とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2010年04月

遅くなりましたが、4月25日の池袋街宣の報告です。
この日は沖縄県民大会の日。沖縄の怒りに呼応しようと、池袋東口で署名を呼びかけました。
風の強い日でしたが、人々の反応はよく、240の署名が集まりました。
一番の特徴は、自ら署名をする人が多いということです。とくに青年、学生、女性。アメリカ人も署名して、「4・28集会に参加したい」と言っていました(実際に参加してくれました)。

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とにかく、鳩山首相は本当に許せません。徳之島1万5千、沖縄9万の決起に対しして、「一つの民意が示されたと思う」などと言いながら、徳之島の元実力者の徳田氏に面会して米軍基地移設の承認を求めたり、4日には沖縄を訪問して名護修正案を提示すると言っています。ふざけるのもいいかげんにしろ!なめるな!ということです。5月の闘いで、鳩山政権をぶっ飛ばそう!(事務局)







 百万人署名運動・青森県連絡会は4・25沖縄県民大会に連帯して、4月24日、青森県八戸市中心街で街頭宣伝を行いました。5人で1時間半、沖縄・憲法署名31筆を集め、400枚のビラを撒きました。
 戦後65年、蓄積された沖縄の怒りが爆発しています。沖縄の労働者人民の基地撤去を求める思いに乗っかって政権についた鳩山政権は、その思いを踏みにじり、新たな基地建設で沖縄を永久基地化しようとしています。絶対に許せません。ウソつき鳩山政権許すな!の訴えに、多くの方が「そうだそうだ!」と怒りを表明し署名をしていきました。また、高校生は率直に、「基地っていらないですよね」、「学校の前でやればいいんじゃないですか」、と。学生や青年にどんどん一緒に署名を集めようと呼びかけて、若い会員を獲得していきたい。
 青森県には沖縄につぐ米軍の拠点である三沢基地があります。ここからイラク・アフガニスタンに戦闘機が飛んでいって爆弾を落としている。署名をした方の中には、「青森には三沢基地もあるし、人ごとじゃない。」と言ってくる人もいました。また、「日米安保がなくなったら、どう日本を守るんだ。」「北朝鮮に対する防衛はどうする。」という話がやはり出てきました。

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 私たちの今回の署名には、日米安保をなくせ、と要請項目が入っています。沖縄の問題は安保の問題だ!基地撤去の実際の闘いと安保体制を問うことは一体です。25日の沖縄県民大会を報道した新聞の解説では、「結局、日米安保体制を議論しなければならない」との思いが沖縄では強い、と書かれていました。日米安保を抜きに、基地をどこに移すかという議論や、民主党の掲げる「対等な日米同盟」という観点からアメリカにもっと主張すべきだ、という議論が多くなされていますが、これは日米安保の本質を見ない議論です。
 安保をなくせ!という基地絶対反対の立場と訴えが重要です。それは、労働者人民だけが戦争をとめられるし、世界を変えることができるという立場であり、その展望で多くの労働者と一致する闘いです。私たちの署名は、沖縄の労働者人民と本土の労働者人民が本当に基地をなくそうと、敵をはっきりさせて団結する署名だと思います。
 私たち百万人署名運動こそ、大恐慌という資本主義の崩壊の時代に、日米安保=資本主義体制を戦争の根源としてして問い、労働者人民の「戦争絶対反対!イラク・アフガニスタン戦争やめろ!」「生きさせろ!」の闘いと団結を安保・沖縄闘争として切り開いていきましょう。青森県連絡会は、4・28沖縄デー闘争―5・15闘争として、八戸街宣に続いて、米軍基地のある三沢での街頭宣伝を取り組んでいきます。 (青森県連絡会H)













 4月25日(日)、徳之島に続いて、基地にNO!をたたきつける沖縄県民大会が沖縄県中部・読谷村で開かれ、約9万人の人々が会場を埋め尽くしました。大会開催時刻の3時間以上も前から、すでに参加者が会場に向かっていましたが、驚くべきことに、大会が終わってもその流れは止まりませんでした。何としても普天間基地撤去を、事件・事故、戦争のない平和な沖縄を、と願う人々の切実な思いが胸に迫りました。

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集会が終わるころ、集会場へ向かう人々

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 百万人署名・沖縄の会も、この県民大会に参加し、そこで、沖縄・憲法署名を呼びかけました。共同代表の平良修さん(牧師)も崎浜秀俊さん(元教員)も大奮闘でした。三重連絡会のTさん、本部事務局も合流し総勢7名で約400筆の署名を集めました。「基地はいらない、安保をなくそう、9条を変えるな」と署名の主旨を訴えると、その通り!と一人一人が力強く意思表明をしてくれました。
 
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宜野湾市長の伊波洋一さんも快く応じてくれました。

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この日は朝から日差しが強く、早い時間に来た人は木陰に集まっていました。(左側)

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そして、その下にまた人が座り、

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道を隔てた外側の木陰にも多くの人々が座り込んでいました。(右側)

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会場中央には労組・市町村などのノボリ旗や横断幕が多く立っていました。

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 オリジナルなMyプラカードやノボリ旗を持って参加している人も多くいました。

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 本集会が始まると、日米両政府にもの申す、という真剣さが会場全体を支配しました。シーンとした会場に、発言者の凜とした声がよく響きました。

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 仲井真知事が言ったことは二つ、普天間飛行場の危険性の除去、と沖縄の過剰な基地負担をなくせ、ということでした。これらは鳩山首相や平野官房長官も毎日のようにくり返している言葉でもあり、だから、公約を守れ、ということでした。普天間の伊波市長は、普天間基地の海兵隊は米軍の計画でグアムに移転するのであり、そもそも代替施設など必要ないことを明らかにし、新たな米軍基地をつくらせてはならない!と訴えました。名護の稲嶺市長は「今こそ沖縄は変わる時、新基地ノー、県内移設ノー、自ら行動を起こし声をあげよう!」と呼びかけました。勝連の漁港を守る組合長が「埋め立ててお金を残すか、それとも豊かな海を残すか、」と言うと、すかさず会場から「海を残せ―」と合いの手の声が上がりました。
 普天間高校の二人の女子高校生の訴えは、基地のある日常をしかたがないと考えてしまっている大人たちへの痛烈なメッセージでもありました。「一人一人が自分の問題と考えて基地問題に向かい合えば、何かがきっと変わる!」「やはり、基地は沖縄には必要ない」と。

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 沖縄の民衆が全力で形にした「基地はいらない」という怒りと意志を受けとめ、全国で行動を起こしましょう。「普天間基地撤去、新基地建設反対、安保をなくせ」の声をあげましょう。(事務局 S)

 東京では、4月28日(水)夜日比谷野音で集会とデモがあります。東京近辺のみなさん、ぜひご参加を!

●4・28沖縄デー集会
(とき)4月28日(水)午後6時30分開始
(ところ)日比谷野外音楽堂(日比谷公園内)
*集会後、銀座デモ
(主催)4・28集会実行委員会
戦後50年を問う8.15労働者・市民のつどい全国統一実行委員会/とめよう戦争への道!百万人署名運動/沖縄民権の会/婦人民主クラブ全国協議会/星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議/8.6広島-8.9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会/国鉄千葉動力車労働組合/沖縄と本土をむすぶ労働組合連絡会議/全国労組交流センター/法政大学文化連盟/全日本学生自治会総連合(織田陽介委員長)
連絡先:電話03-3845-7461、ファックス03-3845-7463(全国労組交流センター)




















 4月17日、百万人署名運動・宮城県連絡会は仙台市内で「沖縄・普天間基地は移設ではなく撤去を!みやぎ集会」を開催しました。沖縄から沖縄北部合同労組の富田晋さんをお招きして、闘いの報告を受けました。
 海上行動の船長の1人として命がけの闘争をやってきた富田さん。彼を先頭にした14年間の辺野古現地の闘い、沖縄・全国の労働者の闘いは、新基地建設を阻止し、民主党政権をグラグラにしています。しかし、彼が基地絶対反対の闘いを貫くためには、「無意味な弾圧を呼び込む実力闘争はナンセンス」「民主党が勝利すれば基地建設は白紙になる」といって弾圧する辺野古闘争の指導部との闘いがありました。この闘いを通して本物の団結を作り、労働者こそ基地建設を阻止する主体であるとつかんだ富田さんは、「仕事で反対運動どころじゃない」という青年労働者を組織するために地域合同労組を結成して闘っています。国鉄闘争で資本との力関係を変えて、職場闘争を軸に全基地撤去、基地建設をぶっ潰そう。社会を変えようという彼の訴えに、参加者は「今までにこんな熱くなる沖縄闘争の報告があっただろうか」と感動し、ともに闘う決意を新たにしました。

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 決戦の中で闘った青年労働者が、今全国に飛び散って闘う労働運動を作って戦争をとめ、社会を変える闘いの先頭に立っています。新たな安保・沖縄闘争の中で時代を担う青年を多く生み出していこう、私もともに闘っていくぞと確信しました。 (宮城県連絡会 M)








 岐阜百万です。17日の土曜日、前日までとはうって変わって、暖かい春らしい雰囲気の中で、午後3時過ぎから1時間半ほどJR岐阜駅前で新しい署名用紙を持って街宣を行いました。集まった署名はなんと121筆!、新記録です。一人がハンドマイクで道行く人に話しかけ、3名が署名板を持ち、一人がチラシ配りと、合計5名で行いました。中学生や高校生の若い人たち、黒いスーツ姿の就活(就職活動)中の大学生が多く署名してくれました。それに年輩の方たちも「頑張って!」と声をかけてくれました。

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 今回は10代の若い学生さんや、高齢者の方がとても協力的でした。本当に沖縄に心を寄せる人々が沢山いました。私が署名をいただいた70過ぎの年輩の女性二人は今まで一度もこのような署名はしたことがないのだけれど、沖縄のことは何とかしなくていけないと思って署名しますと話していただきました。今回、感じたのは政府、政党や、テレビ、新聞などのメディアからの情報を受け取るばかりではなく、自分たちは自らの意思を表示したいという皆さんの積極性でした。今、どの政治潮流が街頭で大衆と交流を図っていますか?百万人署名運動の役割は大きいものがあります。全国の皆さん、街頭に出ましょう。(岐阜連絡会 T) 









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