新潟100万は、1月15日、新潟市古町の繁華街で今年初めての街頭PRと署名活動に取り組んだ。新潟地方はこの日、今冬初めての大雪に見舞われた。街は渋滞、雪と寒波に襲われる中だったが、これを跳ね返して1時間半の呼び掛けを行い、市民にアピールした。
 参加スタッフは6人。目抜きの古町十字路に幟旗を立てて街宣の雰囲気を盛り上げた。署名板を用意して「アメリカによる朝鮮侵略戦争を許すな」「沖縄を侵略戦争の基地にするな」と働きかけた。ハンドマイクで一人が呼びかけ、チラシをそれぞれ配布しながらアメリカの朝鮮侵略戦争と日本の参戦に反対する署名を呼び掛け、今年こそがんばろうと声を挙げた(写真)。

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 新潟は朝鮮半島とは海を通じた対岸と近く、拉致問題の現地でもある。中国領事館移転問題では排外主義的動きも台頭している。大雪に出足が心配されたが、街はほぼいつもの人通り。「中国が攻めてきたらどうする」などと民族排外主義丸出しの人もいたが、高校生ら若者を中心に賑わい、戦争絶対反対の呼び掛けに署名は計52筆、カンパが2000円弱寄せられた。「沖縄に基地なんかいらないよ」と表明しカンパする壮年男性、「残念だが署名だけでは基地撤去できないが」など女性の積極的な声が届いた。(百万・新潟県推進委員会事務局)