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 千葉県連絡会からです。

 昨年12月、主に百万人署名運動の賛同団体に裁判員制度反対集会実行委員会の立ち上げを呼びかけました。9団体7実行委員の参加を得て、1月15日の第1回実行委員会を皮切りに3回の実行委員会、2回の街宣、記者会見、デモコールなどの検討会を経て、様々な準備をしてきました。最後の2週には実行委員が手分けをして300の千葉県連絡会賛同人に電話で参加を呼びかけ、当日を迎えました。3月22日、千葉市内は悪天候の中でしたが、121名が集会に参加されました。

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 最初に、佐藤和利弁護士の講演です。裁判員制度の概要やその問題点などを分かりやすく話していただきました。
 次は裁判員候補拒否者のお話です。これは今までの各地の集会にはないプログラムです。実名を公表し、顔をさらして記者会見をされた勇気あるお二人の発言は感動的でした。元教師の方は「私は裁判員になりたくない、なれば重刑を下さなければならなくなる。裁判制度は良くならない。税金と時間の無駄遣いだ」。コンサルタント業の方は「裁判員法に疑問を持っている。裁判員の権限にも問題がある。拙速の法律化にも疑問、やり直すべき」と訴えられました。

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 さらに、裁判員裁判実施延期を求める千葉県弁護士有志の会の立松彰弁護士の報告を受けて活発な質疑応答。武内更一弁護士が質問に答えました。
 最後に本日から4・21、5・21に向けて新たな実行委員会への参加を呼びかけて集会を閉じました。
 強風でしたが、動労千葉の宣伝カーを先頭に、元気にデモをしました。会場から地裁前を経由して千葉中央公園まで。デモ終了後、市民ネット会議室で新実行委員会の第1回を持ちました。
 この集会には、県内外41名の方が賛同を表明されました。三里塚芝山連合空港反対同盟の方々をはじめ、遠くは岡山、愛媛、岐阜などからも賛同の声が届きました。

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