とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2013年04月

4月6日(土)、東京地方裁判所は経産省前テントひろばの正清太一さん、渕上太郎さんの二人に対して「テントひろばの撤去」と「土地明け渡し請求」の訴状を送りつけてきました。3月29日に出された国の訴えを受理して、5月23日に第1回口頭弁論を行うと通知してきました。
この不当な請求に対して、テントひろばはすでに「撤去させない」ことを表明していますが、4月10日(水)、テント前で記者会見を行いました。新聞社、通信社の記者が多く集まりました。

被告にされた渕上さんは、毎日報道されているフクイチの「放射能汚水漏れ」の示すところや収束のまやかし等に触れ、原発事故に政治がなにも機能してないこと、逆に、原発をどうするとか原発に反対だとかいった、まさに民主主義の内容と方法を論議する場としてテントは存在してきたことを言いました。
また、テントの「歴史」を出しながら裁判でも民主主義を論拠にして闘って行きたい、国有地の所有とか不法かの法的問題ではないのだと言いました。
もう一人の被告の正清さんは「原発事故によって福島の人たちが非常な困難にあることに対して政府も東電もなにひとつ責任をとらないということが、このテントを設置させたのだ。土地の所有の確認や立ち退きなど問題ではない」と言われました。

画像

大口弁護士は、この裁判は日本政府の福島原発事故とそこに現れた棄民政策と闘うものであることを述べた上で、国による2人を被告とする「テント撤去と土地明け渡し請求」は主権者は国民であること、テントと撤去問題には憲法的に大きな問題があることを出して不当性を述べました。大弁護団を形成して、その請求・提訴の撤回を求め、「脱テントと命を守る裁判」という名称で闘うことが表明されました。

続けて、福島から上京された椎名千恵子さん、双葉町から東京に避難されている亀屋幸子さんが発言しました。
椎名千恵子さんは福島の現在について話しました。子どもも親も甲状腺被害について不安の中にいることや警戒区域の解除と帰村の促進がどんなにまやかしであるか、県民はよく知っている。福島民友新聞社のアンケートで、「復興していると思うか」に対して75%が「思わない」の回答だったことを紹介しました。
そして「福島県民が政府に向かって、命を守ってくれ、それが国の仕事だろうと言える場所がこのテントなんです。国は私たちがつくっていくんだという覚悟を確かめていくのがこのテントとなんです。」とテントを撤去させてはならないことを強く言いました。

画像

亀屋幸子さんは、福島第一原発から1.2キロのところに住んでいて、3月11日の午後6時頃「放射能がもれる可能性があるから早く逃げて下さい」と言われて真っ暗な中、着の身着のままで逃げ、逃げて逃げてきたつらい体験を話しました。「港区の借り上げ住宅にすむようになつても泣きの毎日だったけれど、テントひろばを知ってここに来て、みんなに励まされた。本当に私はこのテントひろばがなかつたら立ち上がることは出来ませんでした」と言われました。浪江町が先月帰宅解除になったんで帰ったけれど、何もなく、こんな所に帰れなんて、私たちを人間と思っているんだろうかと情けなく思ったと言いました。
「ふるさとを奪われ、私の心の中では、テントひろばは第二のふるさとなんです」「」テントひろばだけは撤去しないでください」「テントひろばがなくなったらあたしたちの繋がりのがなくんるんです。」と言われました。

画像

記者会見での記者からの質問は、ほとんど裁判がどう進行するのかについてでした。大口弁護士、渕上さんから5月23日に口頭弁論を通告されたこと、具体的なことはこれから詰めていくことなどが言われたました。訴えられたのは2人だけだけど、当然、もっといる。国による「テント撤去と土地明け渡し請求」提訴に対して、「提訴を撤回しろ!」の裁判をやること、「脱原発テントと命を守る裁判」としてひとつの枠組みで闘って行きたいという方針が出されました。
記者会見の途中で、福島県いわき市出身の神田香織さん(講談師)が駆けつけました。神田さんは、テントをなんとしても守りたいと思って来たこと、このテントで福島の人たちと再会できたこと、福島のことを伝える講談も考えて活動していくことを言われ、その中で、「先月、旧姓白血病で郡山の子どもが1人亡くなって、同級生が一斉にマスクをし始めたそうです。過酷な情況のあります」と言われました。

画像

最後に、テントの代表の江田さんが、「テントにはみんな、福島の原発事故と、生きる人たちへの思いをもってきている。それが民主主義の力だと思う。日本の国は民主主義国家だと言われているが、そうではない。収束も出来ていないのに再稼働させる鉄面皮の国家、テント撤去裁判がまかり通るような国家が、国民主権の国家だと思えない。思えないことに対しては、闘うこと以外にない。それは民主主義の体現で、従って、裁判の骨格は憲法を徹底的に実現するということだ」と述べ、全体をくくりました。
あくまで闘うこと、自らの意志でここからデテイクコトハシナイ、を確認して記者会見を終わりました。(T)

テントひろばからのアピールと今後の行動計画です。
国から、経産省前テント撤去の裁判がおこされました。テントひろばは徹底的に闘うことを決めています。名指しされた2名による反撃は勿論のこと、全国に呼びかけ、テントに関わる者みんなで反撃に立ち上がることにしました。
<行動計画> 
 4月12日(金)14時 バリカー撤去申し入れ行動 
          17時 提訴を撤回しろ! 経産省前抗議集会 
  
 5月初旬  我々の側から反撃の裁判を起こす。
   同日、“脱原発テントと民主主義を守る集い”(仮称)を行う

 5月23日(木) 明け渡し訴訟、第1回裁判。
   同日、全国結集で“怒りの地裁包囲行動”(仮称)を行う

 ◆抗議の集団ハンストを行う。
 ◆広汎な人々による守る会(仮称)つくりを行う。
 ◆4・12経産省前抗議集会を皮切りにテント撤去反対のキャンペーンを開始する。 
 ◆テントを撤去するな!抗議葉書(たんぽぽ舎)運動を広げる。
 







4月4日(木)朝9時から、衆議院で今国会3回目の憲法審査会が開催されました。今回のテーマは「第5章 内閣」で、衆議院法制局からの説明、各会派の代表者からの意見表明、自由討議の順に、およそ3時間にわたり審議が行われました。
今回は冒頭から40人以上の委員が出席していましたが、10時30分頃には30人そこそこまで減り、最後にまた40人を超えました。いつもと同様に欠席者のほとんどは自民党の委員でした。一般の傍聴者は35人くらいで、昨日の参院審査会とは異なり15人以上の記者がいました。

改憲勢力の主張
各会派の意見表明では、自民、維新、みんなの3党がそれぞれ改憲論を展開しました。
自民党の岸信夫氏(審査会の幹事)は、首相が閣議に諮らずに決定できる専権事項として、行政各部の指揮監督・総合調整権、衆院解散の決定権とともに「軍の最高指揮権」を盛り込むべきだと言明。
維新の会の坂本祐之輔氏は、「道州制」の導入で強力な権限を持つ州知事が登場することに対応してより強力な権限を持った首相を生み出すことが必要だとし、「首相公選制」の導入に全面的に賛成だと述べました。
また、みんなの党の小池政就氏も、予算編成権、人事権を集中するなど首相、内閣の権限を拡大して真の政治主導を目指すこと、「首相公選制」を導入することを主張しました。
なお、自民党の改憲草案では首相公選制が掲げられていませんが、岸氏はその理由として「天皇を権威の象徴として中央にいただく国の形をとるわが国」にはそぐわない、なじまないからという驚くべき認識を表明しました。

維新、みんなのでたらめぶりが明確に
自由討議に入ると、首相公選制をめぐって次のようなやりとりがあり、維新、みんなの主張の底の浅さが暴露されました。
すなわち、高鳥修一氏(自民)がいくつかの問題を挙げて両党は首相公選制についてどのような制度設計を考えているのかと質問したところ(例えば、高鳥氏は、国会議員であることを首相の要件とするなら、現時点で石原慎太郎氏は候補となりうるが橋下徹氏は立候補できないと指摘しました)、馬場信幸氏(維新、審査会幹事)は保利耕輔会長(自民)に「ここは委員同士で議論する場なのか?!」と尋ねて回答を避けようと抵抗したあげく、保利氏から発言を促されると、「維新の会にはまだ自民党のような立派な憲法草案がなく、党内で議論中だ」と言うだけで何も答えられなかったのです。
また、小池政就氏(みんな)も、同党の改憲によらない首相公選制(国民投票の結果を尊重して国会議員が首相を選出するという方式)導入の主張について、昨年の自民党総裁選の結果(党員票で多数を得た石破氏ではなく国会議員票で圧勝した安倍氏が選出されたこと)に言及しながら、「私たちもあくまで国民投票を尊重するということを示したい」とわけのわからないことを述べるにとどまり、まともな応答はできませんでした。

画像

なお、みんなの党の主張については、もうひとつ意見の対立した問題がありました。自由討議の中で、畠中光成氏(みんな)が、首相を司令塔として内閣が幹部官僚の人事を掌握し、総合職公務員を一括採用すべきだと述べたことに、篠原孝氏(民主)と土屋正忠氏(自民)が激しく反論したのです。
篠原氏は、官僚は専門分野を持つプロでなければならないとし、畠中氏の発言は「空理空論」だとまで言い切っていましたし、土屋氏は、畠中氏との間でやり取りを繰り返して、縦割りが問題なら大臣をはじめ政治家が総合調整すべきであって、それは官僚のやるべきことではないなどと指摘しました。

自民党の委員たちの八つ当たり発言
また、自由討議では、自民党の委員の八つ当たりとも言うべき発言が目立ちました。
そのひとつは、衛藤征四郎氏が、前回に引き続き、氏が中心となっている議連が衆議院に提出した憲法42条の改憲案(両院制を一院制に改めようとするもの)が議長預かりという形で棚上げになっていることに何度も言いがかりをつけたこと、もうひとつは、山下貴司氏と西川京子氏が、内閣法制局の憲法解釈(もちろん、集団的自衛権は持っているけれども行使できないという9条の解釈を指しているのだと思います)が大きな影響力を持っていることに難癖をつけたことです。
衛藤氏の議論は、その背景に衆議院では法案を提出する際に会派の承認が必要であるという慣例があり、要するに氏らが会派の承認を得るか慣例の改廃を提起して会派の承認を不要とすれば解消する問題ですので、憲法審査会でまじめに取り上げるのもばかばかしい話なのですが、山下氏、西川氏の議論は、憲法の解釈権は内閣や政治家が持つべきであり、国際情勢等に応じて変更しうるものだということですので、けっして見過ごすことができません。斉藤鉄夫氏(公明)と武正光一氏(民主)(2人とも審査会の幹事です)がすぐに反論していましたが、私たちもこのような「とんでも論」は厳しく批判する必要があると思います。

保利会長の大きな勘違い
最後に、自由討議の中で保利耕輔会長(自民)が自らの発言を訂正した一幕を紹介しておきたいと思います。首相の権限に関する議論が交わされている途中、「国務大臣の任命は、あくまでも『天皇陛下のお仕事』である。これは間違えないようにしておきたい」と述べたのですが、ほどなく事務局から耳打ちされて、「天皇陛下が任命されるのは内閣総理大臣一人であり、そのほかは内閣総理大臣が指名し、それに基づいて天皇陛下が認証する形になっている」と言いなおしました。まさに天皇主義者の面目躍如(一般には褒め言葉として使われる表現だと思いますが、ここではもちろんそうではありません)たるシーンでした。

以上のように、委員間での意見の応酬など、表面的にはある程度の盛り上がりを見せた今回の審査会でしたが、議論の内容を見ると会長の頓珍漢な発言を含めておそまつなものが多く、実質的には低レベルのやりとりに終始したと言うしかない討議でした。(G)


●審議状況は衆議院インターネットテレビで見ることができます。
→http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42612&media_type=fp

●次回の衆議院・憲法審査会の予定
 とき:4月11日(木)午前9時開始、約3時間ほど
 ところ:国会内衆議院・委員会室
 内容:日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する件
(日本国憲法の各条章のうち、第六章「司法」の論点)
  *法制局説明、各派意見表明、自由討議

 ▲傍聴希望者は、10日(水)昼までに百万人署名運動事務局までご連絡ください。(T/F03-5211-5415)
















4月3日(水)13時から、参議院で憲法審査会が開催されました。参議院は今国会2回目です。今回のテーマは前回に引き続き「二院制」でしたが、今回は参考人の意見を聴取した後、それに対する質疑を行うという形式で行われました(前回は自由討議でした)。百万人署名運動では西川事務局長をはじめ3名で傍聴してきました。

春の嵐と言いたいような悪天候の中、今回も多くの傍聴者が集まりましたが、久しぶりの開催だった前回とは異なり、記者席がガラガラだったことが気になりました。最後まで記者席に着いていたのは4人だけで、うち1人は「赤旗」の記者だったと思われますので、全国紙や通信社、キー局のほとんどが記者を送らなかったことになります。
実際に記事を掲載、配信、あるいは放送するか否かは別として、憲法審査会の議論の内容を記者に現場でフォローさせることは、全国的な報道機関の最低限の使命ではないでしょうか。
なお、委員の出席者は、今回も30名前後で推移しました(定数は45人)。

画像

参考人は、加藤一彦氏(憲法学、東京経済大学教授)と加藤秀治郎氏(政治学、東洋大学教授)の2人でした。一彦氏は、参議院には「多様な民意の反映」、「第一院の補完」、「慎重審議の励行」、「議会内の均衡」等の「実質」があり、「逆転(ねじれ)国会は、表層の問題であって、両院制の本質的な問題ではない。解決可能な課題だからである」という立場、秀治郎氏は「『衆参ねじれ』で国政マヒ」は大問題であり「何らかの改革が必要」で、「一院制への移行」も一案であるという立場から15分ずつ意見を述べ、質疑に入りました(「」内の言葉は両氏のレジュメから引用しました)。

質疑では委員の多くが二院制を維持、擁護する主張を展開。特に最初に発言した前川清成氏(民主)が秀治郎氏の立論に真っ向から反論し、「衆議院で多数を占める与党が思うままに法案を通せないことを『マヒ』とおっしゃるのはおかしい。そもそも立憲主義、憲法の歴史は、国家権力の乱用を制限しようとしたものだ」と述べたときは溜飲が下がる思いがしました。

一方、みんなの党(松田公太氏)と日本維新の会(水戸将史氏)は一院制の採用を主張、水戸氏は首相公選制の導入が党の方針であることにも言及し、参考人の見解を求めました。これに応えて、一彦氏は「憲法学者で首相公選制を支持する方はほとんどいない。選挙で選ばれた首相が議会解散権など米大統領以上の強力な権限を持つので、ポピュリズムからファシズムに移行する」、秀治郎氏は「首相公選制の実態がわかればあまり賛成する方はいない。議会に基盤のない公選首相が誕生したとたんにとんでもない混乱になる」と述べ、水戸氏は憮然とした表情を浮かべるほかありませんでした。

また、一票の格差について、亀井亜希子氏(みどりの風)、舛添要一氏(新党改革)が地方への配慮があってもいいのではという趣旨の意見を述べたのに対し、一彦氏がこれは平等な投票権が実現されていないという「有権者の権利」の問題であり、その視点を忘れてはいけないとくぎを刺したことが印象的でした。

この日の質疑では、アメリカ(上院の議員定数は人口の多寡にかかわらず各州2名)、イギリス(下院での野党の役割は法案成立の阻止ではなく反論の展開によって次回選挙で政権交代を目指すこと)、ドイツ(上院=連邦参議院の議員は選挙によらず各州政府から派遣)、イスラエル(首相公選制に移行したが3回実施しただけで廃止)など諸外国の事例が紹介され、勉強会のような様相を呈する場面もありました。(G)


●審議状況は参議院インターネットテレビで見ることができます。
下記のホームページの左側にあるカレンダーで4/3をクリックする。
→http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

●次回の参議院・憲法審査会は4/9現在まだ未定です。











報告が遅くなりましたが、3月31日(日)に日比谷野外音楽堂で、朝鮮学校への高校無償化適用と、補助金復活を求める全国集会がありました。全国に10校ある朝鮮高級学校の子どもたちや卒業生、保護者たちと、日本の労働者市民、約6000人が集い、差別政策を強行している日本政府と自治体行政を弾劾し、一刻も早い適用を求めました。主催は、この3年間朝鮮学校への無償化適用を求め運動を続けてきた在日と日本の労働者市民の共同の集会実行委員会です。
3.31当日は予想されていた雨も降らず、会場は全国から駆けつけた多くの人々で埋め尽くされました。

画像

画像

画像


鎌田慧さん、三宅晶子さん(千葉大教授)、デヴィ・スカルノさん、キム・ミョンジュンさん(映画「ウリハッキョ」監督)らが連帯のアピールをしました。
キム・ミョンジュンさんの「一触即発の戦争の危機が朝鮮半島にただよう重大な今、私たちは日本で行われている幼い生徒たちに加えられている未曾有宇の暴力的事態に注目せざるを得ません。誤ったマスコミ報道に惑わされず真実に向かって顔を上げよう。日本の良心に韓国の良心は連帯します。」という訴えに心を打たれました。

画像


続いて、東京朝鮮高級学校生徒の歌と踊りが披露されました。美しい歌声と、すばらしい朝鮮舞踊でした。

画像


全国の朝鮮高級学校の代表が登壇ました。北海道、東京都、神奈川県、茨城県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、広島県、福岡県の10校の高校生代表です。その中の一人がアピール。道理が通らぬ日本社会への憤りを訴えながらも、人間として堂々と生きていくという宣言でした。

オモニたちも「未来を担う子ども達に平等の教育権利を!」のアピールボードを手に登壇。差別が当たり前の社会にしないために闘い抜くと決意を語りました。母は強し!です。共に闘いましょう。(OS)

画像


集会の後、銀座へパレードに出発。右翼の卑劣な妨害をはねのけて、長いアピールデモが続きました。

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像















画像

画像

 安倍首相による憲法改悪(=戦争への道)を絶対に許さない! そのために4.28集会を開催します。福島・沖縄の怒りとつながって、労働者民衆の国際連帯で、改憲と戦争を阻もうという集会です。

 1952年4月28日は、昭和天皇が沖縄の長期占領をアメリカ側に要望した「天皇メッセージ」(1947年9月)のもと、沖縄諸島を米軍に売り渡した「サンフランシスコ講和条約」と「日米安保条約」が発効した日です。それゆえ沖縄では「屈辱の日」と呼ばれ、4.28に復帰闘争や反基地闘争が闘われてきました。

 ところが安倍政権は、その4月28日に、天皇が参加する「主権回復記念式典」を開催することを決めました。これに対し、「沖縄を侮辱する暴挙だ!」と激しい怒りがわきあがっています。沖縄県議会は、同じ日時に「抗議大会」をひらくことを決めました。

 沖縄は太平洋戦争で「本土防衛」の「捨て石」とされ、おびただしい数の住民を巻き込んだ地上戦で20万人余が犠牲になりました。米軍は沖縄占領後、住民の土地を銃剣とブルドーザーによって強制的に接収し、広大な基地建設を推し進めました。

 1972年に日本に復帰したものの、現在も沖縄本島の約2割は米軍基地、日本全国の在日米軍施設の約75%が沖縄に集中しています。沖縄県民は一貫して軍隊と基地の被害に抗議し、戦争の出撃拠点になっていることに反対して闘ってきました。

 ところが昨年10月、日米両政府は新型輸送機オスプレイの普天間基地配備を強行し、7月にも追加12機の配備を予定しています。さらに安倍政権は、新たな米軍基地(2000m級滑走路2本)を名護市辺野古沖につくるため、県に対して海の埋立申請を行い、3500億円と言われる建設費の検討を開始しました。

 4.28政府式典はこれらの攻撃と一体のものです。怒りを燃やして4.28集会に結集し、沖縄県民と共に安倍政権に反撃しましょう。

●4・28政府式典は、改憲をゴリ押しする攻撃だ!

 4.28政府式典のもう一つの狙いは、改憲への地ならしです。安倍首相は「憲法も教育基本法も、主権を失っている期間にできた」(予算委)と言いなし、「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」(会長・野田毅)は「主権回復した際に、直ちに自主憲法の制定と国防軍の創設をすべきだった」(設立趣意書)としています。安倍首相はまた、「憲法第96条の改正からやっていく」「集団的自衛権を行使できるようにする」「自衛隊を国防軍にする」ということを何度も発言しています。

 こうした中で石原慎太郎と橋下徹を共同代表とする「日本維新の会」が初めての党大会をひらき(3/30)、「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正する」という綱領を採択しました。これは憲法の全面否定であり、改憲への衝動が権力者の中に激しく高まっていることの現れです。改憲絶対反対を掲げ、4.28政府式典と対決しましょう。

●国際連帯で戦争と改憲を阻もう!

 米韓や日米の軍事演習が激しさを増す中で、南西諸島や朝鮮半島での一触即発の危機が高まっています。日米両政府やマスコミはこうしたことを理由にして「日米安保同盟の強化」や「憲法改正」の必要性を唱えていますが、それこそが戦争への道です。

 「領土」をめぐる対立が激化し、「国民間の対立」があおられ、失業・貧困などへの怒りが愛国主義・排外主義にそらされようとしています。時代は明白に戦争に向かっています。

 しかし他方で、労働者民衆の国際連帯の闘いが生まれる時代になりました。国境を越えて連鎖する「アラブの春」が闘われました。ヨーロッパでは、大量首切りや大幅賃下げ、社会保障カットなどに反対する国境を越えたゼネストや大規模デモが闘われています。日本でも反原発闘争が粘り強く闘われ、新自由主義の民営化・外注化・非正規職化や雇い止め・首切り・超低賃金に対するストライキ闘争がまき起こりつつあります。

 改憲を強行し、戦争に突き進もうとする支配者を圧倒するのは、労働者民衆の団結した闘いと、その国際連帯の力だと思います。「ハイライフプラザいたばし」で開催する4.28集会への参加を訴えます。



とき:4月28日(日)午後1時 開会

ところ:ハイライフプラザいたばし
(JR埼京線板橋駅西口1分)
【行き方】JR埼京線「板橋駅」より徒歩1分(JR池袋駅経由)、都営地下鉄三田線「新板橋駅」より徒歩2分、東武東上線「下板橋駅」より徒歩7分


●沖縄から:水島満久さん(元全駐労マリン支部副委員長)
  「カギを握る基地労働者。沖縄闘争の課題と展望」

●福島から:柴口正武さん(福島県教組副委員長・前双葉支部長)
  「学校現場から見るフクシマとフタバ」

●国会報告:西川重則さん /基調提起/若者から/その他

資料代として500円

主催:とめよう戦争への道!百万人署名運動
協賛:戦後50年を問う8.15労働者・市民のつどい全国統一実行委員会、8.6広島-8.9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会
連絡先:〒101-0061東京都千代田区三崎町2-20-7-303百万人署名運動事務局
(tel.fax.03-5211-5415 million@mqc.biglobe.ne.jp)




↑このページのトップヘ