とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2007年02月

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昨日(2/15)、東京・イイノホールで開かれた弁護士会主催の憲法シンポジウムは、700人の会場がほぼ埋まる熱気のあるものだった。集会前半は国会議員の発言だったが、自民党・公明党・民主党・共産党・社民党と与野党そろってでミニ国会のようだった。社民党の辻元清美さは、改憲派は「時代が変わったから」と言うが「時代はくり返す」のだと言った。

姜尚中さん(東大教授)の基調報告の後、植野妙実子さん(中大教授)、前田哲男さん(ジャーナリスト)、伊藤真さん(伊藤塾塾長)を交えて「どうする、どうなる、憲法9条」のパネルディスカッションとなった。姜さんは、「ここ数年、朝鮮有事、第2次朝鮮戦争が起きるのではないかと危惧してきた。6者協議を新しいミッションにしなくてはならない。問題は憲法ではなく政治そのもの、政治的な構想力・世論の対アジア認識・外交力が問われている」と提起。シンポでは、この会場では改憲反対派はマジョリティだが、会場を1歩出ればマイノリティ。「改憲をとめるには、格差社会の中で疲弊している保守の岩盤にどうメッセージを伝えるかが重要」(姜)、「自由の対局に戦争があり、憲法の国民主権も基本的人権も、永久平和主義があって初めて保障される。9条を知らせ、生かす行動を」(植野)という訴えがなされた。
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憲法改悪に反対する皆さん!
与党と民主党による改憲手続き法案(改憲国民投票法案)の共同修正案が国会に提出されようとしています。与党と民主党は「5月3日までに成立させる」と言っています。

しかしこれは改憲推進法、改憲強制法です。学習会を開いて、反対運動を強めていきましょう。以下、百万人署名運動「全国通信」111号(07年2月号)の4~5ページをpdfファイルで提供します。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/111-4-5.pdf

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在沖海兵隊が13日午前、名護市キャンプ・シュワブ訓練水域の大浦湾で、パラシュート降下訓練を強行しました。1999年以来、8年ぶりの実施で、名護市長の中止要請を押し切っての訓練だったそうです。辺野古の命を守る会、沖縄平和運動センター、平和市民連絡会などが浜辺と海上で抗議行動を闘いました。平和市民連絡会の崎原盛秀さんは「実戦さながらの訓練で恐怖を感じた。政府が米軍に何も言えないので、県民が立ち上がらなければこの訓練は止められないだろう」と語りました。

この戦争訓練の直接の意味は定かではありませんが、イラク増派を強行し、イラン攻撃を準備し、朝鮮戦争情勢を進めようとしているものと認識すべきでしょう。こうした現実と向き合って沖縄県民は常に闘っています。私たちも闘いの陣形を強化していきたいと思っています。

琉球朝日放送のHP―テレビニュース
http://www.qab.jp/ASX/07-02-13-05.asx

オープンスペース街のHP
http://dugonghouse.at-ninja.jp/machi2007.2.6.html

あす15日(木)、「どうする どうなる 憲法9条」と題する憲法集会がおこなわれます。場所はイイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル7階)。主催は第二東京弁護士会(共催◆日本弁護士会・東京弁護士会・第一東京弁護士会)。パネリストは、伊藤真さん(伊藤塾塾長、法学館憲法研究所所長)、上野妙実子さん(中央大学教授)、姜尚中さん(東京大学教授)、前田哲男さん(ジャーナリスト・沖縄大学客員教授)などです。安倍政権も民主党も「改憲国民投票法を5月3日までに成立させる」と言っており、反対運動の早急な高まりが求められています。ぜひ参加しましょう!

イイノホール http://www.iino.co.jp/hall/map.html 

きょう、韓国放送通信大学のある先生が、事務所を訪問されました。マスコミからでは見えてこない、日本の改憲反対運動を取材したいとのこと。その先生によれば、日本の市民社会は韓国よりもずっと成熟していて、運動もずっと組織立っている。しかし韓国と違って、日本のマスコミはそうした運動をほとんど報道しないので、運動がなかなか広がらないようだ。でもいろんな努力をしているようなので、その実状を知りたいと、九条の会や、様々な市民団体をまわっている、とのことでした。2時間以上も話になりました。おみやげもいただいてしまいました。日韓の労働者市民の連帯はとても重要だと思います。わざわざおいでくださりありがとうございました!写真はいただいたおみやげ。
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