とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2009年04月

 裁判員制度の廃止を求める東京キャラバン7日目は、JR大井町駅~鎌田駅~大森駅を回りました。駅前にうまくキャラバンカーをとめられなかったり、人通りが多いところまで行ってハンドマイクでアピールしたりと駅によっていろいろで苦労しました。でも、キャラバンカーのアピールを聞いていて、車が駅に着くなり、「その通りだよなあ」、「こんなの反対だよ」と寄ってくる人たちもいて、手応えありでした。また、若者たちとも論議になり良かったです。ある中学生は「試験問題に出た」と言っていました。

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 8日(水)も南部地域をりました。この日は、東急東横線中目黒駅~自由が丘駅~大岡山駅と走りました。途中、昼休み時、目黒区役所前でビラまきをしました。
 中目黒駅では、キャラバンカーをとめるところに苦労していたら、近くにとまっていたタクシーの運転手さんに手招きされて、車が邪魔だと言われるのかと心配しながら行ってみたら、「チラシをくれ、読んでみたい」とのことでした。ホッとして嬉しくなりました。

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 裁判員制度の問題点を書いたリーフを熱心に読んでいる人もいました。

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 目黒区役所出入り口前で

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 自由が丘では、中高校生の反応が抜群!一人の女子高生が「こんなの税金の無駄使いですよね」と署名をしてくれ、「裁判員制度はいらない」の本を買っていきました。署名をしてくれる人は、すでに「絶対こんなのイヤだ」と強く思っている人が多かったです。2日間で署名は125筆。廃止要求署名は、4月27日に国会提出予定です。
 大岡山でも「どうもおかしと思っていたけど、同じ考えの人に会えてうれしい」と寄ってこられた主婦や、もっと詳しく知りたいと思っていたという東工大生など、話が弾みました。

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青森からのお便りです。
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 4月4日(土)、青森市で「4.9反核燃の日」全国市民集会が開催されました。私たち、青森県連絡会も参加してきました。
 午前10時30分に集会開始。開会あいさつのあと、山田清彦さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長、李秀容さん(台湾の反核・環境運動家)の講演が行われました。続いて、全国各地で反核燃・反原発を闘う仲間からのあいさつを受けました。
 李さんの講演の中で、推進側は、原発は経済的で、安全で、クリーンだとウソをつくという指摘がありました。台湾でも日本でも事情は同じなのでしょう。また、原発が生み出すプルトニウムは常に核拡散の危険をはらむことも付け加えていました。

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 全国市民集会終了後、午後の全国集会とデモに合流し、駅前から繁華街をデモ行進してきました。そのあと、夜の全国交流会に参加して、まる1日の闘争でした。
 李さんの指摘を受けるまでもなく、プルトニウムは核兵器の原料です。六ヶ所村で操業しようとしている再処理工場は、使用済み核燃料からウランとプルトニウムを回収する施設です。高速増殖炉で使用するとされていたプルトニウムでしたが、高速増殖炉「もんじゅ」は事故で運転中止を余儀なくされました。そのあと、プルトニウムを加えたMOX燃料をふつうの原発で使うというプルサーマル計画があらわれ、全炉心でMOX燃料を使う大間原発が建設されようとしています。なりふりかまわず、プルトニウムの利用計画を打ち出してきます。すなわち、六ケ所の再処理工場で抽出されるプルトニウムは、核兵器の原料を蓄えているのではないという言い訳のために、プルトニウム利用を強引に進めているのです。
 私たち、青森県連絡会は、今後とも地元のみなさんと手を取り合い、全国のみなさんとともに、反戦反核の闘いとして、六ケ所再処理工場操業に反対していきます。
(とめよう戦争への道!百万人署名運動・青森県連絡会 K)









 4月6日(月)晴れ。キャラバンカーは世田谷区、杉並区をまわりました。この日だけで1200枚のビラが配られ、署名も100を超えました。
 まずは三軒茶屋。穏やかな晴天で、話しかけて来る人も多く、署名にきた60代の女性は「私のところにも候補者通知が来た。毎日が憂うつだわ」と。「阻止できますよ、ぜひ日比谷の集会に来てください」と呼びかけました。

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 続いて正午から1時間、世田谷区役所での宣伝。「立場上、受け取れない」という職員もいましたが、「ご苦労様です」「ありがとうございます」と言って受け取る人が大半でした。近くにある都教組の組合事務所にもビラをもって行ったのですが、「『つぶせ』なんて過激だね~」という対応だったので、「廃止の声が圧倒的ですよ」と伝えておきました。

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 次は京王線の千歳烏山駅。ここは駅前に区民センターと広場があるので、その脇で机を出し、風船も配りました。午前中は始業式だった子ども達も多く、「ストップ!裁判員制度」と印刷されている風船が商店街に広がっていきました。

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 最後はJR荻窪駅です。南口はキャラバンカーを停めて宣伝できるので、ノボリ旗を林立させて署名と4・21集会を訴えました。仕事帰りの労働者や学生が続々と署名に立ち止まってくれました。

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 4月5日、「裁判員制度はいらない!大運動」は、山手線一周キャンペーンを実施しました。と言っても、池袋駅、新宿駅、渋谷駅を「インコ(裁判員制度はいらなインコ)」と共に移動しての街頭宣伝です。でも同時に上野駅、秋葉原駅、有楽町駅でもビラまき街宣をやったので、山手線の主要駅で宣伝を行ったということでしょうか。全体でのべ60人が参加し、3500枚のビラがまかれました。
 まず、最初は池袋駅東口。第一声は「憲法と人権の日弁連をめざす会」事務局長の武内更一弁護士。

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続いて、めざす会・代表の高山俊吉弁護士。さらに、大運動に参加する弁護士が次々とマイクを握りました。

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 地元の北部連絡会も3人かけつけてくれました。

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 次は、新宿駅東南口。天気も良く、とにかく人でごった返していました。

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 「絶対反対だ、頑張ってくれ」「私も通知が来たけど、突き返したわ」と、署名も次々と。

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 わたしが風船担当、ふうせんは、こうして作るのよ。

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 最後は渋谷駅ハチ公口。ここも、いつもながら人の流れが速いこと。でも、その中から、「こんなのは、いやだ!」と署名に応ずる若者が多かったです。

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有楽町中央口広場では、南部連絡会の仲間も参加し、6名でビラまきと署名をやりました。

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 「裁判員制度を廃止へ!東京キャラバン」4日目は東部地域へ行きました。台東区佐竹町の町内会は高山俊吉弁護士を呼んで学習会をした地域です。この商店街を回った時、ある店屋のおかみさんが外に出てきてキャラバン車を注目していたので、一人が車から降りて、そのおかみさんにチラシを渡しました。おかみさんは「裁判員には反対。いやな世の中になってきたわよね。少ないけれどカンパします」と1000円カンパを。感謝!です。自転車で通りかかった女性も「私も裁判員反対」と言ってチラシを受け取りました。佐竹町の商店街を通り抜けるまで、キャラバン車と並行して、歩いて店の人や通行人にチラシを手渡していきましたが、受け取りがとても良かったです。
 次は、押上駅へ。本屋さんの前に車をとめ、アピールを流し続けながら、幟旗3本を立て、黄色のゼッケンをしてチラシまき。やはり受け取りはいいです。裁判員制度については既に中学生など子どもたちも知っていて、受け取っていきました。
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      タクシーの運転手さんにも、どうぞ。
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 次は亀戸駅方向へ。途中、錦糸公園近くで休憩。錦糸公園は花見客で満杯、桜の花も満開。

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 休憩後、亀戸駅近くで街頭宣伝。ここでは署名のための机も出し『裁判員制度はいらない』(高山俊吉著)の本も置く。「オレに通知がきたよ」という60才過ぎの男性がいた。どうされましたかと聞くと、「こんなもの反対なんで破いて捨てたよ」と。でも、それでは最高裁には伝わらないわけだから、そのうちまた通知が来ますよと言うと、「そんなもの来たってしないよ」。罰金10万円支払えなんてことになりますよと知らせると、「えっ!そんな、ばかなー」とびっくりしていました。
 高校生くらいの人には「裁判員制度について、今年のセンター試験ででたんですよ」「獨協中学の入試問題にもあったんですよ」と言うと、身近に感じたようです。

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 ようやく食事。その後、都営地下鉄線の西大島駅前へ。そして、最後は、錦糸町駅北口の「裁判員制度はいらない!大運動」の街宣に合流。川村理、藤田正人弁護士がアピールしていました。百万人署名運動・東部連絡会の人たちも合流して、合計20名での大街宣となりました。

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 今日一日で、4.21チラシ1500枚、百万リーフ1000枚まきました。廃止署名は145筆。かなりハードな一日でしたが、多くの人々にアピールできたと思います。











                

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