7月21日午前、東京都の今年春の卒業式と入学式での「君が代」不起立などで不当処分された教職員のうち、退職者を除く3名の「再発防止研修」が、いつもの都教職員研修センター(水道橋駅すぐ)で行われました。午前9時30分から2~3時間かけて行われる「研修」は、いやがらせ・恫喝・転向強要そのもです。
 不当な研修に抗議し、闘う仲間を応援しよう、と研修会場前には朝早くから約100名の教職員・被処分者・市民が駆けつけました。

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 今回で8回目となる強制研修は、「服務事故再発防止研修」と言って、本来セクハラや体罰などで処分された人が受けるものです。今回のような都教委の不当な教育への介入=職務命令に、自らの良心に基づいて行動した教職員に対してなされるべきものではありません。都教委・校長の命令に従わないものはトコトン痛めつける、という石原・都教委のおぞましい本性が示されています。

 まず、都高教本部が抗議の申し入れ。
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 ところが、その後の被処分者の弁護団の申し入れには責任者が現れず。こんなのは初めてのことで、おかしいではないかと抗議。「担当者は出てこい!」 しかし結局、責任者は現れませんでした。

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 被処分者3人を送り出す。最初、都教委職員はこの3人に対しても「受講者であるかどうかわからない」と中に入れようとしなかったそうです。

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 不当な「研修」を強要されている仲間を激励。「がんばれー」「われわれは反省しないぞ」「都教委こそ反省しろ!」

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 激励リレーアピールで、根津さんも「職場でこの問題に向き合う仲間を増やしていくことが大事。不起立の闘いを持続していこう」と訴えました。

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