とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2012年12月

12月22日(土)、天神コア前で「オスプレイ配備を撤回させよう!」と声を上げ、マイクアピールとチラシ配りを行いました。
衆議院選挙で沖縄基地問題が全く取り上げられなかったことにどれほど沖縄の人びとが怒っているか。この日の街宣は、その怒りを共有し、23日に沖縄で行われるオスプレイ配備撤回をかかげた怒りの御万人(うまんちゅ)大行動に連帯して闘う街宣だと結集を呼びかけました。その甲斐あって「天神コア前は初めて!道が分からないかも」という初めての北九州からの参加者が無事に合流し、一緒に賑やかに街頭に立つことができました。

寒さは厳しいですが、心はほっこりと温まります。私たちの後に同じ場所で街頭宣伝を行う団体の方がチラシを一緒に配ってくれ、「マイク、使っていいですよ(私たちのマイクより大音響)」と申し出てくれました。嬉しかった。
クリスマス前でめまぐるしく人が通る中、「命より金のやつらと金より命の人々がいます。わたしたちは命が大事です!事故や戦争で人を殺すオスプレイ配備を許すことなく声を上げましょう!」と語りかけました。「命が大事」という言葉にはっとマイクの方に顔を向ける人が多く、あわただしいなかでもチラシをよく受けとってくれました。

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近くではまた別の学生団体が募金のお願いをしていました。街頭宣伝が終わったあとでほんのわずかの硬貨を握りしめ、募金に行くと「頑張ってください!」と学生から激励されました。
極反動政権誕生に不安と怒りを感じながら、それでも「頑張っていくぞ!」と、思いを新たにしました。参加されたみなさま、お疲れさまでした!(福岡県連絡会 田宮星)









12月20日(木)午後、「放射性廃棄物の最終処分場の白紙撤回を求める集会」が日比谷野音で開かれ、栃木県矢板市と茨城県高萩市の住民約600名が参加、国会周辺をデモ行進しました。

突然の、福島原発事故による放射性濃度8000ベクレル/kgを含む指定廃棄物の「最終処分場選定通告」に両市民とも驚き、怒りの集会を、矢板市では12月2日に1万人で、高萩市では12月15日に3000人で開き、この日の合同抗議集会・国会請願デモとなったのです。

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集会は、住民ぐるみ、地域ぐるみの怒りの、気合いの入った集会で、市民の他、市長、市会議員、国会議員なども参加しました。

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矢板市民同盟会の小野崎俊行会長は次のように発言しました。
「全国のみんなに訴えたい。右に見える環境省の、上から目線の机上の決定を許すことはできない。ふるさとの山は私たちに清き恵みを与えてくれている。絶対に矢板を守ろう。
民主党が惨敗し自民党政権となるが、同じ間違いをしないでもらいたい。国家権力の力で物事を進めないでほしい。特に自民党の先生方は約束を守ってください。地元公民館で政権を取ったら白紙撤回をすると言ったじゃないですか。わたくしたちは絶対に忘れません。
9月3日の発表で市民の生活が変わってしまった。早期解決、白紙撤回を約束して下さい。矢板市、高萩市両同盟会は、共同歩調をとり断固闘います。」

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高萩市同盟会長の鈴木さんも発言。
「私は水源から3キロの所に住んでいる。そこでズーッと生活してきた。そこには何ものにも替えがたい自然がある。それがいま国の誤った施策で殺されようとしている。矢板市民のみなさんとも心を一つに、声を大にして計画白紙撤回・拒否で進んでいこう。
若いお父さんお母さん、子どもたちのことを考えれば、心を強く一つにして目的を完遂しなければならない。私たちの憤りと団結力を示していこう。」

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矢板市の最終処分場に指定された塩田地区の市民の発言。
「塩田公民館を対策本部にして1日たりとも休むことなく、役員、住民で闘ってきた。看板をつくり、旗をつくり、市内の隅々にまで立ててきた。宣伝カーが支援者から提供された。意見交換会を開いてきた。そして、白紙撤回を!と固めてきた。
特措法でやろうとしているが、取り返しがつかなくなる。国は国有地なので地元の同意がなくてもできるなどと言っているが許せない。そこには活断層も走っている。安心安全を無視した国のやり方は認めることはできない。白紙撤回以外にない。」

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集会後、環境省と国会へ向けてデモに出発。

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自民党に「白紙撤回」を請願しました。

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野田首相、やめる前に責任とって大飯をとめろ!地震の前に原発廃炉!福島の子ども達を今すぐ逃がせ!
21日の金曜日、首相官邸前、文部科学省前、国会前は、総選挙の結果を吹き飛ばす人々の熱い思い、コールがこれまで以上に響いていました。

      首相官邸前
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       前方が首相官邸です。
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      文部科学省前
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      国会正門前
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そして、テント前もにぎやかでした。
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ここで元気を分け合い、福島と繋がり、それぞれの職場、地域にもどり、がんばりましょう。
来週12月28日は今年最後の金曜行動です。みなさん、ぜひご参加を!
百万人署名運動は、いつもデモ隊列の後ろの方で、右の黄色い「原発なくそう!」のノボリ端を持って何人かで参加してますので、ぜひお声をおかけください。(OS)


















12月15日~17日まで郡山市ビッグパレットふくしまでIAEA(国際原子力機関)が「原子力に関する福島閣僚会議」を開催した。IAEAは「原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないように管理する」機関とされているが、核兵器保有国が自分たち以外の国が核兵器を持つことを禁じて管理する一方、原発を推進し、核産業でもうけるための国際機関なのだ。
そのIAEAが日本政府、福島県当局と一緒になって約120ヵ国から900人を集めて、福島県の原発被害は大丈夫、安全・安心・復興を「国際社会に発信しよう」と会議をもった。三春町と南相馬市にIAEAの常駐施設をつくる計画も打ち出した。福島県全体のモルモット化を狙っているのだ。
これに対して、12月14~16日の3日間にわたって、IAEA弾劾行動が福島現地で闘われた。

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12月14日、「原発いらない福島の女たち」は県庁申し入れ行動に立ち上がった。

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NAZENや経産省前テントひろばなど全国からも参加して、県庁横のもみじ山公園で集会を開催。

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佐藤幸子さんは「高線量の福島県で生活する子どもたちの困難、自主避難者への県の支援の打ち切り、お母さんたちのあきらめ、絶望をさしおいて、IAEAは一体何をするの!」と怒った。

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 黒田節子さんは集会に先だって県知事に「子どもたちを学校単位で避難させよ」等々9項目の申し入れと「私たちは黙っていない、声をあげ続ける」と宣言してきたことを報告した。福島の女たちは次々と発言し、被曝労働が身近で起きていることや原発輸出のたくらみを弾劾した。

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反原発名物のかんしょ踊りを踊り、そのまま、福島駅前までデモ。注目の中、駅前ひろばでも行動を展開した。

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この後郡山市に移動。夜は広瀬隆さんの講演が行われた(脱原発福島ネットワーク主催、郡山労働福祉会館にて)。広瀬さんは連日の山本太郎選挙(東京8区)をともに闘っていることを報告しつつ、怒りをこめて、IAEAの悪魔の行動を報告しされた。ものすごい迫力で、次の日15日の闘いの重要性に確信を持たせる内容だった。

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翌15日は朝8時にIAEA国際会議場近くのコンビニ前ひろばに約200名が集合。会議場は厳重に警備されていた。

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主催者である『フクシマ・アクション・プロジェクト』の佐々木慶子さんがこの日の行動を説明。IAEAに直接、参加者全員で要請ができるように、外務省と交渉したこと等報告した。

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リレートーク、かんしょ踊り等々をにぎやかに展開した後、11時過ぎに会議場そばの要請場所に移動した。

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代表が「福島原発事故を過小評価せず、被災者の声に真に応えることを求める」要請書を読み上げ、10項目の要望を示した。武藤類子さんらの申し入れが行われた。IAEA側はスポークスマンのジル・チューダーさんと外務省の役人が対応。IAEAのスポークスマンはこちらの要請を聞くだけで終わろうとしたため、集まった者たちはブーイング。スポークスマンの考えを表明するよう求めた。彼女は県民の困難な状態については責任者に届ける、1月末の回答要求には沿うようにすると言った。

中央の女性がスポークスマン
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13時に、再びコンビニ前ひろばに戻り、総括集会を開き抗議行動を終えた。
さらに、抗議の関連集会や行動は16日まで行われた。

福島に立ち、福島の人たちと行動して、困難な状況の中で声をあげ、闘っている「原発いらない福島の女たち」の強さに感動した。どこまでも「福島の女たち」と共にがんばっていこう!(T)


















あいにくの雨となってしまいましたが、その雨を突いて日比谷野外音楽堂での「12.15さようなら原発世界大集会」に多くの人々が集まりました。この日、福島現地・郡山ではIAEA国際会議場であるビッグパレッド包囲行動が闘われていました。この行動に連帯した同時アクションです。

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集会冒頭、呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)、内橋克人さん(評論家)らがアピール。いずれも、闘い抜いてきたこの反原発運動をさらに強めよう、心を一つにして前に進もう!と力強く訴えました。

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賛同人から、田中優子さん(法政大学教授)が発言。かつて日本が戦争へと進む中で反戦の声があげられなくなっていった時代を振り返り、「大変な時代に立ち向かい、明日以降、この運動はますます必要になる。」と訴えました。

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海外からも環境NGOの反原発運動家が参加し、世界から原発をなくそう!と訴えました。
イタリアから、モニカ・ゾッペさん

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リトアニアから、アンドレイ・オザロフスキーさん。アンドレイさんは日本企業がリトアニアに原発を輸出しようとしていることに共に反対して欲しいと訴えました。

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原発いらない福島の女たちは「私たちを抜きに、福島のことを決めるな!」と、IAEA国際会議(15日~17日)に抗議をし、14日~16日までさまざまなアクションを行っています。IAEAは原発推進の機関です。チェルノブイリ事故後も放射能被害隠しに躍起となってきました。日本政府は今回のIAEA国際会議(125カ国、約700人参加)の共催者。その意図は明確です。子ども達を避難させずお金をかけて福島現地でこんな会議をやるなんて許せません!その現場から、大賀あや子さんがかけつけてアピールしました。
大賀さんは、子どもたちを守りたいと全力で闘い抜いてきたこと、しかしなかなか進まない政治に対する憤り、くやしさを訴えました。会場はしーんとなり、大賀さんの訴えを受けとめました。

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都知事選に立候補した宇都宮けんじさんもかけつけ決意を述べました。冷たい雨の中での集会でしたが、発言者一人一人と参加者が一体となって原発・改憲推進勢力に立ち向かっていこう!と誓い合う集会となりました。

そして、いよいよ大行進です。車道に出るまでものすごく時間がかかりました。

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やっと、デモ出発。私たちの隊列の先頭ではNAZENの若い人たちが元気にコールをかけてくれました。

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まもなく東電が見えてきました。

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東電はやはり警察に守られていました。

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東電前では各隊列が立ち止まり、大きく抗議!

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その後、デモ隊は有楽町駅前で左折。このデモコースは初めてでした。そして、ぐるりと回り、経産省前を通って出発した日比谷公園まで、原発廃炉!再稼働反対!命を守ろう!と沿道に人々に呼びかけながら歩きました。(OS)

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