今日17日の午後1時~3時まで、東京・渋谷ハチ公前で、裁判員制度はいらない!大運動の街頭宣伝がありました。10人ほどで10.20集会ビラやインコマンガをまき、弁護士が交代で裁判員制度の破綻性、問題点をアピールしました。昨日の有楽町マリオン前での街宣に続いての連続決起です。

熱烈に訴える高山俊吉弁護士
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 郵便不正事件で検事の証拠改ざんが明らかとなりましたが、これが検察の実態です。これまでも検察は一貫して都合の悪い証拠は隠し、都合のよい証拠だけ出すという横暴を行ってきました。こうした検事と裁判官と弁護士で密室で「公判前整理手続き」を行って、あらかじめ裁判の道筋がつくられた後の裁判員裁判で、真実を突き止めることはできません。ましてや、「迅速に」、「分かりやすく」、ということが優先され、裁判はまるでショーのようになっていると言われています。10月19日から、もしかしたら死刑求刑が出されるかもしれない裁判員裁判が東京地裁始まります。冤罪や死刑判決に加担させられる前に、裁判員制度を廃止しましょう!

インコさんがインコマンガを配っています。
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 10月20日(水)午後6時~、東京・弁護士会館2階クレオで「幕引きの秋(とき)裁判員制度10.20集会」が開かれます。メイン講演はドイツ文学に詳しい池田浩士さん(京都大名誉教授)で演題は「ファシズムは市民参加で!~ボランティアから裁判員まで」です。問題だらけの裁判員制度ですが、あのヒトラーのナチ党に通ずるものが?これは驚きです!しっかりと学んで、制度廃止への大きな力としましょう。映画「BOX 袴田事件 命とは」の監督・高橋伴明さんのビデオメッセージもあります。みなさん、ぜひご参加を!(S)

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