東京北部連絡会からのお便りです。
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 2月15日(日)、池袋の会場に「裁判員制度はいらない!大運動」の山本志都弁護士をお招きして、学習講演会を行いました。当連絡会主催の集会は、昨年4月以来で2回目となります。当日は、集会に先立ってJR池袋駅東口で街宣を行い、行き交う人々に裁判員制度の問題点を訴えながら集会への参加を呼びかけました。残念ながら配布したビラを見て駆けつけた人はいませんでしたが、集会には20名が出席し、活発な議論が交わされました。
 裁判員制度についての批判は、裁判員に課される過重な負担を強調するものが多いように思いますが、私は、山本弁護士のお話を通じて、それ以上に問題なのは、被告人にとってきわめて不利な制度であることだと感じました。体感治安の悪化、被害者参加制度の導入などによって世論が重罰化の方向に傾く中で、公判の前に採用される証拠が決定され争点も絞られてしまって裁判の場で新たな証拠調べや証人を申請することができない、3日から5日というスケジュールで連日開廷されるため弁護士との十分な打ち合わせもできない、そんな条件の下で公正な裁判が行われるとは到底考えられません。
 それにしても、こんな制度が全政党の賛成によって成立し、最高裁や法務省・検察庁のみならず日弁連までいまだに推進の旗を振っているとは、何と理不尽なことでしょうか。まずは4・21集会に結集する、そしてたとえ5月の施行は止められなくても制度の廃止を勝ち取るまで粘り強く反対運動を続けていく、そのことを確認して集会を終えました。(北部連絡会G)


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