とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2011年03月

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 3月19日(土)、渋谷ハチ公前で、被災地救援と3・20デモを呼びかける街宣が行われました。大震災直後とは状況が大きく変わり、「あすのデモは何時からか」「私もツィッターで3・20デモを呼びかけます」「何かしなければいけないと思っていた」「東北の大学生が頑張っていると知って、勇気がでた」などの声が聞かれ、賛同署名や被災地救援カンパが続々集まりました。
 街宣開始直後、私服刑事らが覆面パトカー2台でサイレンをならしてハチ公前にやってきました。「街宣許可をとっていない者は募金集めをやってはならない」と、私服刑事ら10名で妨害してきました。これに対して同じハチ公前で募金集めをやっていた学生グループなども怒りだし、警察は引かざるをえませんでした。
 明日のデモが決定的です。被災地からも仲間が集まってきます。全国各地から全力で集まりましょう!

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寄せ書きにメッセージを書く学生たち

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 昨日(3/17)、東京で緊急集会デモに参加しました。日々刻々と伝えられる福島原発の恐るべき事態に対し怒りを抑えることができません。起きている事態は地震のせいではない!人体・生物とは相容れない放射能を、「クリーンエネルギー」「安全な原発」と宣伝し、金儲けと核武装の道をひた走ってきた東電資本、原発資本、歴代政府の責任だ。
「すべての原発を直ちに停止し、撤去せよ!」「菅政権による情報隠し・被曝を許すな!」「危機管理という名の国家統制反対!」
 怒りを菅政権に叩きつけました。

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 代々木公園・NHK横けやき通りで行われた集会には、仕事を終えた労働者、学生、市民がかけつけ、また、政府の対応に疑問・怒りを感じていた若者も集会の声を聞きつけ飛び入り参加していました。東北大学学生自治会の委員長も駆けつけて被災現地での闘いを報告、福島からも元気なアピールがありました。本当に、労働者民衆の団結した力でこそ被災地を救援していきましょう。

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 集会後のデモには360人が参加、いつもよりうす暗い渋谷の街を「すべての原発を直ちに停止しろ!」「震災を口実にした首切りをやめろ!増税反対!」「今こそ怒りを解き放とう!」とデモをやり抜きました。

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 3月20日(日)には、また大きな反戦集会・デモが行われます。みなさんぜひ一緒に行動しましょう!(S)

イラク開戦8年全世界一斉行動
3・20渋谷反戦デモ
とき◆3月20日(日)午後1時~集会開始、3時30分~デモ出発
ところ◆代々木公園・B地区野外ステージ(JR渋谷・原宿駅より5分)
主催◆3・20集会実行委員会(tel.050-3036-6464)【呼びかけ:斎藤郁真(法政大学文化連盟委員長)/織田陽介(全学連委員長)他、協賛:百万人署名運動/星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議/全国労組交流センター他】











 3月14日(月)8・6ヒロシマ大行動実行委員会の仲間30名は、中国電力に抗議、座り込み行動を緊急に行いました。今現在も福島原発で、恐るべき事態が刻々と進んでいます。私たちは地震が起こってから4日経過しても、稼動中の島根原発、建設を強行している上関原発について、とめるどころか何らの見解も発表しない中国電力に対して、猛然と抗議の申し入れを行いました。
 事前に連絡した15時に、横断幕と幟を持ち正門から中へ入ろうとすると、建物を管理する部署の職員が最初から立ちはだかっています。「こんなものを持って入られたら困る」「いつも、どういう団体にもそうしてもらっている」と平然と言います。それだけでも私たちは怒りにたえません。「いつも」「通常」などとどうして言えるのでしょうか。今が非常時であることは原発を推し進めてきた中電の社員であれば、尚のことわかっているはずです。紙で作った横断幕や幟の一体全体どこが危険だというのでしょう!
 私たちの追及を受けてようやく出てきた責任者(広報・環境部門[環境・エネルギー広報担当]マネージャー)に対して、抗議文を突きつけました。8・6ヒロシマ大行動、全国被爆者青年同盟、広島連帯ユニオン、婦人民主クラブ全国協議会広島支部がそれぞれ抗議文を持参しました。
◆ただちに島根原発をとめよ!
◆上関原発の建設計画中止を今すぐ発表せよ!
◆すべての原発をとめろ!

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 その後、座り込みを行いながら、怒りのマイクアジテーションを次々に行います。途中、被爆者の下田礼子さんが座布団と、暖をとるためのお湯を入れたペットボトルを差し入れに持ってきてくれました。
 被爆者、広島の人々は本当に怒っています。そもそも住民や労働者の被曝をぬきにしては成立しない原発―日本の核武装政策を徹底弾劾します。
 広島から、被災者をはじめ、労働者民衆のために何をすればいいのか。「ヒロシマ」が問われています。たたかいを「自粛」するのではなく、菅政権そのもの、「救国内閣」「挙国一致体制」を絶対に許さない闘いと行動をさらにさらに強めていく必要があると思っています。

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 前述したように、私たち抗議団は建物の中に入ることさえ阻止されました。その上で、「あえて抗議の気持ちを押さえて率直に質問したいことがあるから話をきかせてくれ」と怒りを押さえて提起したところ、それには答えるというではありませんか。代表4名が中国電力の中に入り「商談のためのブース」のようなところで「広報担当」から話を聞き出すことができました。しかし、それがことごとく驚くべき電力会社の内実を、問わず語りに語るものとなりました。概略を報告します。
●3/11の地震以降、緊急対策本部がたちあがっている。やっていることは情報収集。政府や原子力保安院から何か正式に「お知らせ」があるわけではない。緊急対策本部が、政府や保安院の発表をテレビやインターネットをとおして収集している。中国電力―島根や上関うんぬんではなくて、とにかく福島原発がどうなのかの情報収集をしている。
●今回の大事故を受けて、これまでの政策や安全基準を検討していないのか?
 今は成り行きをみている。何が問題なのかが分らないと対応もできない。現時点で島根原発をどうするかなど、検討化すらできていない。
●実際問題、島根原発をとめるとどういう問題がおきるのか。
 それはコストだ。原発コストによって赤字になる。皆さんがいくら電気代が高くてもいいというのなら原発をとめることもできるが。
●上関原発の工事を続行するか否か検討はしたのか?
 上層部・経営陣はこの土日に検討している。だが実質工事は動いていないが、工事しないということではない。
●これまで「絶対安全」と言ってきたが、安全でないことははっきりしたと思うがどうか。「絶対安全」とは言っていない。せいぜい初期の昭和40年代の頃はそうだったが。
●これまでの「想定」を超える地震がおこった。島根原発について、地層学者など専門家に問い合わせてみたか?
 それはしていない。
●なぜ真水から海水を使う判断が遅れたのか?
 海水を入れたら原発が「おしゃか」になるからです。
●経営陣が協議してというが、技術者などの意見が反映されるということは?
 とにかく経営陣を信じている。

 私たちの抗議の翌日、中国電力は上関原発工事の「中断」の決定を発表しました。この期に及んでさえ、「中止」「もう作らない」ではなく「中断」!島根原発についてなどなんのコメントも発表していない!本当に許せません!
 広島からも、全力で3.20渋谷へ結集します!東北地方、被災者の皆さんの怒り、不安、悲しみを、私たちが怒りの声として菅政権、東京電力に叩き付けましょう!(広島県連絡会 谷口)












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 3.20集会実行委員会から、東日本巨大地震と福島原発の大事故に対し、緊急デモが呼びかけられました。
 福島第一原発1号機の爆発に続き、3号機も爆発、事態は刻々と深刻さを増しています。この期に及んでも菅政権は、情報統制と治安弾圧の強化に必死となっています。絶対に許せません!
 今こそ団結して立ち上がり、闘って生きよう! 3・17緊急デモへの参加を訴えます!

<スローガン>
●すべての原発を直ちに停止し、撤去せよ! 菅政権による情報隠し・被曝を許すな!
●大震災を口実にした大首切り・増税反対! 戦争体制構築反対!
●大恐慌と新自由主義に団結して立ち向かおう!
●菅政権を倒し、今こそエジプトのように社会を変えよう!
●朝鮮侵略戦争阻止! 沖縄新基地建設を阻止し、日米安保を粉砕しよう!
●法政大学の監獄体制をぶっとばせ!

とき:3月17日(木)午後6時集合・8時デモ出発
集合場所:代々木公園・けやき通り(東京・渋谷)
主催:3・20実行委員会





 3月14日、外国特派員協会で後藤政志(写真=東芝・元原子炉格納容器設計者)さんらが記者会見を行った。後藤さんは「格納容器が最後の砦だと思っていたが、砦にならないことがわかった。地震や何らかの事故で格納容器が壊れてしまうことがあるんだと。今回の事故で元技術者として黙ってられなくなって名乗り出た」と語った。「燃料棒露出は何を意味するのか?」の質問に後藤さんは「非常に厳しい状態(炉心溶解)になる。最悪にならないよう努力してほしい」と険しい顔で語った。そして政府・東電に「正確な情報提供と人命第一の対応」を求めた。(レイバーネット日本より)







 3月2日、「市民のための刑事弁護を共に追求する会」は、同月7日から18日の裁判員裁判のための裁判員選任手続きに対し、これを拒否して闘う裁判員候補者の吉田和生さんとともに、選任手続き弾劾行動を闘いぬきました。
昨日までの雨もあがった暖かな日差しの中で、平日にもかかわらず15名も結集。先日、高山俊吉弁護士(東京弁護士会)を講師に学習会を行い大成功した長崎からも駆けつけてくれて、12時から開始した福岡地裁前ビラまきは、最初から盛り上がっていました。マイクで訴える渡邊弁護士の声は、地裁とその周辺に響き渡り、吉田さんがつけた「裁判員拒否」のゼッケンは訴えそのものでした。

裁判員出頭を拒否して闘う吉田さん
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<吉田さんの堂々たる裁判員拒否宣言に、うろたえる福岡地裁>
 13時すぎ、いよいよ選任手続きの受付が始まる時間に、吉田さんを先頭にみなゼッケンをつけたまま、地裁の正門へ。「ゼッケンを外せ、外さなければ中に入れない」とどなる裁判所職員に対し、吉田さんは“自分は今日呼び出されたものだ。拒否の意思を事前に表明しているにもかかわらず出頭命令がきた。だから私は自分の意思をこのゼッケンに表わして、裁判官に言うつもりだ。だから、ゼッケンを外すことはできない」と主張。阻止しようとした裁判所はこれに反論もできず、吉田さんはゼッケンをつけたまま、堂々と他の候補者とともに選任手続きの部屋に入ったのです。快挙!残念ながら他の人たちは押し戻されましたが。
 裁判所側は、他の候補者への影響を恐れて別室に隔離しようとしたのですが、それもできないまま手続きが進行。彼の他に3名がその場で辞退を申し入れたとのこと。担当する裁判の内容の説明があった後、裁判官、検事、弁護士が前に並んで待ち受けている別室に1人づつ呼び出されて吉田さんの番。彼はそこで、その日まいたビラに掲載した「自分の拒否の理由」を全文読み上げたとのことです。なんとも前代未聞のことをやってのけました!彼は読み上げた後、「これで辞退できますね」と裁判官に念押ししたところ、返事はうろたえながら「検討します」。結果は抽選という形ではずれましたが、真相はやらせるわけにはいかないというところでしょう。
 30名の裁判員候補者が集まった部屋では、10分ほどの休憩時間に裁判所内見学があったのですが、それに参加しなかった候補者たちは、吉田さんにかけよってビラがほしいと言ってきたとのこと。すべてが思っていた以上の大勝利です。

福岡地裁前でビラまき、署名活動  
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 終了後、そのまま弁護士と仲間とともに裁判所内の記者クラブで記者会見を行い、拒否理由を説明。そして再び地裁前の街宣場所に移動して、吉田さんから報告を聞き、みな今日の闘いに勝利したことを確信しました。用意した500枚のビラも短時間で撒ききり、市民の関心の高さも私たちを一層奮い立たせました。この勝利を5・20「裁判員制度にとどめを!全国集会」へ。(福岡県連絡会ブログより)

百万人署名運動・福岡県連絡会ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/stopwars/



























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