広島連絡会からのお便りです。
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 2月11日、東京から米山良江さん(「君が代」不起立被処分・再任用取り消し)を招いて教育労働者団結集会が行われました。会場は定刻には満員、通路に椅子を置く状況。
 米山さんは、03年10・23通達以来の闘いを振り返り、「都教委は不起立をゼロにしたかった。私たちの闘いは継続され勝利している」と勝利宣言!それと同時に「日の丸・君が代」不起立闘争を、裁判依存主義や市民運動へ変質させることを許さないと話されました。弁護士の中には不起立闘争にネガティブな態度を示す人たちがいるというのです。ならば何のための裁判なのでしょう。今日、鉄建公団訴訟の弁護団が「解雇撤回にこだわるのは玉砕だ」「今こそ政治解決の時だ」と言って1047名解雇撤回闘争を放棄したり、派遣村の代表たちが解雇の元凶である政府・資本に対して救済をお願いする運動を推進していることと通底すると思います。
 裁判にさえ勝てばいいのか?解雇した資本へどうして怒りを向けさせないのか?労働者は救済の対象でしかないと思っているのでしょう。労働者は何らかの解決金や救済を要求して闘っているのではなく、誇りをかけて資本・国家権力に対して決起しているです。労働者を救済の対象と見るのかそれとも社会を変える主体と見るのか、あらゆるところでこの見方が問われていると感じます。
 米山さんは発言の最後に、体制を維持しようとする組合指導部との激突をとことんやりきって分岐をつくりだし、ランクアンドファイルで労働組合を甦らせようと激を発しました。
 そして、基調提起は広教組の青年労働者。「管理職と体制内労働組合の言うことはまるで同じ、すべて労働者を賃金奴隷に縛り付ける鎖だ。現体制を改良して何とかなるという人もいる。自分たちから搾取する資本家を生きながらえさせるのか?すべての怒りを資本へ。不起立は現場からの資本・国家との直接対決だ。隣の労働者を信じて!信じて!信じまくろう!!」と09不起立闘争と熱い熱い団結を呼びかけました。

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 折りしも2月21~23日は広島で日教組全国教育研究集会が行われます。昨年、累積加重処分による解雇攻撃を打ち破った根津さんに、今年は分限解雇が策動されています。この根津公子さんと、支援する町田教組の「君が代」処分に関する2つのレポートが昨年に引き続き排除され、さらに今年は本人たちの参加IDカードさえ発行されていません。また、広島では全国教研への参加IDカード発行の条件として、一部組合員に「誓約書」の提出が広教組から要求されました。内容は「不規則発言等をしない・会場内外でビラ配布等をしない・組合の指示に従う」というもの。思わず会場から怒りの声が上がり失笑が漏れました。根津さんのレポートを排除しておきながら、本人のIDカードを取り上げ、意見を言いそうな者も誓約書で排除するなど、こんな都合のいい話はありません。昨年は町田教組のレポートが復活しましたが、このように弾圧は現場組合員の心に火をつけることと思います。
 そして圧巻は、教育労働者が並んでの不起立宣言。生きさせろゼネストとして、40秒のストライキを断固闘うことが宣言されました。「不起立をストライキと考えたことがなかった。ストライキとしてがんばりたい」、「一緒に不起立してほしい。今後仮に組合の統制処分になっても、一緒に闘ってほしいからだ。」と言葉を詰まらせて会場の仲間へ訴えられ、会場では目頭を押さえる人もいました。米山さんも「不起立宣言に感動したね」と言われ、不起立宣言した人も「すごくよかった。それは発言者がみんな生き生きと楽しそうだったから」と。文字通りの「団結集会」となったと感じました。
 不起立闘争は資本・国家とのガチンコ対決。思想信条の自由といった権利としての問題だけではなく、40秒のストライキとして生きさせろゼネストそのものです。これは道州制という公務員の半分の首を切る国鉄分割民営化と同じ攻撃を吹き飛ばす、最先端の闘いです。そして今や、アメリカの募兵管拒否闘争と結合し、国を越えて労働者として連帯する闘いにまでなっています。09不起立闘争=生きさせろゼネストを断固闘いましょう!(広島・教育労働者AH)