とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2013年05月

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4・28集会の報告の続きです {%笑いwebry%} 集会後半の水島満久さん(元全駐労マリン支部副委員長)の講演から。

「私は19歳のときからずっと、1年半前まで基地労働者として働いてきました。沖縄闘争への連帯と共闘を求めて話をさせていただきます。」

「安倍政権が行う記念式典を怒りを込めて弾劾します。4.28は県民にとって『屈辱の日』『怒りの日』であって、決して祝う日ではありません。」

「沖縄ではオスプレイの低空飛行訓練が早朝から深夜まで繰り広げられています。激しい不安、動悸、心拍数の増加、息苦しさ…これらの症状は重低音パニック障害です。特に普天間基地周辺、北部の訓練地域の住民は、『ここには人間が住んでいるのだ!』と、満身の怒りの声をあげています。」

「これまでの日米の合意は、すべて騙しでした。普天間基地返還を持ち出すと同時に、新たな軍事基地を打ち出し、沖縄を永久的に基地の島、戦争の最前線基地として使い続ける攻撃でした。16年余りの闘いで、沖縄と全国の労働者の実力闘争で、辺野古新基地建設を阻止してきたのです。」

「沖縄の米軍基地問題に手を突っ込んだ政権は沖縄県民、労働者人民の闘いによって崩壊の坂道を転がり落ちるのです。安倍政権もしかり。沖縄闘争を闘う全国の連帯共闘した闘いと国際連帯闘争でもって、政権崩壊を突きつけられるのです。安倍政権を沖縄闘争に引きずり込んで打倒しましょう。」

「基地労働者が動くとき、沖縄闘争が動くと言われています。」

「2007年に基本給を国家公務員に準拠する形にすると同時に、退職手当を減額、語学手当を廃止するという攻撃に対して、全駐労は2波の全国統一ストで反撃しました。16年ぶりのストライキとなり、指導する経験した役員がほとんどいない状況でした。そのとき幸いに私は指導部の一人だったので、非常に幸せに思いました。」

「ストライキを貫徹するために牽引したのは若手の役員、現場の青年労働者でした。労働者はストライキを闘うことで団結をより強固にし、自らの指導を確立すると同時に、組織を拡大したのです。そのとき沖縄地区本部で400名の組合員を増やし、組織の強化も勝ち取ったのです。」

「昨年、米軍当局と日本政府は労働者の職場の団結を分断する攻撃としてAAFES(米陸軍・空軍が共同運営する福利厚生組織)の労働者に対し、週40時間勤務から30時間未満のパート勤務に変更する合理化攻撃を強行しました。当該の職場は、職場討論を重ね、所属組合支部を動かして、24時間ストを決定させました。昨年7月13日、米軍司令部前で700名の結集でストライキを貫徹しました。」

「スト現場で、シュプレヒコールなどを終始リードしたのは6年前のストライキを経験した青年労働者でした。24時間ストライキを貫徹した基地労働者は、9月9日のオスプレイ配備反対県民大会へ、命を守る闘いとして組織決定し参加しました。」

「基地労働者は戦争が大好きで、戦争による人殺しを手伝うために基地労働者になったのではないのです。政府による沖縄基地政策によって基地労働を選択したのです。基地労働者は必ず起ち上がります。『解雇撤回、基地撤去』を掲げ、基地内決起で闘いぬいた沖縄の基地労働者の闘いの歴史的継承と発展をかけた闘いを開始するのです。」

「労働者の怒りはうずまいています。この怒りをただちに組織しないと絶望に変わります。この情勢下で労働者の意識だって一夜にして変わることもあるのです。もう食っていけないとなったら、いままで闘っていた人がある日突然、自分も戦争に賛成だ、なんて言い出すことがあるのが今日の情勢なんです。」

「追いつめられているのはオバマや安倍なんです。改憲・戦争攻撃と闘う沖縄の怒りは押さえつければ押さえつけるほど怒りのマグマは倍加するのです。その怒りの爆発は、沖縄を基地の島から国際連帯の島にする闘いになります。国際連帯で闘う沖縄を先頭で牽引するのは労働者階級です。新自由主義、外注化・非正規職化に対し、現場や職場で日々闘っている労働者です。」

「自分の周囲から闘いをつくりだし、フクシマ・オキナワの怒りと固くつながり、国際連帯で改憲と戦争を阻んでいきましょう。復帰41年5.15沖縄闘争、5.18沖縄集会に全国からの参加を呼びかけます。」



集会の基調を百万人署名運動事務局の川添が行いました {%火webry%}

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集会の最後は、6人のリレーアピール {%大変webry%}

反原発を闘っている淵上さんは、「原発をなくす闘いは、毎日毎日が闘い。10年20年、50年100年闘い続け、しぶとく勝利を切り開いていかなければならない」と、国からのテント撤去攻撃に対して、多くの人たちと手を組んで闘っていくことを話してくれました。

在本土沖縄出身者の座覇さんは、在本土沖縄出身者として主権回復式典を弾劾し、改憲・戦争への道を拒否して闘うこと、若い労働者と学生の力に期待したいこと、一人ひとりがリーダーになって闘いを牽引してほしいことを訴え、「在本土沖縄労働者会議」を結成したことを報告しました。

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法政大学生の武田くんは、改憲の現実がすでに大学から始まっている、大学で集会やデモができない、かといって行動でデモをすればパクられる、闘わなければこういう現実が法政大学のみならず全社会に拡大していくことを訴えました。そして、「学生自治会をつくり、法大闘争で勝利し、全国で学生運動を爆発させて改憲攻撃を打ち破っていきたい」と語りました。

精研労組書記長の赤羽くんが、闘う労働組合を強化拡大していくことの意義を語り、百万人署名運動広島県連絡会の大江さんが、オスプレイの低空飛行訓練に反対する地域の闘いを報告しました。百万人署名運動新潟県推進委員会の片桐さんは、自民党改憲案に対する学習討論会の重要性を報告し、「内閣の一つぐらいつぶせる運動にしていく」決意を表明しました。



3時間強の集会でしたが、集中して熱気のある集会になりました。

改憲を阻むために、安倍政権を倒す闘いにうってでましょう!

全国でがんばろう {%力仕事webry%}














5月9日(木)、衆議院憲法審査会が行われました。今国会7回目の開催で、今回のテーマは、第96条だけから成る「第9章 改正」でした。いつものように衆議院法制局からの論点説明のあと、各会派の代表者の意見表明、自由討議の順に、朝9時から11時50分頃まで、3時間弱をかけて審議が行われました。

過去最多の記者・傍聴者、自民党委員も多数出席
この日は、安倍首相がその改正をこの夏の参院選の争点にすると明言した(最近は改憲派を含む世論の反発やアメリカからの批判等に配慮してかややトーンダウンしていますが)96条が取り上げられるためか、多くの記者と傍聴者が集まりました。
いつもなら空席の目立つ記者席は満杯で6台ものテレビカメラが入っていましたし(NHK、日テレ、フジのカメラは途中で姿を消しましたが、TBS、テレ朝、テレ東は最後まで残っていました)、傍聴者も途中で入れ替えを行うかもしれないとのことで事前に番号札が配布されるほど多数が集合しました。結果的に入れ替えはありませんでしたが、多くの方が立ち見を余儀なくされました。退去時に番号札を回収していた職員に確認したところ、全部で58枚を配布したとのことでした。原発国民投票運動等で知られている今井一氏が顔を見せていましたし、石破茂事務所の関係者など改憲派の人もいたようです。なお、百万人署名運動は3人で傍聴してきました。

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今回、私が注目していたことの一つは、自民党の委員の出席状況でした。前回の審査会で、笠井亮氏(共産)からあまりの空席の多さを非難され、保利耕輔会長(自民)が「出席者の件については、十分に与党側に喚起しておきたい」と答えていたからです。
そして驚いたことに、この日は最初から自民党委員の席がほとんど埋まっていたのです。すなわち、31人の委員中27~28人が着席していて、11時頃にはいったん20人前後に減少しましたが、閉会が近づくとまた26~27名に回復しました。他党の委員(計19人)は、ときどき中座することはあっても毎回ほぼ全員が出席していますから、この日の審査会では、11時前後の短い時間を除き常時45人前後、委員の約9割が着席しているという「空前」の事態(「絶後」でもあるかどうかは、今後の推移をみなければなりませんが)が実現したのです。

96条に関する各会派の主張
この日の憲法審査会の内容については、新聞各紙、テレビ各局で比較的ていねいに報道されており、私があえて整理しなおす必要はないと思いますので、ここでは、特に詳しく、かつかなり正確に各会派の代表者の主張を要約していたNHKの報道内容を引用しておきます(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130509/k10014451761000.html)。なお、カッコ内の発言者名は、私が付記したものです。

自民党(船田元氏)は「衆参両院のどちらかの3分の1以上の議員が反対することで発議が行われず、国民の意思が最高法規に反映されないので、要件を過半数とすることが妥当だ。政権を取った勢力によって憲法が簡単に変えられるという懸念も出されているが、国民投票のチェックもあり、心配には及ばない。今後、改正手続きを繰り返すためには、あらかじめハードルを下げておく必要がある」と述べました。

民主党(武正公一氏)は「『憲法とは、公権力の行使を制限するために主権者が定める根本規範である』という近代立憲主義に立つことが基本的な考え方だ。決して、1つの内閣が目指すべき社会像をうたったり、国民に道徳や義務を課す規範ではない。憲法の中身の議論が欠かせず、わが党は96条のみの改正には慎重な立場だ」と述べました。

日本維新の会(坂本祐之輔氏)は「96条をまず改正し、統治機構を規定している憲法のゆがみを正す方針だ。発議要件が3分の2以上とされている現状では、発議することはほとんどなく、憲法について国民に判断を仰ぐことは困難だ。発議要件を過半数に引き下げ、国民が憲法をジャッジする機会を作りたい」と述べました。

公明党(斉藤鉄夫氏)は「96条を先行して改正することには慎重であるべきだ。憲法の内容をどう改正するのかという中身の議論が行われる前に、手続きだけ改正するのは、国民から見て不透明になる。硬性憲法の性格は維持すべきだが、わが国を取り巻く状況も大きく変わってきたので、憲法に新たな理念を加える『加憲』が最も現実的だ」と述べました。

みんなの党(畠中光成氏)は「96条の改正を主張しているが、統治機構の改革を同時に進める明確な意志がないと、安倍総理大臣が目指す改正に、おいそれと賛同することはできかねる。憲法改正の前に選挙制度改革や官僚制度改革をすべきで、われわれは『美しい国』や『強い日本』という衣の陰に、戦時下の国家体制を賛美するような勢力とは根本的に異なる」と述べました。

共産党(笠井亮氏)は「国民を縛るのが憲法ではなく、国民が権力を縛るのが憲法だ。発議要件を過半数に引き下げ、一般の法律並みにハードルを下げるのは、憲法の根本精神を否定し、憲法が憲法でなくなる禁じ手であり、断じて許されない。ましてや安倍総理大臣のように、時の政権がこれを求めるのは本末転倒だ」と述べました。

生活の党(鈴木克昌氏)は「まず96条を改正すべきという意見には、明確に反対だ。憲法を改正しようとする場合は、中身の改正についての検討を先行すべきで、国会の発議要件を引き下げれば、政権や内閣が変わるたびに、時々の多数派の意思で憲法改正が行われることにつながり、あまりに乱暴な議論だ。憲法の最高法規たる性質が失われてしまうことにもなる」と述べました。

 国会前(実際は裏側)のイチョウの葉も大きくなってきました。
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自民は雄弁、維新は沈黙、みんなは独自性を主張
自由討議は、「『憲法改正の限界』及び『改正手続要件の緩和』に関する論点」と「その他の論点」とに分けて行われましたが、大半の時間が前者の「改正手続要件の緩和」をめぐる議論に費やされました。

この日発言した委員は延べ23人でしたが、うち12人が自民党で、96条の先行改正に積極的な姿勢を会派全体でアピールしていました。ただ、その内容はお粗末で、これまで一度も憲法が改正されなかったのは世界的に見ても異常で、それは改憲の発議のハードルが高すぎるからであって、そのことによって国民が憲法について意思を表示する機会が奪われているといった意見を、海外の憲法における改憲に関する規定やそれら諸国での改憲の回数等に恣意的に言及しながら、論理的な筋道のあやふやなまま主張するだけで、「3分の2を温存すれば、たぶん改憲は半永久的に実現しないでしょう」、それは「現状維持を好む日本人の特性であります」(中谷元氏)という珍論まで飛び出す始末でした。

また、維新の会は6人の委員が出席していながら1人しか発言しなかったのに対して(私にはその内容が意味不明で理解できませんでしたので、残念ながらここではご紹介できません)、みんなの党は小池政就氏が「現行の選挙制度では政党の得票率と実際の議席獲得数が大きく異なることがある点も留意したうえで、どの程度の軟性化を求めるかという考慮も必要」で、「わが党は1人1票比例代表制による選挙制度の抜本的な改革を訴えている」と述べて、自民党とのスタンスの違いを強調していました。

なお、自由討議では、委員から衆議院法制局に対する質疑が行われることがありますが、この日は大口善徳氏(公明党)が質問をしたにもかかわらず保利耕輔会長がそれに気づかず次の発言者を指名してしまい、事務局から指摘されてあわてて法制局に発言を促すという一幕がありました。つまり、会長が委員の発言に注意深く耳を傾けていなかったことが暴露されたわけです。議事を円滑に進行すること等に気を取られていたのかもしれませんので、このことをことさら取り上げて批判するのは気の毒だという感じもしますが、公式の会議録には記録されないでしょうから、やはりここに記載しておきたいと思います。(G)

●審議状況は衆議院インターネットテレビで見ることができます。
→http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42733&media_type=fp

●次回の衆議院・憲法審査会の予定
 とき:5月16日(木)午前9時開始、約3時間ほどの予定
 ところ:国会内衆議院・委員会室
 議題:日本国憲法の第10章「最高法規」、第11章「補則」、及び「前文」の論点について
    *法制局説明、各派意見表明、自由討議

▲傍聴希望者は、5月15日(水)昼までに百万人署名運動事務局までご連絡ください。(T/F03-5211-5415)
  当日は、衆議院議員面会所に午前8時30分集合です。














百万人署名運動・愛媛県連絡会は毎月、松山市の「坊ちゃん広場」前で街頭署名活動を行っています。4月は、28日に街宣署名をしました。愛媛には伊方原発があり、いつもは原発反対署名に力を入れていますが、この日は、「沖縄デー」であり、東京で改憲反対の全国集会が開催されていることもあり、「沖縄米軍基地と9条改憲に反対する署名」を呼びかけました。

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私が街宣用具を持って、坊ちゃん広場に行くと、「日の丸」の旗を持った人たちが数人集まっていました。その一人に、「何の集まりですか?」と聞くと、「主権回復を祝って日の丸行進をするんです。」と言う。「政府祝賀の愛媛版か!」と、びっくりして、「今日は沖縄基地と改憲に反対する日です。私は、沖縄基地撤去を訴えに来たんです。」と応えると、その場で言い合いになりました。

彼は、「中国が攻めてくる。日本は強くならなければならない。それまでは、沖縄の現状も安保もしかたない。」の一点張り。
あまりの無知傲慢さに腹がたって、「あなたは、中国が攻めてきたら、沖縄を国体護持のための捨て石にするつもりなんか!」と声をあげてたら、騒ぎを聞きつけて双方から仲間が集まり……(=゜ω゜)ノ

「日の丸団体」は集会もしないでそそくさと行進に出発。私たちは、メガホンで、「祝賀行進」を弾劾して、署名街宣をやり抜きました。
「日の丸行進を見ましたー」と、反発心から積極的に署名に応じてくれた人も複数いました。
もっともっと目に見える反対行動の必要性を感じます。
o(^o^)o頑張りましょう! (愛媛県連絡会 N)










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安倍政権が「主権回復の日」記念式典を開催した4月28日、百万人署名運動の主催で「福島・沖縄の怒りとつながり、国際連帯で改憲と戦争を阻もう4・28全国集会」を都内で開催しました。

420人が参加し、安倍政権への怒りがあふれる集会となりました

琉球新報にも記事になりました {%下降webry%}

受付での途中経過の参加人数だったので、「約380人」と実際より少なく報道されてしまいました {%トホホwebry%}

ブログへのアップがたいへん遅くなってすみません {%がっかり(orZ)webry%}

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最初に、「裁判員制度はいらない大運動」と「すべての原発いますぐなくそう全国会議(NAZEN)」から連帯挨拶をうけました。大運動の中島さんは、「宜野湾で開かれている抗議大会に連帯したい」「裁判員制度は改憲そのもの。出頭率も下がり続け、破たんしている。見直しを許さず廃止に追い込むため、5・22クレオ集会に参加を」と呼びかけました。

NAZEN事務局長の織田さんは、「福島の人たちを放射能まみれにして、原発事故の責任もとらないやつらに、国家を統治する資格はない。主権という言葉に惑わされてはいけない」と訴えたうえで、「改憲は敵の側の危機を意味している。この社会を彼らが維持できないからだ。多くの人が過激に立ち上がっていく情勢にある。そのエネルギーに依拠して闘いを拡大していこう。安倍政権の改憲・再稼働情勢と対決して、生き生きと闘い抜いていきたい」と話しました。

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次に、百万人署名運動事務局長の西川重則さんが、改憲国会の状況を報告しました。まず、西川さんは、「米軍の長期にわたる軍事占領を希望する」とした1947年9月の天皇メッセージにふれ、「主権回復式典」に対する沖縄の怒りはまったく当然だ、昭和天皇の戦争責任・沖縄売り渡し責任こそ追及されるべきだと訴えました。

つづいて、昨年4月27日に自民党の新たな改憲草案が出されたこと、その後、衆参の憲法審査会が国会で始動したこと、安倍政権になって自民党の改憲草案を披露する場になっていること、改憲の発議に向かって動いていることを危機感を持って報告しました。そして西川さんは、自民党案の第102条で、「すべて国民は、この憲法を尊重しなければならない」と書かれていることを強く弾劾し、「自民党がつくった新憲法を国民は尊重しろと言っている。とんでもないことです。権力を縛る憲法から、国民を縛る憲法にしようとしているのです。絶対に認めることはできません」と語りました。

また、「自民党改憲草案には、『公益および公の秩序に反しないかぎり…』という言葉が何度か使われているが、この『秩序』という言葉の意味は、天皇制を中心とした社会の秩序という意味です。その言葉をあえて導入しようとしていることに注目しなければなりません」と話しました。

そして、沖縄や福島とつながっていき、改憲と戦争をさせないことが私たちの運動であり使命だと述べました。「国際連帯が成熟して、国境を越えて具体化していったら、支配者は戦争を絶対できない。そういう意味で、私は国際連帯を強く求めています。それぞれの国の労働者であれ市民であれ、労働組合はなによりもそう、自国の政府に戦争をさせない責任があり、その責任と連帯という両方が重要だと思っています」と話しました。

「戦争が始まるとき、最初に犠牲になるのは『真実』です。支配者は必ずウソをつき、真実を隠して戦争に突き進む。その時、私たちは全民衆に真実を伝える責任があります。憲法審査会の国会傍聴もそのためです。がんばりましょう」と講演をしめくくりました。

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続いて、福島県教組副委員長の柴口正武さんが、「学校現場から見るフクシマとフタバ」と題して講演しました。

「こうして話をする場を設けてくれることが、支援だと思っています。高校生平和大使となった女子学生が、『忘れられることが一番怖い』と語っていました。それは福島県民の共通の思いです」

「主権回復式典を大々的に開催した安倍政権に怒りを感じます。福島に住む者の思いを無視して原発再稼働を明言したことにもつながる怒りです」

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「原発事故による避難とか学校とかがどうなるのかを話したい」

「原発事故は、避難場所が事故の進行によって変わっていきます。避難場所がどんどん変わっていくことによって、一つ目の家族が、二つ目の家族が、というふうに、どんどんばらばらになっていきます。そして、集団避難にはずれた人は、なるべく遠くに逃げます。家庭の状況によって、避難の仕方は多種多様になります」

「広野中学校では、230人の子どもが70校に転校しました。富岡第二小学校では、512人の子どもが240校に転校しました」

「双葉支部には230人の組合員がいて、その組合員が170校にばらばらにされました。ほとんどの組合員が遠距離通勤と別居を強制されました。そのことについての県教委に対する怒りはまだおさまっていません」

「今も9割の子どもたちは転校したままです」

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「この写真は、広野中学の体育館用のブルーシートの除染の様子です。見て欲しいのは、コロコロでやっていること。信じられますか? 線量計で測って下がらなかったら掃除機で吸い取る。一生懸命みんなでやったが、結局廃棄。いったいこの時間はなんだったんだとみんなで怒りました」

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「浪江中学もいまだにこのままです」

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「7・14マイクロシーベルトの高い線量を示しているのは、うちのお墓です。立ち入りは自由にできます。ここは居住制限地域で、帰還困難区域ではありません。でもこの線量です」

「私たち教職員組合は、子どもたちをこれ以上の被曝から守ろうと闘っていきます。裁判闘争も賠償請求も大事です。でも目の前に子どもたちがいます。私たちが頑張らなければならないと思っています」 {%キラキラwebry%}

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同日、沖縄では1万人の抗議大会が開催されました。

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4月29日の琉球新報です。 {%上昇webry%}

集会後半は、水島満久さん(元全駐労マリン支部副委員長)の講演から。

続きはこの次のブログで {%拍手webry%}




















■憲法記念日集会「憲法改正は是か非か~自民党草案を現憲法と対比する」
とき◆5月3日(金・憲法記念日)午後2時開会
ところ◆ソレイユさがみ(神奈川県相模原市、JR橋本駅前ビル「イオン」6F)
講師◆西川重則さん(とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長)
主催◆さがみ九条の会(tel.042-754-0053松井)

■Make Peace の集い
とき◆5月3日(金・憲法記念日)午後1時30分~3時30分
ところ◆島根県民会館中ホール(松江市殿町158)
講演◆小森陽一さん(東大大学院教授)/資料代500円
主催◆憲法改悪反対!5・3実行委員会(tel.090-7627-5177鎌野)

不屈38年、獄中から届いた星野文昭絵画展
とき◆5月3日(金・休)~4日(土・休)
ところ◆かたらいの道・市民スペース(JR三鷹駅北口3分、武蔵野市中町1-11-16スカイクロスタワー1F)/「獄中36年」DVD同時上映/入場無料
主催◆三多摩・星野文昭さんを救う会(tel.090-3597-4879)

■“ふくしま”を忘れない5.11~12チィーチin館山
とき◆5月11日(土)午後1時30分~
ところ◆NPO虹のかけ橋・いこいの家(千葉県館山市神余4427-37)
お話◆柳沢裕子医師、福島から移住・避難している家族から
食事会と交流会◆放射能に負けない食事作り
●5月12日(日)城山公園散策/参加費5000円(宿泊込み)、福島の方は無料、11日のみの参加OK
主催◆原発なくせ」!ちばアクション、福島の子どもたちを放射能から守るプロジェクト@ちば(090-2446-6834木内)

■室蘭・憲法を学ぶ会5月例会「自民党改憲案を検証する」
とき◆5月14日(火)午後6時30分~
ところ◆室蘭市中小企業センター3F会議室
講師◆清末愛砂さん(室工大准教授・憲法学)
主催◆室蘭憲法を学ぶ会(tel.0143-22-4714増岡)

阿佐ヶ谷市民講座「日米安保と日本国憲法」
とき◆5月16(木)午後6時30分~
ところ◆劇団展望(杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
講師◆森英樹さん(名古屋大学名誉教授)/参加費1000円
主催◆市民講座実行委(tel.090-8080-6860)

連続講座「在日の今を生きる」
とき◆5月18日(土)午後3時~
ところ◆高麗博物館(新宿区大久保1-12-1第2韓国広場ビル7F)
講師◆ふれあい館・ウリハッキョの在日一世「ハルモニたちの足跡をたずねて」/参加費1000円
主催◆高麗博物館(tel.03-5272-3510)

■「復帰」41年5・18沖縄集会
とき◆5月18日(土)午後6時開場
ところ◆琉球新報ホール(那覇市泉崎1-10-3)/*新自由主義と闘う労働者の国際連帯で安保・沖縄闘争の勝利へ!
主催◆集会実行委員会(tel.098-974-9556国鉄闘争全国運動・沖縄)
【関連企画】国際通りデモ◆午後4時に県民広場(県庁前)出発。

5・15平和とくらしを守る県民大会
とき◆5月19日(日)午後2時~
ところ◆宜野湾市海浜公園野外劇場(宜野湾市真志喜4-2-1)
主催◆県民大会実行委員会(tel.098-833-3218沖縄平和運動センター)

■辺野古訪問、名護市内デモ
とき◆5月20日(月)午前中、辺野古訪問。昼ごろ名護市内デモ予定
デモ集合場所◆名護市役所前
呼びかけ◆5・18沖縄集会実行委(tel.098-974-9556)

5.22集会「改憲阻止、そして裁判員制度廃止」
とき◆5月22日(水)午後6時30分開会
ところ◆弁護士会館2F講堂(地下鉄丸ノ内線「霞ヶ関」B1-b出口すぐ)
講演◆斎藤文男さん(九州大学名誉教授)「改憲と裁判員制度」
落語◆林家時蔵さん/参加費無料
主催◆憲法と人権の日弁連をめざす会、裁判員制度はいらない!大運動(tel.03-5510-4985)

経産省前テントひろば・明け渡し訴訟第1回
とき◆5月23日(木)午前11時~
ところ◆東京地裁526号法廷/*午前10時に東京地裁前に集合して包囲行動を行う
主催◆経産省前テントひろば(tel.070-6473-1947)

憲法集会―テーマ「憲法改悪をめざす安倍内閣と私たちの課題」
とき◆5月25日(土)午後2時~
ところ◆新宗教新聞社(渋谷区代々木 5-57-10)
講師◆西川重則さん(政教分離の会・事務局長)ほか
主催◆政教分離の会(tel.042-574-9210西川)

第27回憲法フェスティバル「貧困と平和~25条と9条の未来」
とき◆6月1日(土)12時開演
ところ◆日本橋公会堂ホール(中央区日本橋蛎殻町1-31-1)
講演◆伊藤真さん(伊藤塾塾長)/パネリスト◆雨宮処凜さん(作家)
講談◆神田香織さん(講談師)/参加券2500円(前売2000円)、高校生以下無料
主催◆憲法フェスティバル実行委員会(tel.03-3580-5311)

HOWS講座「早期に憲法改悪をめざす安倍内閣と私たちの課題―天皇・天皇制問題を中心に考える」
とき◆6月1(土)午後1時~
ところ◆本郷文化フォーラム(文京区本郷3-38-10さかえビル2F、地下鉄「本郷三丁目」)
講師◆西川重則さん(平和遺族会全国連絡会代表)/参加費1500円(学生1000円)
問合せ◆HOWS事務局(tel.03-5804-1656)

■「ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間」上映会
とき◆6月1日(土)午後2時上映開始
ところ◆船橋市東部公民館4F講堂(千葉県、JR津田沼駅5分、パルコ裏)/上映協力・資料代1000円(高校生以下無料)
主催◆パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委(tel.090-3509-8732)

反原発国会大包囲行動
とき◆6月2日(日)午後4時~国会包囲、5時~7時国会前大集会
ところ◆国会議事堂正門前
主催◆首都圏反原発連合(http://coalitionagainstnukes.jp)、協力:さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会ほか
【関連企画】
①6.2つながろうフクシマ!さようなら原発集会
とき◆6月2日(日)午後12時30分~集会、2時15分~パレード
ところ◆芝公園23号地
主催◆「さようなら原発一千万人署名」市民の会(tel.03-5289-8224原水禁)
②原発ゼロをめざす中央集会
とき◆6月2日(日)午後1時~集会、2時~デモ
ところ◆明治公園
主催◆原発をなくす全国連絡会(tel.03-5842-5611全労連)













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