい」と述べました。

日本維新の会(馬場伸幸氏)は「憲法を改正できる状況を整えるのが最優先課題であり、まずは憲法96条を改正し、国会が改正を発議できる要件を現実的なものに変更すべきだ。そのうえで統治機構改革などに向けて改正を進めていきたい」と述べました。

公明党(斉藤鉄夫氏)は「憲法に新たな理念を加えて補強する『加憲』こそ、最も現実的で妥当だ。基本的人権の尊重など憲法の3原則以外の条文について、改正の発議要件を緩和することは議論の余地があり、党内論議を加速させたい」と述べました。

みんなの党(小池正就氏)は「憲法改正案を提出することは、必ずしも困難ではない。国会議員には、真に必要な改正案であれば、審議を通して意義や課題を明らかにする役割がある」と述べました。

共産党(笠井亮氏)は「今国会では96条の改正などを巡る発言が繰り返されたが、憲法を守り抜き現実の政治に生かすことが国民的な要請だ。国民からかけ離れた改憲論議は、きっぱりとやめるべきだ」と述べました。

生活の党(鈴木克昌氏)は「昨今は、『わが国を覆う閉塞感の根源は憲法である』という議論が横行している。必要なら変え、そうでなければ変えないだけであり、冷静で理性的な議論が求められている」と述べました。

いかがでしょうか。この記事で紹介されている範囲で私が注目、警戒すべきだと考える点を2つ上げるとすれば、第一に、自民党の中谷元氏が、政党間で「協議会を立ち上げ、各党で改正案を持ち寄り、それぞれの草案をたたき台に修文をしていく」として、改憲案の発議に向けた具体的な仕組みや進め方を提案したこと、第二に、公明党の斉藤鉄夫氏が「3原則以外については、(改憲の発議要件を)一定程度緩和することについて議論の余地があり得る」と述べ、96条の改正について、最近は維新の会と一線を画そうとしているみんなの党以上に積極的な姿勢を示したことです。

聞き逃せない中谷氏(自民)の暴論

そして、皆さんにどうしても報告しておきたいのが、中谷元氏の発言の詳細です。全体的にとんでもないものでしたが、中でもとくに「これはひどい」と感じた部分を、これも2つだけ挙げておきます。

まず、「前文」についての発言です。「全体が翻訳調であり、その原案には、アメリカの憲法やマッカーサー・ノートなど歴史的文章から取り入れられたと見られる西洋の思想が並んでいる。中でも自国の安全保障について『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』とは、まさにユートピア的発想による自衛権の放棄にほかならない。現行憲法の前文を全面的に書き換え、日本の歴史や文化、国や郷土を自ら守る気概など、国家の基本原理をわかりやすく述べたものにすべきだ。」

そして、第3章「国民の権利及び義務」に関する発言。「これまで権利偏重の憲法論であったが、国民も国家に対して何らかの義務を負っているものと考える。第一に、国民は国家を構成する一員として国家に対しての責任と義務を負うものだ。国家の命運は国民につながっており、国民は国家の存立とその進運に貢献することをその本分となすものである。第二に、国民は社会生活の一員として社会の安寧秩序を保持し、その秩序を乱すべからざる義務を負うものであり、さらに進んで積極的に社会の福利に寄与すべき義務を負っている。第三に、国民は個人として各自が自己の存立の目的の主体であり、他の人の自由及び権利を尊重し、これを侵害してはならぬ義務を負うものである。以上により、自民党改正草案では『自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない』と規定した。」

     国会内の売店でこんな飴が売られていてビックリ!
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共感を呼んだ河野氏の発言、しかし・・・

最後の自由討議では、河野太郎氏が自らの所属する自民党の改憲草案を痛烈に批判して、傍聴席に共感の空気が流れました。
『東京新聞TOKYO Web』の記事、「自民草案を河野氏批判」を引用します。

自民党の河野太郎氏は13日の衆院憲法審査会で、同党が昨年まとめた改憲草案について「憲法の名を借りて、国民の権利を制限する方向に安易に行くことは断固反対を申し上げたい」と批判した。

河野氏は、憲法の在り方として「多くの国民が歴史を通じて、国家権力にたがをはめてきた」と説明。「権利を制限し、義務を課すのは、今の日本にはふさわしくない」と指摘した。

さらに、草案に「家族の助け合い義務」が盛り込まれたことも疑問視。元衆院議長の父・洋平氏への生体肝移植の経験を話し「いいことをしたと思うが、それができる人もいれば、できない人もいる。家族は助け合うべきだが、道徳を憲法で定義するのは少し違う。個人に任せるべきものだ」と述べた。

草案への身内からの手厳しい批判に、自民党の衛藤征士郎氏は「憲法が国民を抑えつけ、拘束するという観念で言っているが、ちょっと違う」と反論した。

憲法論議で自民党と対立する共産党だが、同党の笠井亮氏は「河野さんに共感する。自民党の中にもいろいろ議論があるとあらためて感じた」とエールを送った。

なお、河野氏は、これまでの審査会でときどき顔を出してはいましたがいつもすぐに退席してしまっていて、長い時間席に着いていたのも発言したのも今回が初めてでした。

しかし、河野氏以外の自民、維新の委員たちの発言は、耳を覆いたくなるものばかりでした。
たとえば、船田元氏(自民)は、中谷元氏に続いて、改憲に向けた今後の検討の進め方について発言し、笠井亮(共産)に手厳しく反論されました。
『しんぶん赤旗』(ネット版)では、そのやりとりが次のように報道されています。

自民党の船田元議員は13日の衆院憲法審査会で、改憲手続き法で残された課題を解決したのちに、「憲法改正原案を作成していく作業にかかりたい」と述べ、審査会として改憲原案作成に取り組むよう主張しました。

日本共産党の笠井亮議員は「国民の多数がいま改憲を望んでいないもとで、審査会での改憲の議論はきっぱりやめるべきだ。ましてや原案作成など必要ない」と主張。「今後の議論の進め方は、幹事会の場で協議すべきだ。審査会の場で突然、憲法原案作成の作業をやろうなどと表明することは許されない」と批判しました。

船田氏は「(今後の議論のあり方を)決めるのは幹事会で、それに影響を与えようと思って議論しているつもりはない」と釈明しました。

そして、聞いていて気の毒になるくらいの支離滅裂な意見を開陳したのが、土屋正忠氏(自民)です。それは、「憲法論議をすると、憲法は国家権力を抑制し国民の権利を守るんだという立場のみから語られることが多い。しかし、現憲法でも国民に子弟に教育を受けさせる義務、勤労の義務、納税の義務を課している条項があるのだから、国民に義務を課すのは憲法ではないというような意見は、現憲法も否定していることになる」というものでした。

また、河野氏の意見に対して「憲法に家族という価値観をしっかり書き込むべきだと思う。たとえば夫婦別姓のような、日本の家族という価値観を根底から覆すような法律を国家権力が作らないように、国に対して、家族という価値観をしっかり守れという意味で、書き込むことは大事なのではないかと思っている」と述べた西野弘一氏(維新)に対しては、私の隣で傍聴していた女性が、思わず「若いのにかわいそうに」とつぶやいていました。

いずれ劣らぬ迷論ですが、今国会における憲法審査会の締めくくりの議論の水準がこれですから、「かわいそう」なのは国民の方だと思わざるを得ませんでした。(G)



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傍聴を終えて外に出たら、目の前を大きな車(写真上)が大音量で通過しました。何を言っているのかよくわかりませんでしたが、これも自民党改憲草案(「天皇は、日本国の元首であり、…」)に関係しての動きでしょうか?



















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6月15~16日の二日間、大間原発直近で「大MAGROCK」が開かれ、16日にはなんと500名の参加で集会と町内デモが行われました。また、広島長崎反戦反核闘争全国統一実行委の主催で15日には六ヶ所核燃サイクル施設や建設中の核廃棄物中間貯蔵施設などへの抗議行動が行われました。写真速報です。

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六ヶ所核燃サイクル施設の正面ゲートに座り込む。

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抗議のシュプレヒコール。

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PRセンターの3階から見える核燃サイクル施設。

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東通原発のPR館、「トントゥビレッジ」。

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そこの3階から見える東通原発。

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中身はこんな感じ、模型です。

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東通原発が村に落とす原発マネーでつくられた役場。おとぎ話に出てくるような建物に驚き!

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これも原発マネーで造られた村立小学校。こうした建物が山の中に忽然と現れる。

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「むつ科学技術館」も見学。

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むつ市にある中間貯蔵施設に対する抗議行動。

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大間へ。車窓から見える、夕方の津軽海峡は絶景。

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大間町で原発反対集会。

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歌える弁護士、中野さん。

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16日午前、原発直近の集会場へ。

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ここでも鎌田慧さんがアピール。

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「あさこはうす」の小笠原厚子さん。

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長蛇の列で、いよいよデモ出発。

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大MAGROCK隊がデモの先頭に。

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デモのコールをする中道さん。

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ランキンタクシーさんもデモコール。

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フェリーの港までデモしました!














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