とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2008年01月

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1月30日未明(午前1時半~4時)、パトリオット3ミサイルの自衛隊武山駐屯地(神奈川県横須賀市)配備反対闘争を闘いました。地区労の労働者や市民など60名が緊急結集して抗議行動をくりひろげました。以下、写真速報です。

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右翼が来ていると言って機動隊が阻止線をはって妨害。

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横断幕を広げて反対をアピール。

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地区労や平和運動センターの労働者も結集。

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地元の反基地団体もかけつけた。

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ゲート前では右翼団体が「日の丸」を振っての歓迎行動。

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搬入後、ゲート前に押し寄せて抗議。

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ゲート前で共同のシュプレヒコール!



 
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 1月26日(土)に東京・水谷橋公園で行われた「辺野古への基地建設、高江のヘリパッド建設を許さない!」集会とデモに参加しました。米軍再編によって、沖縄を始め全国各地で米軍基地の強化、米軍と自衛隊の一体化が進んでいます。その最先端の攻防である辺野古のたたかい、さらにその北部の高江(たかえ)のたたかいに連帯した行動でした。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の呼びかけで100名ほどで銀座へアピールデモに出ました。
 沖縄本島北部地域の東村高江地区では、民家のすぐ近くにヘリコプターの離発着基地が新たに6箇所作られようとしています。これに反対する住民の座り込みが昨年7月から続いています。「ヘリパッドいらない住民の会」の方から集会参加者へ電話メッセージが届きました。「座り込みは200日をこえた。4000人以上の人がヤンバルを訪れてくれた。また署名も2万を突破した。いつ工事業者が来るか、いつ防衛局が来るか神経をとがらせているが、学習会など重ねながら、このヤンバルが戦争につながらないようにがんばっている」。辺野古からも平和市民連絡会の方から電話メッセージが届きました。昨年4月から強行されているアセス法違反の事前調査、これとの粘り強いたたかいが続いています。
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 キャンプ座間(神奈川県)への米軍第一軍団司令部移駐に反対して、毎週水曜日に「キャンプ座間」バス停で座り込みをしている「バスストップから基地ストップの会」からもアピールがありました。「昨年11月、司令部発足の日にも、わたしたちの街を戦争の指令をだす街にしてはいけない!と呼びかけ、デモをした。意志を持った市民の行動に米軍は敏感だ。皆さん、座間にも来てください」。
 さらに、2月10日の市長選に向け、米軍の艦載機移駐にNO!をたたかう岩国市民のたたかいに連帯しよう!と岩国へのカンパが訴えられました。

 戦争につながる基地をなくそう!という沖縄の思い、私たちの願いは日米政府によって日々打ち破られています。基地の強化は、自然を破壊し、住民の生活を破壊し、労働者の権利を破壊しています。しかし、昨年11月、基地で働く労働者(全駐労)が賃金カットに反対して全国統一ストに立ち上がりました。世界的にも労働者がストライキで闘って攻撃を押し返しています。本当に基地をなくし戦争をとめていくために、全国の労働者・労働組合がこういう問題にもっともっと取り組んでほしいと強く思いました。
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 2月7日(木)には、高江の住民がヘリパッド建設反対の国会請願署名の提出に来られるそうです。その夜、6時30分から「ヘリパッドはいらない東京集会」(主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、共催:「ヘリパッドいらない」住民の会)が、全水道会館4Fで予定されています。





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1月24日午前10時すぎ、神奈川県の横須賀基地からインド洋にむけて海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」が出航しました。「給油は戦争だ!」「インド洋に行くな!」「自衛官は派兵を拒否して闘おう!」「労働者も連帯して闘うぞ!」と訴えて、早朝から神奈川県連絡会などの皆さんと一緒に抗議行動に立ちました。

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これはJR横須賀駅の看板です。

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駅前にある海軍カレー「スカレー」のマスコット。

朝7時半から最寄りのJR横須賀駅前で抗議のビラまきを行いました。通勤の労働者が学生、児童が次々とビラを受け取っていきます。

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「むらさめ」などが目の前に見える臨海公園に出ると、右翼団体などが「日の丸」を掲げて「激励行動」をやっていました。

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右翼の妨害を許さず、私たちは抗議のシュプレヒコールを続けました。

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石破防衛大臣など幹部を乗せた輸送ヘリが次々と目の前にやってきて着陸します。

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午前10時すぎ、「むらさめ」(101と書いてある)が動き出しました。手前の護衛艦の甲板の先端には自衛官が整列して「お見送り」をしていました。

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緊急の抗議行動で15名ほどの参加でしたが、冷たい強風が吹く中、3時間の抗議行動を貫徹してきました。本当に自衛艦の目の前での行動なので、多くの自衛官やその家族に抗議の声が届いたと思います。報道に寄れば、派兵恒久法案の制定に政府も動き出したとされています。自衛隊をイラク・インド洋から完全撤退させるまで、断固闘い続けたいと思いました。




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 昨日(1/21)、パトリオット3ミサイル(PAC3)の武山基地(神奈川)配備反対の防衛省行動に参加。これは地元の三浦半島地区労が軸になり、神奈川と東京の平和運動センター、フォーラム平和による要請行動です。福島みずほ社民党党首も参加しました。
 武山配備反対に取り組む百万人署名運動神奈川県連絡会も参加、呼びかけ人の岩井健作さんも参加されました。神奈川からの呼びかけで百万の共闘団体もかけつけ参加しました。
 申し入れは防衛省内の会議室で行われました。対応に出てきたのは、防衛局計画課・計画3班長の中間さん他6名。

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 冒頭、三浦半島地区労の三影議長が「1月末のPAC3の武山基地配備、8月の横須賀海軍基地への原子力空母ジョージワシントンの配備と、横須賀・三浦半島市民は大きな不安を感じている。PAC3配備はやめてもらいたい」と要請しました。あらかじめ提出していた要請書への中間班長の回答は「国際情勢を見れば、大量破壊兵器など危険があり、わが国の平和と安全の維持のためにミサイル防衛システムは必要。武山基地への配備は首都圏の防衛のために必要」というものでした。
 これに対し、いくつか質問が続きました。
●PAC3が向かってきたミサイルに命中したらどうなる?
答:ケースにより、装備品により、違うのではっきり答えられない。破片が落ちてくることを心配されているのであろうが、大量破壊兵器が着弾した場合の被害を考えれば、その効果はあるので必要。
●なぜ、新宿御苑にPAC3が展開したのか?
答:都心移動の際、最適な場所で迎え撃ちたい。広さと見通しが必要。万が一に備えて安全に運用できるか事前調査した。
●他にどこを想定しているのか?
答:詳細は答えられない。
●弾道ミサイルが発射されたら、どうなるのか?
答:普通のミサイルは10分くらいで着弾する。発射されてからの展開では間に合わないので、発射前にそれを察知できるように、国際情勢全般を常に見て事前に情報を収集しておく。
●事前の通知はしないのか?
答:調査の具体的な手の内を示したくない、安全にやりたいと考えて、今回は住民への事前通知はしなかった。今後についてはその時その時で判断する、ここではまだ言えない。
●横須賀の12月議会で武山基地への配備について国から何か説明があったか質問したところ、まだ何もないとのことだった。住民に何も説明がないままやるのか。
答:大幅に人や能力が増えるわけではない。安全をはかり、地元も皆さんに不安を与えないようにする。まず、県や周辺市の自治体の理解を得るよう説明していく。
●人々が集う公園をなぜ使えるのか?
答:今回は、公園の管理者である環境省の許可を得ている。
●実際にPAC3を使うときはどうなるのか?
答:法令、武力攻撃事態法などに基づいて土地の使用手続をとることになる。

 防衛省側は、PAC3について、PAC2の改良型であり新しい兵器でもなく危険でも何でもない。防衛のため、いざというときに使用できるように広い場所を探しているだけだ。と、いかにも軽く押し出していました。しかし、これは実に許し難いペテンです。今回のPAC3システムはイージス艦から発射されるSM3(スタンダードミサイル)システムと一体で、米軍の核攻撃戦略の一環を担うものです。集団的自衛権の行使を伴う戦争態勢へのものすごいエスカレートです。「国民を守る」というのは口実にすぎません。だから、“住民への説明”など眼中にないのです。このことを、つくづくと感じました。全く立場がちがう!

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 要請行動のあと、怒りは収まらず、防衛省の前で大きな声で「戦争絶対反対!」「PAC3配備反対!」「自衛隊派兵するな!」と仲間たちとシュプレヒコールをたたきつけました。




全国の皆さん、寒い中の街宣ごくろうさまです!
きょう(18日)から通常国会が始まりましたが、激動の2008年を闘い抜くべく、街宣用のビラをつくりました。がんばっていきましょう!
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PDFデータはここにあります↓↓↓↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/bira.htm


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