とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2007年04月

画像 4月キャラバン後半は24日、丹波、但馬。25日は龍野、相生、赤穂、宍粟へ。丹波市では労組への要請のあと、解放同盟支部の方といっしょに、地域の大型ショッピングセンター前で署名活動。大型店と言っても通る人はまばらでしたが、ほとんどの人が署名に応じ10分余で約40筆と、都市部との「数と率」の違いにびっくり。時間がなくすぐに朝来、養父市へ。豊岡市までは時間がなく断念、お願いしていた団体などへお詫びの電話を入れ、Uターン。朝来市では、勤評闘争をたたかった、という退職教員の方(賛同人、署名も多く集めてもらっています)が待っておられ、高齢にもかかわらず軽乗用車を運転して先導してもらい、恐縮しました。

 25日は、たつの市からスタート、4市職労、教会などを訪問しました。宍粟市でも賛同人の方と合流、市職労へ同行してもらいました。役所内や役所を訪ねてきた人にも顔見知りが多く、「頼むで」と声をかけられたり。9条改悪反対の集まりを今月末に立ち上げるとのこと。やはり、地域での運動が大切、と痛感しました。
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 2日間で8市町職労、3教会、2団体を訪問しました。即決で「憲法問題は、大事。やります」「とりくむ方向で執行委員会にはかりましょう」と言われた団体、労組もあり、「広い、県北、県西」を走りつづけた、疲れ甲斐がありました。9月、2月、4月と3度のキャラバンでようやく県内の大半の地域を回ることができましたが、丹波、但馬の北部、西播北部が一部残りました。

















 広島県連絡会の谷口です。
 4月27日(金)、キャラバン三日目。署名は二日目、4/26が93筆。三日目、4/27は107筆でした。今日は市内の大学を回りました。しょっぱなからガードマンが規制してくる大学もあれば、自由な雰囲気の大学もあり、なかなか面白い。

 ガードマンが血相変えて飛んできた大学では、結局敷地外で署名取り、パンフ配りをやることに。バスなどが着くと学生たちがぞろぞろとやってくる。明らかに教授と思える人が、ゼッケンを見て署名とカンパもしてくれたり。後半、大学職員が出てきて敷地の境界について確認し、「外でやられる分には構わないから。じゃあ、署名しましょう。」などと言って、出てきた二人の職員が署名していく。う~ん、面白い。
 他の大学では、ほとんどの学生がパンフを受け取ってくれたり、署名に群がったり。「9条は変えちゃいけんじゃろ。」「これを変えるなんて言う奴は日本人じゃない。」などなど。カバンに入れていたパンフでは足りず、車に取りに行ったり嬉しい悲鳴。

 今日も賛同人の職場の回りをくるくる回ってアピール。みんな聞いてくれたかな?
 明日はメーデーで署名取り。さらに午後は原爆ドーム前で、国民投票法案阻止の集会と市内デモ。頑張ろー! (^o^)/


 4月26日、キャラバン二日目の報告です。
 午前7時30分~9時、JR海田駅で街頭宣伝。宣伝カーを横づけしてパンフと4/28ビラを配布。(4/28は、憲法改悪、国民投票法案反対の原爆ドーム前での集会とデモ)

 近くにはマツダの工場もある労働者街。あまりに人が多いので駅からの出口一つしかカバーできませんでした。高校生が猛烈な勢いで駅から降りて来る。この若者たちが向かい合う社会が、「改憲か、それとも憲法改悪阻止なのか」と考えると、ビラ配布にも熱がこもる。南米からと働きにきていると見える若い女性の集団も目につく。ここは、いづれにしてもたった一回の街宣ではどうにもならない。

 午前10時~12時 広島市の東部にあたる地域の労組訪問。自治労関係の組合は「検討させていただきます」との壁をなかなか破れない。パンフは相当な数を配布。「ウ~ン・・・」職場前での署名活動でもやって、個人で署名を呼びかけてくれる人を見つけなければ・・・などと頭を巡らせながら移動。この日は民間労組を回る時間なくて残念。やはり再度のキャラバン訪問が必要だ。

 午後は宣伝カーの流しと街宣。通常やったことのない場所、しかも平日の昼間、どういう場所がいいか、流しをしながら見て回る。1カ所は、キャラバン初日に朝街宣をしたJR西広島駅でパンフ配りと署名取り。駅のロータリーの中に車をとめて声は流しっぱなし。バス待ちの人たちに一人ひとり声をかけると、声を聞いていてくれていて、すぐ署名に応じてくれる。「頑張って下さい。」「私は被爆者じゃから、戦争は絶対いけん。」「公務員が意見を言ってもいけないんですか?」などなど。署名をした後バスに乗って、中からわざわざ手を振ってくれるご夫婦も。

 その後、タクシーの運転手さんたちに訴えて回る。4~5人外に出てタバコを吸いながら談笑しているところに行くと「ワシは日本人じゃないけぇ。」「選挙権もないしの。関係ないわ。」と、在日の方々だと判明。それで、朝鮮戦争を狙う憲法改悪、、、と言ったことを話したら「カバチ垂れるな」と怒られてしまった。ハングルの勉強に朝鮮学校へ行っていることを話したら、「えぇ話じゃのう。」と今度は笑顔を見せてくれた。在日の方々からすれば、国民投票法はもちろん、憲法からも排除されている。単純に「憲法守れ」では、憲法を守れば守る程、在日・滞日外国人の人権を否定し続けることになることを改めて実感。その後、大型ショッピングモールの近くで街宣。以外と年輩の方の反応が悪く、若者が素直に応じてくれた。

 その後、18:30から、中国電力前での「チェルノブイリ事故21周年弾劾」の座り込みに合流。この間の原発事故、事故隠しに皆の怒りが集中!能面のような顔で見張っている中電の職員にホントに腹がたつ。被爆者やイラクの人々の思いを少しでも考えたことがあるのか! ヒロシマこそが怒ろう!

画像 宮城県連絡会から仙台公聴会への抗議行動の報告をします。
 4月24日(火)におこなわれた参議院・憲法調査特別委員会の仙台地方公聴会に対して、抗議の集会&デモ、申し入れ行動をおこないました。緊急の取り組みでしたが、仙台市職員労働組合、全金本山労働組合、東北大学学生自治会など30人があつまりました。
 集会では、アリバイ作りの公聴会なんか、断じて認められないこと、改憲と戦争に向かう安倍政権を打倒しようとうったえをおこない、ただちに繁華街へのデモ行進へと移っていきました。

画像 申し入れ行動には、公聴会の開催を聞いて何とかしたいという思いで会場に駆けつけた人びとも合流しておこなわれました。参議院の事務局に対して、申入書を読み上げ、国民投票法案が憲法9条を変えて日本が戦争に向けて進んでいくためのものであること、改憲に反対するものの運動を選別して禁止するものであること、公聴会が行われている事実すらほとんど報道されず、傍聴も制限され、意見も言わせない公聴会なんて、ただちにやめ、国民投票法案を廃案にせよと、強くアピールしました。
 抗議行動の様子は、地元テレビ局3社から取材を受け、テレビ報道されました。参議院での廃案に向けて、ともにがんばりましょう。
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4月24日、沖縄・辺野古基地建設のための事前調査が強行開始されました。
カヌー隊などが阻止行動に決起して闘い続けています。
琉球朝日放送のニュースビデオです↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/07-04-24-04001.wmv

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 とめよう戦争への道!百万人署名運動は5月19日(土)、「いまこそ改憲阻止へ!5・19全国集会」を開催します。会場は国会近く、三宅坂交差点の社会文化会館大ホールです(千代田区永田町1-8-1)。集会後は国会周辺をデモ行進します。百万人署名運動は今一度、9条改憲阻止の運動を地域からつくっていくために全国で闘います。5・19全国集会へのご参集を訴えます。

 与党は4月13日、改憲投票法の衆院採決を強行しました。9条改憲・戦争へ一直線に向かう歴史的な暴挙です。あくまで参院での廃案をめざし、怒りの批判と行動を強めていかなければなりません。
 安倍政権と与党は当初、自公民3党の賛成によって改憲投票法を成立させようとしていました。しかしそれよりも、与党案での早急な成立を優先したのです。「日本会議」に代表される極右勢力が「民主党に妥協しすぎだ」と自民党を突き上げたのは事実ですが、より根本は、労働者人民の反対の声が噴出する前に法案を通してしまえ、ということでしょう。労働者人民の闘いを恐れている証拠です。

 4月24日に自民党は「新憲法制定推進の集い」を開催、安倍首相は「憲法改正を必ず政治スケジュールにのせる」と表明しました。中曽根元首相も「改憲国民投票法が通れば、いよいよ憲法問題がみなさんのものになる」と、集会参加者に向かって反動的な檄を飛ばしています。安倍首相はまた、集団的自衛権を容認するための法整備や解釈改憲を急ぐことも発表しています。
 5月3日には「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根元首相)と「新しい憲法をつくる国民会議」(会長・愛知和男元防衛庁長官)が「新しい憲法をつくる国民大会」を、さらに「民間憲法臨調」(会長・三浦朱門)が同日、改憲のための「憲法フォーラム」を開催するとしています。改憲派の動きが加速しています。いよいよ改憲阻止の決戦本番です。

 改憲勢力が恐れているのは、なによりも労働組合の決起です。労組が改憲阻止を掲げてゼネストやデモに立ち上がれば、改憲阻止闘争は全人民的に発展します。また、学生の反乱、怒りの行動です。彼らは労組や学生の決起を恐れています。だから、「学校の先生が校門で改憲反対のビラをまけば、地位利用で違反になる」(自民党の船田議員。4月25日の改憲投票法案の参院審議で)などと脅しているのです。
 脅しや弾圧や破壊に屈せず、闘いを呼びかけ組織していけば改憲は阻止できます。
 闘いの場は職場であり、学園であり、国会であり、街頭であり、そして地域です。百万人署名運動は、9条改憲阻止の運動にあらゆる人々の参加を求め、地域から運動を起こしていきたいと思います。その取り組みに再チャレンジします。
 改憲投票法が成立すれば、7月参院選後の臨時国会から「憲法審査会」が設置されます。改憲原案の審査や提出の権限は3年間凍結となっていますが、原案の協議や議論は可能です。安倍政権は2010年の改憲発議、国民投票実施をもくろんでいます。
 今こそ改憲阻止へ! 5・19全国集会へのご参加を訴えます。

とき◆5月19日(土)午後1時30分~、集会後デモ行進
ところ◆社会文化会館(東京都千代田区永田町1-8-1)
【行き方】→http://www.syabunkaikan.org/Traffic.html
講演◆梅田正己さん(出版社「高文研」代表)「朝鮮有事と9条改憲」、ほか
主催◆とめよう戦争への道!百万人署名運動
参加費500円。託児あり



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