とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2013年03月

3/14(木)午前中、実質今年第一回目の衆院憲法審査会が開かれました。
衆院の審査会では、すでに昨年の第180回国会において日本国憲法の各章について1章ずつ審議するプロセスに入っていて、第4章までの議論が行われていましたが、昨年12月の解散総選挙を経て大幅にメンバーが入れ替わったためか、あらためて第1章から審議を再開することとされたようです。
西川事務局長も朝からスタンバイです。

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今回は、第1章、第2章についてそれぞれ約1時間30分の時間を割いて、衆議院法制局の担当者から憲法調査会時及び昨年の審査会での議論の概要についての説明を受けた後、自由討議が行われました。

衆院の審査会についてまず指摘しなければならないのは、改憲勢力が圧倒的な多数を占めるようになったことです。定数50名のうち自民党31名、日本維新の会6名、みんなの党2名と、積極的な改憲派が39名、8割近くに上ることになりました。10名の幹事を見ても、新たに会長となった保利耕輔氏(昨年4月27日に公表された改憲草案をまとめた「自民党憲法改正推進本部」の本部長!)を含め7名が自民党で、維新も1名を送り込んでいますから、今後、審査会の運営が改憲勢力の主導で進められることは目に見えています。
これに対して、総選挙で惨敗した社民党が委員の割り当てを失ったため(沖縄県選出の照屋寛徳氏の発言の機会がなくなってしまったことは、とても残念に思います)、明確な改憲反対派は共産党の1名だけになってしまいました。

案の定、自民、維新、みんなの3会派は、第1章では天皇が元首であることを明記すべきであるとし(自民とみんなは国旗、国歌についても憲法に規定すべきだと述べました)、第2章に関しても言い回しに違いはあるものの9条改憲の必要性を主張しました。
一方、第1章については他の4会派(民主、公明、共産、生活)は天皇元首化の必要性を否定し、第2章=第9条については公明党と共産党が改憲反対の立場を明確に表明しました。

この日は、天皇制がテーマであっただけに、改憲派の委員から「とんでも論」が連発されました。そのいくつかを紹介すると、天皇の国事行為には内閣の「助言と承認」が必要(第3条)というのは天皇に対して失礼(!)なので「進言」とすべきだ(自民党、船田元氏)、欧州の王室と違ってY染色体(!)を守り続けてきたことが日本の天皇制の世界一(!)の特徴であり、これを大切にしていかなければいけない(同、西川京子氏)、男系による継承は2600年以上(!、この人物は神話と歴史の区別もできないのでしょうか)続いてきた諸外国には見られない圧倒的に美しい(!)歴史である(同、高鳥修一氏)等々。
また、伊東信久氏(維新)は「象徴」という言葉と英語のhead、symbolとの関係について、馳浩氏(自民)は「君が代」の格助詞「が」の古典文法上の解釈について容易には理解しがたい議論を展開し、他の委員や傍聴者を煙に巻いていました。また、9条についても、中谷元氏(自民)が世界中どこを探しても軍隊のない国はないという明らかに誤った認識を堂々と開陳していました。

前日の参院審査会に引き続きこの日も傍聴者が多く、立ち見の方もいらっしゃいました。委員の出席者数は、珍しく40名を超えることもありましたが、30名そこそこの時間もありました。見かねた保利耕輔氏が空席が目立つので各党にご協力をお願いしますと述べる一幕もありましたが、欠席者のほとんどは自民党の委員で、ひどいときには31人中半数以下となっていました。審議に参加しないで改憲を唱えるという彼らの悪癖は、絶対的な多数を得ても変わらないようです。

次回は参院4月3日、衆院3月21日
次回の審査会は、参院では4月3日(水)13時から引き続き「二院制」についての審議が、衆院では3月21日(木)9時から憲法第3章、第4章についての審議が行われる予定になっています。
特に衆院審査会は急ピッチで、改憲勢力としては今国会の会期中に全11章と前文についての審議を完了した形にしてしまいたいのかもしれません。こうした動きに対抗するためにも、お時間のある方は是非私たち百万人署名運動の傍聴行動にご参加ください。(G)

●次回の衆議院・憲法審査会(第三回)予定

 とき:3月21日(木)午前9時開始
 ところ:国会内衆議院・委員会室
 内容: 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する件
(日本国憲法の各条章のうち、第三章及び第四章の論点)
 *傍聴希望者は、前日までに百万人署名運動事務局までご連絡ください。(T/F03-5211-5415)

●審議状況は衆議院インターネットテレビで見ることができます。
→http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42504&media_type=fp

●衆院憲法審査会委員一覧表
→http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kenpou.htm
で左側の「委員名簿」をクリックする。














 3月10日、伊方原発の地元・愛媛県松山市で、伊方原発をとめる会主催の「伊方原発をとめる愛媛県民集会」が行われ、私たち愛媛県連絡会の仲間も参加しました。伊方原発をとめる会は、伊方原発3基の運転差し止めを求める住民訴訟に取り組んでいる超党派の団体で、原告も600名を超える数が参加しています。私たちも原告として参加しています。
 集会は愛媛県庁横の堀之内公園で行われ、470人が参加しました。とめる会の草薙順一事務局長が「絶対に福島を繰り返してはならない。命と未来を守るため頑張ろう」とあいさつし、弁護団事務局から裁判と「伊方原発をとめる」署名20万筆を翌11日に県に提出することが報告されました。

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 集会参加者代表として10人がリレートーク、玄海原発差し止め訴訟団の方、伊方原発の地元で反対運動を闘ってきた近藤誠さん、原発さよならネットワークなどの発言とともに、3・11以降に原発をなくしたいと行動を始めた若いお母さんの発言もありました。また、この間の県庁前行動で出会った仲間が「県庁前行動参加者」として発言しました。「私は原発の安全神話を信じて電気を使ってきましたが、福島事故と大飯原発再稼働の頃、これは違うと思い、昨年8月の伊方原発前行動から参加しました。今は毎週金曜日、雨が降ろうが槍が降ろうが、午後6時から県庁前に集まって、伊方原発の即時廃炉を訴えて行動しています」。
 集会には松山から離れたところの百万人署名の会員の方が、知り合いと一緒に参加していました。日頃なかなかお会い出来なくて、連絡会通信でつながっている会員との再会はうれしいことです。愛媛県職労は「伊方原発再稼働絶対反対!」と大書された横断幕と組合旗を持って参加しています。郵政の仲間も多数参加しました。

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 会場の公園からデモに出発し、すぐ隣の愛媛県庁をデモ参加者全員で包囲する「人間の鎖」で「知事は再稼働を認めるな!」「伊方原発再稼働反対!」と全員が一つになって声を上げました。私は多くの仲間に送られてデモの後、福島へと出発しました。

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 翌11日は、伊方原発ゲート前で午前10時から「11日行動」が行われ、地元や各地から30人が集まり、愛媛県職労も連日行動で参加しました。地元の八幡浜・原発から子どもを守る会の斎間純子さんは「福島の人たちはふるさとを失った。伊方で同じことがあってはならず、原発は二度と稼動してはならない」と訴えました。

 四国電力は14日に「6月中に伊方原発の新安全基準に基づく対策を終了させる」ことを発表し、7月即申請→再稼働を狙っています。中村県知事は維新の会一派の超反動で「国の新基準に通れば再稼働を認める」立場を繰り返し表明しています。この3・11をスタートにして、伊方原発の再稼働を絶対に止める決戦になりました。全国の力を結集して伊方原発の再稼働を絶対に阻止し、大飯原発の停止から全原発の停止をなんとしても実現していきましょう。(百万人署名運動・愛媛県連絡会 H)








3月13日(水)12時30分から参議院で、14日(木)9時から衆議院で、相次いで憲法審査会が開催されました。実質的な審議が行われたのは、参議院では昨年の5月30日以来、衆議院では同じく8月2日以来となります。
百万人署名運動は「憲法改悪のための憲法審査会を許さない!」という立場です。西川重則さんは「戦争は国会から始まる」と警鐘乱打しています。安倍政権の改憲攻撃を打ち破る力を全国でつくりましょう。そのために私たちも西川事務局長を先頭に傍聴体制をとり、憲法審査会の実態を暴いていきたいと思います。

憲法審査会の開会時を見届けようと、重いカバンを背負って小走りに審査会室に向かう西川事務局長(85歳とはとても思えない!)

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まず、3/13の参院審査会の報告です。
参院審査会では「二院制」について討議
今回の参院審査会のテーマは「二院制」で、参議院の憲法審査会事務局長から憲法調査会時の議論の概要についての説明を受けた後、自由討議が行われました。約1時間半の審議時間でした。久しぶりの開催であったためか、多くの傍聴者(40~50人ほどだったでしょうか)、記者・カメラマンが集まりましたが、委員の出席者は最初は30数名、閉会が近づくと30名を割り込んでしまいました(定数は45人)。
各会派の立場は、一院制の採用を主張したみんなの党と日本維新の会以外は、二院制を支持するというものでした。発言者の多くがねじれ国会の下で「決められない政治」を招いている参議院の現状に批判的な世論に言及していましたが、井上哲士氏(共産党)が指摘したように、数年前までの参院不要論の根拠は参院は衆院の「カーボンコピー」にすぎないということだったのですから、二院制の維持を主張するのであれば、マスコミのご都合主義的な論調に振り回されることなく、参院の果たすべき役割についてじっくりと議論してほしいものだと感じました。
この日の意見の中にも、決算の審議を重視するなど衆院との役割分担を明確にするべきだとか、小選挙区制主体の衆院とは異なる比例代表制中心の選挙制度を採用するべきだとか、検討を深めるべきテーマはいくつか提起されていたと思います。なぜ参院に「原子力問題特別調査委員会」が設置されないのか、解散がなく6年間の任期が保障される参院でこそこの問題に腰を据えて取り組むべきではないかというはたともこ氏(生活の党)の指摘ももっともだと思いました。(G)

●次回の参議院・憲法審査会予定

 とき:4月3日(水)13時00分~(所要2時間30分程度)
 ところ:国会内参議院・第41委員会室(分館4階)
 内容:日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
     (「二院制」のうち、二院制の存在意義について)
     ・参考人の意見陳述(30分程度)
     ・参考人に対する質疑(自由質疑)(2時間程度)
      ※国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)が
       開催される場合は、12時30分開会となる。
      ※参考人については、まだ未決定。
  *傍聴希望者は、前日までに百万人署名運動事務局までご連絡ください。(T/F03-5211-5415)

●審議状況は参議院インターネットテレビで見ることができます。
→http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

●参院憲法審査会委員一覧表
→http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0905.htm










再稼働阻止!未来のために立ち上がろう! 2年目の3.11を迎え、「絶対にフクシマを忘れない、風化させない、繰り返さない」と、3月11日に福島現地でコンサート・集会・デモが行われました。福島、そして全国から1350名が参加し、安倍政権の再稼働攻撃に抗する「命の祭り」が福島の地からわき上がりました。

福島県教育会館大ホール

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椎名千恵子さんと佐藤幸子さんの魂のかんしょ踊りを先頭に福島県庁に向かいデモ

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3.11早朝、私たちは上野駅から「青春18切符」(!)で福島に向かいました。乗り継ぎの各駅停車で片道5時間、電線にビニール袋が引っかかって電車が一時停止してしまうわ、予定の電車が強風で運休してしまうわで、ハラハラドキドキ。でも何とか集会には間に合いました(ホッ)。
電車でたまたま隣り合わせた郡山市在住の年配の女性は、地震で家の屋根瓦が崩れ落ちてしまっただけではなく「ゲートボール場も使えなくなった。この2年間、夏もずっとカーテンを閉めきっていた」と息苦しさを語っていました。一緒にいた福島市在住の娘さんは「前はマスクをしたりして気にしていたけど、今は周りも自分もそうもしていられなくなっている。生活があるし…」と。そして、河原の除染作業を見て「山を除染できないのに…、1度低くなってもまた戻ってしまうんですよね」と静かな口調でしたが激しい思いが伝わりました。
福島駅手前で電車から見た河原での除染の様子です。

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福島駅からはタクシーで会場へ直行です。このタクシーの運転手さんは、「この先の河の水も放射能が高いだろうけど、その底地はものすごく高いですよ。でも誰も計ろうとしない。自分は前から一軒に1つずつ放射線測定器を配布しろと行政に言っている。一軒一軒であちこち計って、ここはこんなにあるぞ!と言って行かなきゃダメなんだ」と怒りを露わにしていました。本当にその通りです。

会場に着いたときはすでにコンサートも始まっていて、ホールはもういっぱいで、外に人があふれていました。
人、人、人がごった返す中で、毎月1回街頭で集めた「ふくしま共同診療所へのカンパ」を佐藤幸子さん(福島診療所建設委員会呼びかけ人)に託しました。11万5000円です。

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集会が始まり、主催者あいさつで椎名千恵子さんは、「2年目の3.11に、福島のこの地で、再稼働阻止!未来のために立ち上がろう!とこれだけの人々が声をあげたことは、とっても大きな意味を持っている。8.6ヒロシマ、8.9ナガサキ、5.15オキナワ、そしてここに、3.11フクシマを決してはずしてはならない。」と訴えました。

青森県で大間原発反対をたたかう小笠原厚子さんもかけつけてアピール。「私の母は亡くなるまで30年間大間原発建設反対をたたかいました。大間原発の敷地内には157人の地権者がいましたが、母だけが買収に応じませんでした。その結果、工事設計をやり直せざるをえなくなり、平成22年稼働予定が24年稼働予定となり、23年に福島事故が起きて、止まっています。母は『安全です、事故は起きません』と言う会社の人に、『1度起きたら、もう2度と元に戻らないんだ。生活も子どもも、畑も海も。』と向かっていきました。」と語りました。そして、「絶対原発をなくすという思いで、一緒に歩んでいきましょう」と呼びかけました。小笠原さんとお母さんの生き様に感銘しました。
広島からも反戦被爆者の会の下田禮子さんが参加されアピール。デモでも先頭で歩かれていました。また、たたかう農民も登壇しアピール。千葉の三里塚農民・市東孝雄さんの姿もありました。

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福島からは、浪江町の「希望の牧場」を運営している吉沢正巳さん、動労水戸の労働者、国労郡山工場支部の橋本光一さん、そして、若い学生たち、最後にふくしま共同診療所の医師と佐藤幸子さんからのアピールがありました。
いずれの発言にも胸が打たれました。

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最後に、「原発いらない 命が大事」の歌をみんなで歌い、「来年の3.11もまた会いましょう」と確認しました。

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集会のあと、福島市内デモへ出発です。

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デモは福島駅前まで。駅前でも最後のデモ隊が到着するまで、かんしょ踊りが続きました。
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みんなの熱い思いで実現された3.11福島行動、3.11フクシマが闘いの日として歴史に刻まれました。(OS)























3月6日~8日までオスプレイの沖縄県外での初の飛行訓練が強行されました。許せません。
報道によれば、低空飛行訓練について防衛省にも米軍から訓練内容の連絡はなく、前日になって飛行ルート変更通知があったものの、飛行時間帯などは新聞記者や住民の目撃情報でしか確認しようがなく、夜間訓練があったことも岩国基地を監視している中でわかったとのこと。こんなふうに戦争訓練がされていることに驚きました。でも、沖縄ではこれが日常的に強行されているのであり、改めて怒りが湧いてきます。

2013.3.9付朝日新聞朝刊
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在日米海兵隊の普天間基地に強制配備された新型輸送機MV22オスプレイは、それまでの輸送機CH46と比べて、時速は約2倍、作戦行動半径(人員・物資を搭載して、目的地と往復できる距離)も約600キロメートルで約4倍。空中給油も可能で、1回の補給で行動半径は1000キロメートルを超えるとのこと。これは、沖縄を中心にすると、朝鮮半島、中国大陸東部、南シナ海までを含む範囲です。輸送兵員も24人でCH46の2倍、貨物の搭載量も約3倍だそうで、それだけ1回に兵員と軍事物資の補給が多くできるということ。だから、どんなに事故が多く危険でも、戦時には圧倒的に有利ということで、米軍はこれを使うんだということなのでしょう。
そして、ナントあきれたことに、自衛隊もアメリカにまで行ってオスプレイの訓練をしたり、ゆくゆくはこれを購入すると言い出しています(1機100億円!)。この問題ひとつとっても、安倍政権と沖縄県民・日本の労働者民衆とは相いれません。

オスプレイから降り立った自衛隊員(2013.2.13米カリフォルニア州での日米共同訓練)
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3月4日、防衛省前で「オスプレイの低空飛行訓練を許すな!沖縄配備を止めろ!3・4緊急防衛省行動」があり、参加しました。

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「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の呼びかけで、毎月第一月曜日に18時30分~防衛省前で行われている抗議行動の一環です。約100名の労働者市民が集まり、集会後、「全国でのオスプレイ訓練の中止」と「高江のオスプレイパット建設中止」などを安倍首相と小野寺防衛相に申し入れました。(OS)

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「オスプレイの沖縄配備をやめろ!」「低空飛行訓練をやめろ!」とシュプレヒコール。

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