動労千葉の訴えです―「G8(米・カナダ・英・独・仏・伊・ロシア・日)の首脳たちこそが新自由主義で生き延び、世界の労働者民衆に戦争と貧困を強制してきた張本人だ。 資本主義体制は腐り果てている!日本では年間の自殺者が10年連続で3万人を超えている。多くの労働者が、自殺か他殺かの選択肢しかない状態に追いつめられている。これが新自由主義が生み出した現実だ。
労働者から希望を奪ったもう一つの責任は、政府や資本の手先になり下がった腐った労働組合の幹部たちにある。団結し闘うことの大切さ、労働者は社会を変える力を持っているということが伝わっていたら、秋葉原事件など起きてはいなかった。
われわれは国鉄分割・民営化攻撃を労働者の団結の力で打ち破り、闘いを継続してきた。現場から闘う労働運動を再生させよう!動労千葉も新たな国鉄闘争に立ち上がる。
世界で始まった労働者の大反乱は、資本主義体制に最後のとどめを刺す闘いへと発展しようとしている。職場でG8サミット弾劾!の怒りと闘う団結を組織し、新自由主義攻撃に断を下そう!」
そして、昨日(29日)、この呼びかけに応えて全国から約2000名の労働者市民が東京・代々木公園に集まり、息高く集会と渋谷デモをやり抜きました。
動労千葉委員長の田中康宏さん
私たちも参加しました。公園から車道に出ようとするデモ隊に警察機動隊が襲いかかり、デモ中も不当な弾圧をくり返しましたが、それを押し返し、打ち破ってデモを貫徹しました。若者も、その親くらいの年代の労働者も、またおじいさんくらいの年代の人も一つになってがんばっていました。感動!デモ隊から湯気が立ち上っていましたよ。
でも、このデモで何と8名が不当逮捕されました。公安警察(私服刑事)はねらい打ち逮捕をしたのです。許せません!
若者がたくさん集まる渋谷、デモを見てこの若者たちは何を感じたでしょうか。考えるきっかけになって欲しいと願います。