とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2007年04月

広島県連絡会の谷口恭子です。
広島でキャラバンを開始しました。今日は3カ所で街宣。とれた署名は110筆! 結構いい出だしかな。4月25日、朝7時半から街宣を開始。本日誕生日を迎えた伊豆さんが張り切って朝街宣。賛同人の男性3人と共に、JR西広島駅で、通学・通勤者に訴える。宣伝カーからの声が響く中、国民投票法パンフとビラを手渡す。足早に職場に向かう方が多いが、それでも10人の方が署名に応じてくれた。

9時から昼までは、市内の自治労や全自交などの労働組合を訪問。国民投票法が憲法改悪のためのものであり、国民がその内容を知る前に成立させてしまおうとしている安倍政権について訴え、署名の取り組みを要請した。賛同人になってくれた方一人。やはり、「キャラバン」での訪問は、私たちも相手も、ある種の高揚がある。

午後、伊豆さんに代わって谷口出動。横川駅で2時間の街宣。パンフをまきながら署名をお願いする。宣伝カーの声に耳を傾け、パス待ちの人がわざわざ寄ってきて署名してくれたり、人が「並ぶ」場面が何度かあったり。ほとんど絶え間なく署名に応じてくれる。嬉しい嬉しい! \(^o^)/

その後流しをする中で、賛同人の方の職場の前を通ると、わざわざ出てきて手をふってくれる!自転車で通る中学生?も手を振ってくれた!下田礼子さん宅ではおいしいジュースやクッキーも差し入れでいただいた。

休憩を挟んで、広島駅で1時間半の街宣。やはり、宣伝カーの声と、車に貼付けた横断幕が目立っていい感じ。こちらから声をかけなくても、宣伝カーの声を聞き、横断幕を見て、私を目指して来て署名してくれる人もいる。「9条を変えることに反対。この署名に応じない人がいることが不思議。頑張って下さい。」と現状への憤懣を訴えながら署名して下さる方も。

もちろん、確信的右翼、みたいな人が突っかかってきたり、ということもありました。それに、やはり「国民投票法案」については知っている人でも「聞いたことはあるけど中身は全く・・」という人が数名いるくらいで、全然知られてもいない。でも街頭でその説明をするのは難しい・・・というのが現状です。

明日も朝ビラから始めます。頑張ろー! o(^-^)o

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 愛知連絡会から、今日の名古屋公聴会闘争の報告をします。
 公聴会の会場となったKKRホテルは名古屋城本丸の目の前です。11時半に示し合わせて会場前には陣取ると、続々と抗議の団体がつめかけ12時前には150名に膨れ上がりました。「とめよう戦争への道!愛知連絡会」と「国民保護法制を考える会」が中心になって抗議集会と要請行動、傍聴と報告集会が終日闘われました。

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 ホテル前を埋め尽くした抗議団はマイクを一つにして「公聴会やめろ!」「憲法変えるな!」のシュプレヒコールで待ち受けました。この声に恐れをなしたのか、委員を乗せたバスは裏口からこっそり入らざるをえませんでした。
 愛知連絡会の司会で、要請行動に入る団体がアピールをよみあげ参議院の事務局責任者に手渡しました。
 要請行動を行なった団体は、とめよう戦争への道!愛知連絡会、自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会、国民保護法制を考える会、とめよう戦争への道!百万人署名運動・関西連絡会、同三重連絡会、九条の会、名古屋三菱・朝鮮挺身隊訴訟原告の各団体です。(アピール読み上げ順)

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 抗議行動に参加した団体のそれぞれ「プラカード」や「横断幕」を紹介します。
「戦争国家へ一直線 改憲手続法を廃案に」
「質問に答えられないのに採決するな!」
「民主党は審議に加担するな!」
「Abe,you are guilty of poison-ing peace.dont destroy the article-9」
 ハングルで「コジマルボテソ、ケホンハジマラ!(民衆をだまして改憲するな!)」、また、国会前の闘いを紹介した労組交流センターの「国会闘争速報カラー版」にもマスコミやみなさんが注目していました。

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 ホテル前に残った団体は、傍聴に入った7名と合流して公聴会を終えて出発するバスを取り囲むように抗議しました。「誰も納得していない!廃案にしろ!」のコールに包まれてバスは会場を後にしました。(15時半)

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 16時から道をはさんだ反対側の名古屋弁護士会館で報告会が行なわれました。
 公聴会の後述人であり日弁連憲法委員会事務局長(大阪弁護士会)の笠松健一さんから意見内容の報告があり、補佐人の田巻弁護士から全体の質疑についての報告がありました。「政党推薦でしか意見が表明できない。これでは広く意見を聴いたことにならない」「衆議院の公募意見で賛成は6名、反対は108人・・・それでも採決を強行している」「憲法とはなんなのか、今回のような国家権力の横暴に縛りをかけるのが憲法だ」「国民投票の三要件(①誰もが自分で判断できる情報の公開性、②自分の意見を正確に反映できる投票方法、③投票無効訴訟手続きの公平性)がまったく保障されていない」「教員や公務員がチラシをまいたり署名を集めることが罰せられるのか、罰せられないのか。はっきりさせていないのは法律失格」「運動の公平性を担保するためには、有料広告をやめて公費で運営すべき」「政権政党の思惑で簡単に変えられない硬性憲法になっているのに、最低投票率規定はないし、過半数についてももっとも変えやすいラインになっている」――こういう日弁連見解にそった意見を述べさせてもらいました。
 「4人の公述人のうち、3人ははっきり最低投票率が必要と言った。もうひとりも反対ではなかった。しかし、委員長はあいまいなまとめをしたようだ」「与党側の公述人からも、ここでの議論をセレモニーに終わらせないでほしいという提起があった」「いなべ市の市長からは、住民投票の経験から拙速な議論は避けるべき、肉親の沖縄戦の体験から憲法9条を変えやすくすることには慎重であるべきという意見があった」「自民党新憲法草案も基本的人権と平和主義を重んじているという田中委員の質問に、自衛軍の交戦権を認め、基本的人権を公の秩序の下におくことのどこが重んじているというのかと鋭く批判した笠松さんの意見にすっきりした」「重要な論点である運動規制のところまで議論がいかなかったくらい、他の問題も未決着という印象でした」・・・田巻補佐人から

 参加者からの意見や質問のあと、「国民投票法案の廃案を求める声明」を名古屋公聴会報告会・参加者一同(連絡先田巻弁護士)で採択しました。これは直ちに国会に送られます。明日25日にこれからの日程を協議すると言っています。今日の公聴会の様子から感じた疑問や「全国で公聴会を開け!」「質問打ち切って採決するな!」など意見をメールやファックスで各委員に送ってください。

画像 国会は異常な状態に突入しています。安倍与党が国会を私物化しているとしか言いようがありません。改憲投票法案について、4月12日・13日で衆議院の特別委員会採決・本会議採決を強行した与党は、週明け月曜日(4/16)の参議院本会議の翌日から、憲法調査特別委員会審議を6時間、7時間と連日入れて来ています。その日の審議終了後の理事懇談会で野党が反対しても審議を入れてしまうという強引なやり方です。採決に必要な審議時間を積み重ねようと必死なのです。

 こんなやり方で9条改憲の道が作られて良いのか!労働者・市民・学生・農民…すべての人々の未来にかかわる重要な問題が、一部の与党国会議員によって決められようとしています。こんな国会は許されない!9条改憲反対の多数派の声で国会審議をとめよう!
 兵庫県連絡会では「阪神間全駅で呼びかけよう!」と挑戦が始まっています。17日は神鉄-湊川公園から出発、鈴蘭台、鈴蘭台西口、北鈴蘭台、西鈴蘭台の各駅前を。18日は、山電-板宿スタ-ト、地下鉄-妙法寺、名谷、学園都市と。この2日間のキャラバンを含め「全駅踏破」署名は25駅終了、署名数は339筆になりました。    
 全国の街頭で、職場で、学園で、改憲投票法案反対!の声を巻き起こそう!

 参議院・憲法調査特別委員会委員名簿
 http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/siryou20070314.htm

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辺野古への基地建設を許さない実行委員会から緊急呼びかけです。ぜひご参加を!
 ★沖縄から東京行動をおこないます!
 ★米軍再編特措法案、沖縄・辺野古の事前調査を許さない4・18国会緊急行動に参加してください!
【東京行動の参加者】3名
  東恩納琢磨さん(沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団・団長)
  土田 武信さん(沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団・副団長)
  大西 照雄さん(沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団・運営委員、ヘリ基地反対協議会・共同代表)

【日程】4月18日(水)
 13:00 衆議院第1議員会館ロビーに集合
     同会館会議室(どこの会議室かは未定。仲介議員:赤嶺政賢衆議院議員)に移動
      ※但し、参加人数によっては、入れないこともあります。
 13:30 防衛省の説明(国政調査権による)
 15:00 環境省の説明(国政調査権による)
 18:30 衆議院第2議員会館前の路上に集合(多少の移動あり)
     米軍再編特措法案、沖縄・辺野古の事前調査を許さない4・18国会緊急行動

4月13日に衆議院本会議で可決された米軍再編特措法案は、「沖縄への負担軽減」と偽ることで成立させようとしていますが、辺野古への基地建設の促進を軸に、高江ヘリパッド建設やPAC3迎撃ミサイルやF22ステルス戦闘機の配備と自衛隊との共同訓練、そしてパラシュート降下訓練などの実戦訓練の強行が矢継ぎ早におこなわれるなど、基地の機能強化が先行的になされてきている沖縄の現実からは到底容認できるものではありません。
 とりわけ、辺野古への基地建設においては、どうにか進めようと政府・那覇防衛施設局が環境アセスメントの手続きに入る前から海域現況調査をしようとしています。現在、沖縄県に事前調査に入ることを伝え、「公共財産使用協議書」への沖縄県の了承を求めています。これを飛ばしては海域調査はできません。また、この「協議書」の備考関係書類には、使用の場所・目的・面積・期間なども記されていますが、反対運動に調査を阻止されるのを恐れて秘密にしています。県もそれに協力しています。
 今週にも県が協議書を了承する気配にあり、沖縄では事前調査が迫っていると訴えています。
 沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団は、4月12日に沖縄県・環境政策課へ、那覇防衛施設局が県に提出した米軍普天間飛行場代替施設計画にかかわる公共用財産使用協議書に対し同意しないことや、関連文書すべての公表を要請し、「事前調査は環境現況調査そのもので、アセス法違反だ」と訴えました。そして容認しようとする沖縄県に危惧し、急きょ防衛省と環境省を問いただす東京行動をおこなうことになりました。同監視団から防衛省・環境省の説明への参加が呼びかけられています。
 そこで私たちは、米軍再編特措法案と沖縄・辺野古の事前調査を許さないことを訴える、国会行動を4月18日(水)に下記の日程でおこなうことにしました。緊急ですが、ぜひかけつけて下さい。お知らせしてください。

 【呼びかけ】辺野古への基地建設を許さない実行委員会
        http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
        連絡先:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)
            市民のひろば(03-5275-5989)


画像 4月13日、政府与党は世論をいっさい無視して、衆議院本会議で「改憲国民投票法」を数の暴力で成立させた。国会前で連日のハンスト座り込みを行っていた「9条改憲阻止の会」は、このような反動国会に対し直ちに「参議院で廃案にするために、改憲阻止のたたかいを強めよう!全国的なうねりをつくろう!そのために力を合わせ努力しよう!」と新たな戦闘宣言をたたきつけた。国会にかけつけた一人一人が「たたかいはこれから、絶対に許さないぞ」と決意をうち固めた。

 この日の本会議はまた、その直後に「米軍再編特措法」も同様に成立させた。さらに、本来、常設の文部科学委員会で審議するはずの「教育3法案」を、毎日審議できる特別委員会を設置して審議することをやはり数の暴力で決めた。自衛隊を戦争の出来る軍隊にし、地方自治を解体し、愛国心教育を徹底させる安倍政権の「美しい国」の内実を如実に示した国会だった。そして、国会前にも安倍首相の応援団である右翼が「日の丸」を掲げて登場した。そして改憲国民投票法成立にバンザイをしていた。恐るべき国会の実態である。
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 来週の月曜日(4/16)午前11時からの参議院本会議直後から参議院の憲法特別委員会がスタートする。はじめに成立ありき、でガンガン審議日程を入れてくると予想される。全国の皆さん!安倍首相の野望をうち砕くために全力をあげましょう!まずは「改憲国民投票法案」が憲法改悪マシンであること、9条改憲をさせないためにはこの法律を作らせてはならないことを一人でも多くの人に訴えよう。百万人署名運動の改憲リーフをどんどん活用して下さい!

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