奈良からの報告です。* * * * * * * 
 百万人署名運動奈良県連絡会は、11月20日(金)、24日(火)と、奈良で最初の裁判員裁判実施に対する抗議行動を行いました。藤原好雄代表を中心に、会員の労働者も有給休暇をとって共にたたかいました。
 奈良での裁判員裁判は、集団強姦致傷事件で被告が4人。そのため20日に裁判員候補の呼び出し・選任手続きが行われました。私たちは20日、朝8時から近鉄奈良駅前で1時間のビラまき、街宣。その後、場所を奈良地裁前に移して候補者呼び出しの1時半までビラまきを行いました。通勤途上の労働者や市民の関心も高く800枚のビラがなくなりました。裁判所前では「(来年の)通知が来たけど私も反対。いややね」と声をかけてくる婦人もいました。マスコミは候補者への取材をしようと多数かけつけ、反対の声をあげる私たちにも取材してきました。
 120人の対象者に対しこの日選任手続きに来たのは49人で、そのうち、裁判所が重要な仕事などで辞退を許可した人が10人、不公平な判断をする恐れがあるとして不選任とした人が4人程度いたとのこと。さらに検察・弁護側双方が理由を示さず不選任を申し立てた候補者が約20人いたそうです。4時間にも及ぶ選任手続きには不満の声も上がりました。

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 初公判の24日も朝8時から奈良地裁前に集まり抗議行動。この日は私たちの呼びかけに、百万人署名大阪府連絡会なども参加してくれ、総勢20人でにぎやかにビラまき、アピール、小集会。裁判員制度の取材に訪れた関西のある大学の学生グループとも真剣に話し合いました。最後に地裁に向け「裁判員制度絶対反対!廃止しろ!」とシュプレヒコール。ビラも500枚まくことができました。
 今回は被告が4人もいるのに裁判はわずか5日間、実質審理は2日間しかありません。裁判員は、20日の選任手続きから30日の判決まで10日間も関わらなければなりません。本当にでたらめだし、「人を裁く」側に無理矢理動員して「お上」意識を植え付けようというとんでもない制度です。私たちも制度の廃止まで、全国の仲間と共に反対していきます。(奈良県連絡会 N)

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