広島県連絡会の谷口です。
 4月27日(金)、キャラバン三日目。署名は二日目、4/26が93筆。三日目、4/27は107筆でした。今日は市内の大学を回りました。しょっぱなからガードマンが規制してくる大学もあれば、自由な雰囲気の大学もあり、なかなか面白い。

 ガードマンが血相変えて飛んできた大学では、結局敷地外で署名取り、パンフ配りをやることに。バスなどが着くと学生たちがぞろぞろとやってくる。明らかに教授と思える人が、ゼッケンを見て署名とカンパもしてくれたり。後半、大学職員が出てきて敷地の境界について確認し、「外でやられる分には構わないから。じゃあ、署名しましょう。」などと言って、出てきた二人の職員が署名していく。う~ん、面白い。
 他の大学では、ほとんどの学生がパンフを受け取ってくれたり、署名に群がったり。「9条は変えちゃいけんじゃろ。」「これを変えるなんて言う奴は日本人じゃない。」などなど。カバンに入れていたパンフでは足りず、車に取りに行ったり嬉しい悲鳴。

 今日も賛同人の職場の回りをくるくる回ってアピール。みんな聞いてくれたかな?
 明日はメーデーで署名取り。さらに午後は原爆ドーム前で、国民投票法案阻止の集会と市内デモ。頑張ろー! (^o^)/


 4月26日、キャラバン二日目の報告です。
 午前7時30分~9時、JR海田駅で街頭宣伝。宣伝カーを横づけしてパンフと4/28ビラを配布。(4/28は、憲法改悪、国民投票法案反対の原爆ドーム前での集会とデモ)

 近くにはマツダの工場もある労働者街。あまりに人が多いので駅からの出口一つしかカバーできませんでした。高校生が猛烈な勢いで駅から降りて来る。この若者たちが向かい合う社会が、「改憲か、それとも憲法改悪阻止なのか」と考えると、ビラ配布にも熱がこもる。南米からと働きにきていると見える若い女性の集団も目につく。ここは、いづれにしてもたった一回の街宣ではどうにもならない。

 午前10時~12時 広島市の東部にあたる地域の労組訪問。自治労関係の組合は「検討させていただきます」との壁をなかなか破れない。パンフは相当な数を配布。「ウ~ン・・・」職場前での署名活動でもやって、個人で署名を呼びかけてくれる人を見つけなければ・・・などと頭を巡らせながら移動。この日は民間労組を回る時間なくて残念。やはり再度のキャラバン訪問が必要だ。

 午後は宣伝カーの流しと街宣。通常やったことのない場所、しかも平日の昼間、どういう場所がいいか、流しをしながら見て回る。1カ所は、キャラバン初日に朝街宣をしたJR西広島駅でパンフ配りと署名取り。駅のロータリーの中に車をとめて声は流しっぱなし。バス待ちの人たちに一人ひとり声をかけると、声を聞いていてくれていて、すぐ署名に応じてくれる。「頑張って下さい。」「私は被爆者じゃから、戦争は絶対いけん。」「公務員が意見を言ってもいけないんですか?」などなど。署名をした後バスに乗って、中からわざわざ手を振ってくれるご夫婦も。

 その後、タクシーの運転手さんたちに訴えて回る。4~5人外に出てタバコを吸いながら談笑しているところに行くと「ワシは日本人じゃないけぇ。」「選挙権もないしの。関係ないわ。」と、在日の方々だと判明。それで、朝鮮戦争を狙う憲法改悪、、、と言ったことを話したら「カバチ垂れるな」と怒られてしまった。ハングルの勉強に朝鮮学校へ行っていることを話したら、「えぇ話じゃのう。」と今度は笑顔を見せてくれた。在日の方々からすれば、国民投票法はもちろん、憲法からも排除されている。単純に「憲法守れ」では、憲法を守れば守る程、在日・滞日外国人の人権を否定し続けることになることを改めて実感。その後、大型ショッピングモールの近くで街宣。以外と年輩の方の反応が悪く、若者が素直に応じてくれた。

 その後、18:30から、中国電力前での「チェルノブイリ事故21周年弾劾」の座り込みに合流。この間の原発事故、事故隠しに皆の怒りが集中!能面のような顔で見張っている中電の職員にホントに腹がたつ。被爆者やイラクの人々の思いを少しでも考えたことがあるのか! ヒロシマこそが怒ろう!