1月24日午前10時すぎ、神奈川県の横須賀基地からインド洋にむけて海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」が出航しました。「給油は戦争だ!」「インド洋に行くな!」「自衛官は派兵を拒否して闘おう!」「労働者も連帯して闘うぞ!」と訴えて、早朝から神奈川県連絡会などの皆さんと一緒に抗議行動に立ちました。
これはJR横須賀駅の看板です。
駅前にある海軍カレー「スカレー」のマスコット。
朝7時半から最寄りのJR横須賀駅前で抗議のビラまきを行いました。通勤の労働者が学生、児童が次々とビラを受け取っていきます。
「むらさめ」などが目の前に見える臨海公園に出ると、右翼団体などが「日の丸」を掲げて「激励行動」をやっていました。
右翼の妨害を許さず、私たちは抗議のシュプレヒコールを続けました。
石破防衛大臣など幹部を乗せた輸送ヘリが次々と目の前にやってきて着陸します。
午前10時すぎ、「むらさめ」(101と書いてある)が動き出しました。手前の護衛艦の甲板の先端には自衛官が整列して「お見送り」をしていました。
緊急の抗議行動で15名ほどの参加でしたが、冷たい強風が吹く中、3時間の抗議行動を貫徹してきました。本当に自衛艦の目の前での行動なので、多くの自衛官やその家族に抗議の声が届いたと思います。報道に寄れば、派兵恒久法案の制定に政府も動き出したとされています。自衛隊をイラク・インド洋から完全撤退させるまで、断固闘い続けたいと思いました。