とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2011年12月

12月3日(土)夜、JR蒲田駅近くの大田区民会館大ホールで朝鮮学校への「高校無償化」を求める全国集会が開かれました。主催は「高校無償化からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」(賛同団体327)で、「フォーラム平和・人権・環境」が共催。会場を埋める1400名が参加しました。

今年8月末に菅直人前首相が朝鮮学校への「高校無償化」手続き凍結解除を指示したにもかかわらず、未だ適用が実現されていません。「もう待てない!」と、高校生、保護者、労働者、市民らが全国から集まり、差別は許されない、人権侵害だ、即時適用を!と訴えました。韓国からも市民団体「モンダンヨンピル」の代表らが参加、国境を越えた連帯行動となりました。

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集会では朝鮮学校3年生も発言に立ち、「私は片道2時間かけて学校に通っている。でもそれをつらいと思ったことはない。学校が大好きだから。家族の言葉や歴史を習うのは当たり前だし喜びだ。その喜びや楽しみ、希望や未来が奪われようとしている」と訴えました。
保護者代表も、日本政府の朝鮮学校への弾圧の歴史を紹介し、「インターナショナルにも外国人学校にも各種学校にも適用されて、なぜ朝鮮学校だけが除外されるのか。これは差別だ。差別は許されないから私はここに立っている。差別は子どもたちを傷つけ悲しませ、憎しみを生み出すだけだ。私は子どもたちにはコリアンとして堂々として生き、日本と朝鮮の平和と友好の架け橋になってもらいたい」と力強く語りました。

「モンダンヨンピル」は、今年3.11大震災で被害を受けた朝鮮学校支援のために韓国の文化人たちが立ち上げた市民団体で、毎月チャリティコンサート開催などで寄付金を集めたりと支援活動をしているそうです。その共同代表の権海孝(クォン・へヒョ)さん(写真右、俳優で「冬のソナタ」にも出演したとのこと)が連帯のアピールをしました。

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クォンさんは日本軍「慰安婦」とされた女性が「私も戦争の被害者ですが、朝鮮学校の生徒たちも戦争の被害者なのです」と言ってモンダンヨンピルに全財産を寄付されたことを紹介。そして、これは過去の問題ではなく現在の問題と指摘し、「朝鮮学校の生徒たちは未来の重要な主人公。世界の平和、日本と北、日本と南、南北朝鮮を結ぶ希望だ。朝鮮学校への高校無償化を求める運動は日本社会をよりよくする運動だと思っている。」と訴えました。

 ウリナラバンドの女性二人。心にしみる歌声でした。
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会場近くのJR蒲田駅前では、「在日特権を許さない市民の会」が10数人で、この集会への妨害の街宣をやっていました。配っていたビラには「朝鮮学校無償化断固阻止、拉致被害者即時救出」等と書かれていました。また「公立学校であっても、国旗を掲揚せず、国歌君が代を歌わず、拉致事件に加担し、反日教育に明け暮れてきた日教組・全教の教職員が一人でもいるような学校からは無償化の対象から外し、正規の授業料をキッチリ徴収すべきと考えております。」とも書いてあり、驚きました。財界や政府がさまざまな矛盾や危機を民衆への犠牲で乗り切ろうとすることへの怒りを、その真の元凶へ向かわないよう、差別や排外、民族主義をあおってねじ曲げようとする悪意を感じました。(Se)









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「FRYING DUCHMAN」というバンドの、

「human ERROR」という“反原発ソング”です。

17分間、言いたいことを言い切っていますね。

まずは試聴を。




HPは、
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.fryingdutchman.jp/






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「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さんが、「女たちのとつき・とおかテント村行動」を経産省前で12月1日からスタートさせました。以下、インタビュービデオです。



最新のビラはここから。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://onna100nin.seesaa.net/

とき◆2011年12月1日~2012年9月11日 生活時間10時~15時
ところ◆経産省前テントひろば・テント村

連帯して一緒に行動しましょう!




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12月3日の土曜日、裁判員制度はいらない大運動の有楽町マリオン前街宣に参加しました。

定例を一週間くりあげたことや、お昼まで大雨だったこともあって、参加者はすくなかったのですが、ビラの受け取りや署名への反応は良かったです。そこで、思ったことをいくつか。

すでに裁判員候補者通知を受けた人は100万人以上になっていること。100人に一人という割合に。だから、ビラを受け取りたいという人がたえず拡大しているんじゃないかと思います。

3.11以降、みんなの意識が変わって、ビラの受け取りが上がっていること。情勢にかみあって真剣に闘っている運動は注目されますね。

いいビラを配ることがとっても重要だということ。分かりやすくて、怒りがはっきり伝わるものですね。

原発容認判決を出して国の原発政策をバックアップしてきた最高裁が、今度は、自分で作って推進してきた裁判員制度の合憲判決をだした。こんな八百長がどうしてまかり通るんでしょうか。ふざけるんじゃねー、という話です。

また、いつもは自前の憲法判断を持って最高裁を批判してきた日弁連も、「合憲判決で良かった」(宇都宮会長)と言いました。本当に許し難いことです。

裁判員制度廃止運動は色々な意味で重要だと思いました。

by.K




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「未来を孕(はら)む女たちのとつきとおかのテントひろば村行動」
とき◆2011年12月1日~2012年9月11日 生活時間10時~15時
ところ◆経産省前テントひろば・テント村


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<呼びかけ>
■再び繋がります。続けます。
縫う、唄う、踊る、書く、紡ぐ……思い思いのスタイルで、いのちの豊かさをもって、抗(あらが)う女たちの闘い。とつきとおかリレーし合ってつづけます。
■テント村で熱く語ります。
「子どもたちにどんな未来を残すのか」「どう変えたらいいか、変わったらいいか」
そこで生まれる発意は、それぞれの次へとつながり、ジワジワと広がり伸びて、やがて根をはり
その先、世界を揺るがす力のひとつになるでしょう。
■とつきとおか、いのちを守るに、いのちを張ります。
経産省テントひろば村行動へご参加ください!! どなたでも!!!

原発はいらない福島の女たち 世話人:椎名千恵子/呼びかけ人:大賀あや子、黒田節子、地脇美和、佐藤幸子、佐々木慶子、武藤類子、森園かずえ、人見やよい

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12月1日(木)午前10時、テントひろばに集まる!

▲世話人の椎名さんは話した。
 「原発の収束」にいったいどのくらいの時間がかかるというのか。わたくしたちも長い時間を闘い続けていかなくてならない。経産省や政府が「ここは国有地だ。テントを撤去せよ」と言って封鎖するのはおかしい。
 ”おんなが孕む”というのはどんなかたちで孕むか予測できない。参加者ひとりひとりのスタイルでいのちのシンボルとしてとしてのとつきとおかのリレーでつながろう。みんなそれぞれの覚悟をもって楽しくやろう。何かがはじまる場所にしたい。
 ここを、「東京都フクシマ村」と名付ける。

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▲集まった女たちは、話した。「福島の女たちや全国の女たちの座り込みのこと」「自分の居場所での闘い」「いま考えていること」等々。

▲この日は初日なので、いろんな人が訪ねてきた。椎名さんへのインタビュー。佐藤幸子さんやアイリーンさんへの取材。これから何をするの?と聞きに来たり。1日は瞬く間に終わる。

▲午後6時から、内閣府に対して、「原発協定を批准するな」の抗議行動が行われ、椎名さん、佐藤さん、アイリーンさんはじめテントから女性も男性も参加した。
 福島原発事故について何も明らかにできないのに、他国に輸出するなんて許せない。みんなウソだったことが明らかになったのに、彼らはウソをつきつづけ、他国の人たちまでだます。私たちは闘い続けよう!
       12/1 内閣府前
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▲11月28日、沖縄防衛局長は「犯す前に言うか」発言をした。怒髪天をつく。基地も原発もいらない!!女たちは(男たちも)、全国で怒りの声をあげよう。(T)










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