とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2011年12月

12月28日、正午前から、東電前で抗議の集会が始まった。福島の女たちは次々とマイクを持って、東電に向かって怒りの発言をした。

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東電には「訪問」するアポをとっていたので当然、当事者たちの怒りの要求、抗議声明を受け取るものと福島の女たちは考えていて、東電に向かった。ところが東電側は、建物の中に入れることも敷地内に入れることもせず、原子力損害センターの者が歩道で対応し、要請文を受け取る態度すら見せなかった。

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福島の女たちはこの理不尽に抗議し続け、やっと、2人ずつが敷地内に入ることができた。10団体から出された抗議文、要請文を読み上げた。東電の社員は「2人ずつがいやだったら受け取りませんよ」などと、東電の本質丸出しの尊大な態度を示した。福島の人たちの「人生、生活、環境をめちゃめちゃにした」のはどこの会社だ!

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その間、支援者たちは向かい側でシュプレヒコールをあげ抗議し続けた。山本太郎さんも駆けつけ抗議の声をあげていた。

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すてきな手作りのアピール幕を持って

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その後、経産省前テントひろばで総括集会が行われた。福島の現在が次々と話された。どれも切実な内容だった。
・「東電は福島県民のおかれている状況を知っているのでしょうか!人間がつくった人類最大の悲劇を許さない。原発がなくなるまで強く強く闘っていきます。」
・郡山市が「広域保育の要請を拒否している問題」
(http://besobernow-yuima.blogspot.com/2011/12/1215.html参照)
・ふくしま集団疎開裁判(許し難いことに却下!)のこと(http://fukusima-sokai.blogspot.com/)

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・市民に除染をさせない署名の提出。除染は専門家にやってもらう要求。
・給食は「地産地消」をとるべきではない。子どもたちには福島の食材を使わないでの要求。「安全・安心・アクションin郡山」(http://aaa3a.jp/)
・「福島から他県に避難してきた。自分の選択に間違いはないと思っている。福島から避難したいと考えている人を支援していきたい。子どもの命を守りたいということを国はわかってくれない。日本がこういう国だったことを知って本当にがっかりしている。東電に電気料金を支払うのもいやだ。料金値上げなんてとんでもない。」「福島 避難母子の会イン関東」(http://hinanboshi.blog.fc2.com/)
・石川県に避難したAさんたちが出した「北陸電力への感謝状」の紹介。
「北陸電力株式会社 取締役社長 久和 進 様
3月以降、原発を二基とも止めておいてくださり、感謝申し上げます。夏も冬も「原発がなくても大丈夫」ということがわかり本当によかったです。年末年始も原発が止まっているので安心して新年を迎えることができます。どうぞ来年もこのまま止めておき、安心、安全をお届けくださいますようお願いします。
では、どうぞよいお年を!!
2011年12月28日 原発いらない石川県民 原発いらない富山県民」
Aさんたちは12/28に女たち行動に合わせて石川県でも行動。広島でも連帯した行動が闘われていることが紹介される。

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・いわき市では子どもたちにマスクをさせない指導が行われていることへの抗議。いわきは花粉症の花粉量はものすごく多いのに。マスクをつけるのは当たり前という要求を行政にしている。「測ってみっぺ いわき マスクアクション」(http://maeveherb.jugem.jp/?eid=1)
・子どもたちは心の中で泣いている。子どもたちを助けて。9歳の息子の手紙を読んだNさん。「僕は原発の影響を受けて大変です。」
・有機農業をやってきたKさん「安全食料を届けられなくなって悔しい。除染だと言って水を流したり土をはいだりしているのにあきれる。やめてほしい。原爆をうけ、原発から60年もたってこの程度しかできないのに54基も作った。怒りでいっぱいだ。」
・「自分の子どもたちを安全に育てたいと思って有機農業をやってきた。もとにもどらないと悲しかったが、力が湧いてきた。いま動かないともっとひどい状況になる。世界に対してこれだけの力をもっていることを示していこう。」
・神田かおりさん(講談師、福島県いわき市出身)「料金値上げなんて盗人以外のなにものでもない。チェルノブイリの経験からも、子どもたちを集団疎開させよう。一時的でもいいから保養させよう。」

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・「民間借り上げ住宅に避難した人の家賃補助を打ち切るという福島県の方針に対して県庁前座り込みをしたが、もっと強い行動をと考えている。」
・2012年3・11大集会への結集の呼びかけ 「郡山での3.11大集会の準備会が発足しました。皆さんぜひ集まって下さい。」
・最後に武藤類子さんから
「今日わたくしたちがかぶっている帽子はアメリカの「オキュパイ・バークレー」から送られてきたものです。このあと、銀座4丁目交差点で街頭宣伝を行って、そこから福島に戻ります。「会津磐梯山」のうたと踊りの原型には、農民たちが何度も弾圧をくぐり抜けて続けたきた歴史が込められています。みなさんと「会津磐梯山」を歌って今日の子行動を終わりましょう。」

みんなで「会津磐梯山」のうたを大合唱
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10月27日~29日まで、福島の女たちは経財産業省前で抗議の座り込み行動を行いました。この行動は、さらに全国の女たちに引き継がれ、10月30日~11月5日まで続きました。そしてさらに、12月1日から、「未来を孕む女たちの、とつきとおかの経産省前テントひろば・フクシマ村」として、経産省前行動が開始されました。「経産省前の国有地の占拠は許されない」、「テントを撤去せよ」という経産省の攻撃に対して、隣のテントはもちろん、女たちのテントも撤去させてはならじ、と立ち上げられたのです。
12月1日からすでに24日がたちましたが、連日、日本各地から、また外国から訪問者、テント維持を闘う人たちが集まっています。

12/11 テント前で大間原発(青森県)の撤去を訴える小笠原厚子さん母子。
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12/23 テント内ワークショップ。古典フラダンスを習う。
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政府は12月16日に「福島原発収束宣言」を出しました。メルトダウンした原子炉内部がどうなっているか誰も確認することができないのに、こんなことを宣言するとは、あきれたものです。
政府も経産省も東電も、ウソにウソを重ねて、子どもたちや県民を被曝にさらし続けています。フクシマの現実、怒り、憤り、くやしさにつながって、闘いを継続しましょう。

福島の女たちは、12月28日(水)、大型バスで上京します。
みなさん!集まってともに行動しましょう!









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『ストップ!改憲情報』の2号を発行しました。
今回は両面あります。
街頭で、地域や職場などで使ってください。

「事故収束」というデマを宣言した野田政権。
辺野古強行へ、さらに踏み出した野田政権。
怒りも新たに2012年へ闘っていきましょう。

PDFデータのダウンロードはこちらから。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/bira.htm





12月14日昼頃、外務省を1300人の「人間の鎖」が包囲した。この日、韓国の日本大使館前で行われてきた「水曜集会・デモ」が1000回目を迎え、これと連帯した東京でのアクション。平日にもかかわらず、多くの人々がかけつけ、つながった。

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今年の「松井やより賞」受賞者のマレーシアのサラワジー・ムトゥさん(ジャーナリスト)も参加されていた。下の写真で顔を向けている人。

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道路を隔てた反対側では、「日の丸」旗や「在日特権を許さない市民の会」のノボリ旗を持った人たち200人くらいが、「人間の鎖」にかけつけた人々に対して口汚くののしっていた。

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在韓日本大使館前で毎週水曜日に、韓国挺身隊問題対策協議会や慰安婦とされたハルモニたちが、日本政府に謝罪と賠償、歴史への記録を求めて行動を継続してきた。それが1000回目。なんと20年間だ。しかし、日本政府は「謝罪と賠償を拒否」し続けている。「河野談話」(1993年)、村山談話(1995年)が出されてはいるが、正式な「謝罪」と「賠償」はない。民主党政権もこれまでの政権と同様に「1965年の日韓条約で解決済み」という立場だ。この問題に真摯に向き合おうとせず、挺身隊らが14日にソウルの日本大使館前に建てた「平和碑」(下の写真)に対して、韓国政府に撤去を要求している。

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この「平和碑」は、手を膝の上に置き、いすに腰掛けている短髪の少女像だ。しかし、その影はおばあさんの姿になっているとのこと。隣の椅子は、誰でも来て座り、戦時下等の女性への暴力の根絶を願い平和を求めるハルモニたちの思いを共有できるようにとつくったそうだ。銅像には、韓国語、英語、日本語でこんな碑文が刻まれている。「1992年1月8日からここ日本大使館前で開かれた日本軍慰安婦問題の解決を促す水曜デモが、2011年12月14日に1000回目を迎え、その崇高な精神と歴史を受け継ぐため、この平和の碑を建てる」
19年11ヶ月にわたり水曜集会が行われている間、234人の元慰安婦のうち171人がこの世を去り、生存者は63人だけとなった。

引き続いて、午後、衆議院第2議員会館で院内集会があった。「戦時性暴力問題連絡協議会」と「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動2010」が主催。会場は多くの立ち見で約350人が参加した。100人以上が入館できなかったとのこと。会館入り口には、先ほどの「日の丸」旗を持った人々が押しかけていて、参加者に悪罵を投げかけていた。抗議しながら入館。

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この日、韓国の日本大使館前には2000人が集まったとのこと。日本でも、札幌の150人のデモや、名古屋、静岡、大阪、広島、福岡、沖縄などの連帯の行動が報告された。韓国の水曜デモは今後も継続される。

3.11大震災・大津波で宮城県女川町で被災した宋神道(ソンシンド)さん(89歳)(下の写真)も参加され発言。「戦争は絶対にやっちゃいけない」と何度も何度も、くり返し訴えられた。深く胸に刻まれた。(Se)

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 「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」集会が10日、東京都千代田区の日比谷公園野外大音楽堂で開かれました。経済評論家の内橋克人さん、作家の大江健三郎さんらが呼びかけ人になり、5500人が集まりました。
 講談師の神田香織さんの司会で集会が始まり、大江健三郎さんは、日本の原発を輸出する協定が国会で承認されたことを批判しました。また、沖縄での田中・前沖縄防衛局長の「犯す」発言に触れて厳しく糾弾。そして、署名運動を広げようと訴えました。
 また、集会では、来年2月11日に東京・代々木公園で集会を、3月11日には福島県郡山市の開成山球場で2万人規模の集会を開くことが呼びかけられました。
 以下、写真速報です。
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NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)のスタッフが撮影した写真はココ!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://30d.jp/nazen/7






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