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富山県からのお便りです。
 県内の40代のお母さんから、平和をつくる富山県連絡会に以下の手紙が送られてきました。高校を卒業し社会に出ようとしている息子に自衛隊から次々と勧誘が押し寄せ、戦争に向かっている国の現実に戦慄されたお母さんの衝撃が訴えられています。紹介します。

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子どもたちに迫り来る戦場

 この間から、私の高校3年生の息子に自衛隊から入隊しないかと連絡が来た。最初はハガキで、次は自宅のポストにパンフレットとティッシュが入っていた。そして先日、笑顔の爽やかな自衛隊の隊員が息子に直接会いに我が家へやって来たのである。「自衛隊は楽しいところですよ」とそれは礼儀正しい好青年であった。私は奈落の底へ突き落とされたような衝撃を受けた。
 今、国会へ派兵恒久法が提出されようとしている。何時でも何処へでも何人でも何時まででも、自衛隊を海外派兵できるという法律である。この法律が成立すれば、自衛隊は自由に北朝鮮へでも中国へでも派兵できるようになるのである。今までひとごとだと思っていた、イラクやアフガニスタンやインド洋の出来事が、自衛隊員が我が家に甘誘に来たことで、自分自身の問題となってきた。
 私は息子に自衛隊へは入らないでくれと、泣いて頼んだ。息子は小さい時から私が平和教育をしてきている。しかし多感な年代である。おそらく、息子の友人たちのところへも、同じことが行われているのではないか。友人の中には母子家庭で、その日の暮らしがやっとの少年もいる。成績が悪くて、良い企業へ就職することが困難な少年もいのである。息子がたとえ自衛隊に入らなかったとしても、もし大切な友人たちが入隊したら・・・・。私は子どもたちにおやつを作ってたべさせ、声をかけ、心をかけて彼らを慈しんできた。苦労して育ててきた大切な息子や少年たちをどうして戦場へなどにやることができようか。
 派兵恒久法を成立させることは、未来ある少年たちを将来戦場に遣ることにつながる。9条を変えれば、それこそなし崩しに少年たちを戦士にすることになるのだ。このことをマスコミは伝えない。国民が知らないうちに、大変な法律がどんどん出来ていこうとしている。
 私たちがまず声を挙げること。
 日本に戦争が来るのは時間の問題なのである。

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